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ママは感染症になってはいけない生き物!?

みなさんは何人家族ですか?

うちは5人家族で、夫と3人の子供がいます。

私は体が強い方ですが、今までママというのは「感染症になってはいけない生き物」というスタンスでやってきました。

今回自分と家族のコロナ感染で体調不良に見舞われ、そのスタンスは自分の「こうでなければならない」という思い込みの一つだなぁと気がつきました。

そこで、我が家のやっと終わりを迎えたばかりのコロナ騒動と共にそんなお話をさせていただきます。


※コロナ関連の記事に触れたくない方がいらっしゃっいましたら、この先を読み進めるのは控えていただいた方がいいと思いますのでご了承ください。


家族が次々と発熱

その時は突然やってきてしまうのです。

長女が発熱

微熱と喉の痛みが出て、風邪かなと思っていたらみるみる熱が上がる。
最高40.1℃。
病院受診しコロナ陽性判明。

夫の体調不良

だるさと熱が出る前の違和感あり。咳出始める。
娘と同日、病院受診しコロナ陰性。

陰性だけど症状ありでグレーゾーン。そうなると、隔離と感染対策がややこしい。

私も発熱

喉の違和感を感じたが痛みなし。
娘の受診から帰宅後、なんとなくだるさあり。

夕方までゆっくり過ごし、寒気がしたので熱を測ると37.7℃。

あ、ヤバい。
やってしまった。

「ごめん、ママ37.7℃だ。」

「え〜っ!!」

家族から悲鳴が上がる。

とりあえず水とスマホ持って部屋に隔離体制を整える。

頭の中でぐるぐる思考がまわる。

「ああ、夕飯パパやってくれるみたいだけど、パパは体調大丈夫かな。長女の高熱は大丈夫かなぁ。

私がうつったらいけないのにどうしよう。

部屋の区分けどうしよう。

食材はネットスーパーで買うか。
洗濯どうしよう。
私がリビングに出ちゃダメか。

あ〜!もうなっちゃったものは仕方ない!

無理なところは頼るしかないんだ!

休も、、、」

夫陽性判明

微熱程度だけど、だるさが続いていた夫のコロナ陽性が判明。

前回は発症から検査までが早すぎてウイルス量が少なかったか?

私と息子陽性判明

私は39℃まで上がったり下がったりを繰り返し、寒気と暑さも繰り返していた。
周囲の病院がお休みで様子見る。

翌朝になって息子が39℃の発熱。
一緒に受診して仲良く陽性判明。

次女一人が元気

次女だけが全く症状なしで元気。

数ヶ月前にコロナを経験したので、抵抗力があるのか?

こうなってくると、もう元気な次女が逆に隔離必要になってくる。

コロナ陽性の両親が作ったご飯は食べたくないので、自分で買いに行ったり、簡単なものを作ったり、レンジでチンして食べたりして頑張ってくれた。えらい!


我が家のコロナ事情

ここ数年間家族がコロナになったのは2回、他の家族には広がらないよう細心の注意をして食い止めてきました。

それぞれが熱を出し、検査を受けた回数、受診した回数はもう数えきれないくらい。
自宅での検査キットも何度か使用しました。

そのたびに結果が出るまで隔離対策。
以前は検査結果が2日後だったりしましたよね。

状況の変化とともに、クリニックの駐車場で車の中で検査だったり、先生の診察はなしで自分で唾液をとるだけの検査だったり、検査方法も移り変わってきました。

ちなみに今回はクリニック内で検査を受け、先生の診察も受けられるようになっていましたね。

私の初めての感染

最初は39℃まで上がっても、咳や喉の痛みもほとんどなく、家事ができそうなくらいの調子でした。

翌朝微熱になった時は、そのまま改善するかなと余裕だったんです。

でもそこから39℃を繰り返すにあたっては、頭痛と喉の痛みも増し、食欲はなく何ともいえないだるさ。

そして解熱後も、だるさと気持ち悪さ、体力も落ちて動くとフワッとするし息切れ。

食事は1日でゼリー1個しか入らない時もあり、体重は5日で3.5kg減!

更に恐ろしいのは、体重がそれだけ減ったのに体脂肪率が全く減っていないこと!
(落ちたのは脂肪じゃないのね、、、)

なかなか大変な思いをしました。
これは高齢者や体力低下している人にはかなりきついと感じました。

私の思い込み

家族の誰かが具合悪くなっても、私が面倒を見ればいい。
でも、私が具合悪くなったらどうなるの?
とずっと思っていました。

ママならそういう心配している方はきっといらっしゃいますよね。

それは私だけではなく家族も

「ママだけはうつらないでね。」
「ママだけは元気でいてね。」
「ママが動けなくなったら困る。」

と心配され頼られるのです。

ましてやコロナだと隔離が必要で、その期間も短くありません。

体調悪い人でも食べられる物を配慮して用意したり、感染対策をしながらみんなに声をかけて区分けしたり、そんなことは自分じゃなきゃできないように感じていました。

それで、「ママは感染症になってはいけない生き物」という思いのもとずっと頑張ってきました。

その気合いが効いていたのかは分かりませんが、実際、私は熱を出したり体調不良もほとんどありませんでした。

なんでしょう。
この「生き物」というワードがしっくりくるのは、人間味を感じられないからでしょうか。

でも、もちろんママはロボットでも不死身でもありませんよね。


気づき

今回コロナにかかって、

「ママは感染症になってはいけない生き物なのに。なってはいけないのになってしまった。」

という罪悪感のようなものにかられました。

でもそれって、私の「ねばならない」の思い込みだと気がついたんです。

確かにママは元気が1番。
家族に頼られることもある。

でも、感染症になってはいけない生き物ってことある〜?

それは、ガチガチの固い頭で決めつけた思い込み。

私はいろんな思い込みに気がつきながら、少しずつ外していっているところです。

今回、

「あぁこんなところにもまだ私の思い込みがあったんだ。」

と気づけたのは良かったです。

気づけるとまた一つ肩の力が抜けた気がします。

自分のことになるとつい無理をしがちですが、これからは時には人を頼り、肩の力を抜いて生きていきたいんです。

その方が逆に強くしなやかにいられる気がします。

同じような思い込みに縛られているママが近くにいたら、

「気持ちはよく分かるよ。でもママだって人間だから体調悪くなる時もあるよね。無理しないでそんな時は周りを頼ろうよ。」

と言うと思います。

今回は家族が次々に具合悪くなってしまったけど、なんとかみんなで協力して乗り越えられました。

その時はその時でなんとかなるんですよね。
(もちろん家族には感謝しています。みんなありがとう、そしてお疲れ様。)

どこのママもきっとみんな頑張っていると思います。

お互い体調管理もしつつ、頑張っている自分を優しくいたわりつつ、無理せずやっていきましょうね。

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