これは私と私の未来のためのキロク/本・映画などから思ったことをつらつらと気が向いたとき…

これは私と私の未来のためのキロク/本・映画などから思ったことをつらつらと気が向いたときにのんびり更新中です

最近の記事

フフフ で 面白いですね。

最近、フフフと笑う機会が増えたと思う。 愛想笑いのフフフ。 心から思った時のフフフ。 そんなに面白くなかったのにフフフ。 フフフって強いなって思う。 最近、側から見たら面白くなくても、面白いですね、っていうことが増えたと思う。 本当に心から面白いですね、と思えた時。 状況が最悪でもそこから打破するのが面白いですね、と思えた時。 あぁ、人ってそう考えるんだ、という私が考えもつかなかった答えや行動をされた時に面白いですね、と思えた時。 面白いですねって強いと思う

    • 地味で平凡で長女な私

      最近のお気に入りは、梨木香歩さん、小川洋子さん、そして宮下奈都さん。 今回は、何度も何度も読み返しては自分の生き方を再考させてくれる本。久々に読み返して書き留めたくなったので書いておく。 スコーレNo.4 宮下奈都著。 文章がとにかく好き。人間描写や風景、あと言い回し。初めてこの本を読んだのは多分大学1年生とかそれくらい。 自由奔放で無邪気な妹、七菜の双子の姉、麻子が主人公。本人は妹に比べて自分は名前も容姿も性格も平凡で地味だと思って生きている。そんな麻子の中学校、高校

      • 熱いココアとこころもち

        入社して半年が経った。 入社してからはずっと試験と仕事に追われていて自分時間をつくれなかった。 ようやく試験がひと段落し、溜まっていたナニカは毎週旅行に行くことで発散し、ようやくその発散も落ち着いたので振り返ろうと思う。 試験が終わってすぐに祖父母に会いに行った。その後は実家に帰って懐かしい大学時代の劇団仲間に会った。その次はずっと心待ちにしていた大好きな人のLIVEに行って大好きなライブ仲間に会った。 私が会いに行ったどの人にも聞かれた。 社会人どう?会社どう? 私

        • 世界最速で最高なおじいちゃん

          やっと終われていたものが終わって肩の荷が降りた気分。やらなきゃいけないのに先延ばしにしていたことが今、押し寄せているけどそんな合間を縫って映画と本三昧。映画館でスパイダーマンも観たし、お勧めされてたバーフバリも気になっていたずっと独身でいるつもり?も観たけど、この作品から書き留めておこうかな。 ちなみに本は小川洋子さんの口笛の上手な白雪姫と左巻健男さんの世界史は科学でできているを読了しそう、こっちも終わったら書き留めねば。アニメはドクターストーンと王様ランキングを最新話まで

        フフフ で 面白いですね。

          原作 風の谷のナウシカ読了

          本ではないけどずっしり重い漫画を読了したのでキロク。ジブリの映画で有名な風の谷のナウシカだけど、本当は原作があって、一部しか映画になっていないとのことだったので、原作の漫画を読んでみた。 原作は全7巻あって、映画になったのはたった1~2巻とのこと。めっちゃ重かった、いや、本当重たかった。映画なんて序の序すぎてみんな読んだ方がいいよっていう大作だった。これが名作って呼ばれるものだ、、、と素人の私でもわかるくらい。40年前に描かれていることが恐ろしい。沈黙の春の時もそう思ったけ

          原作 風の谷のナウシカ読了

          唐組・第67回公演 「ビニールの城」

          初めて、劇団唐組の公演を観劇。劇団の名前は知っていたけど、アングラ演劇の代表というイメージが強く、さらに私はアングラ演劇を苦手としていたから観にいったことがなかった。 まず、舞台が印象的。テントで動くって話は誰かから聞いたことがあったけど、実際に設営のお手伝いをしてびっくりした。 まず、テントはこんなにも重く男手が必要なのか、と感じたこと。 ただ広げて終わりではなく、様々な骨組みで固定していくこと。 本当にオールスタッフオールキャストでフル稼働していたこと。 舞台の

          唐組・第67回公演 「ビニールの城」

          彼女は頭が悪いから

          「彼女は頭が悪いから」姫野カオルコ著 読了これはとある事件を元にして作者がフィクションとして書いた話。東大の学生がいわゆるFランの女の子をわいせつした疑いで逮捕された事件。 後書きにある公判での証言は私にとっても興味深かったし作者がこの本を書く大きなきっかけでもあったのだろうな。 久々に心にグサグサくる本を読了。寝る前に読み進めていたのだけど、終盤を読むにつれて眠れなくなるほどいい意味で後味悪い、嫌な感じの本。ここまで心が抉られたのは宮部みゆきの「ソロモンの偽証」を読んだ

          彼女は頭が悪いから

          グランドイリュージョン

          2013年に公開された映画。アマゾンプライムにおすすめで出てきたから見よっかなと思って軽い気持ちで観てしまった。 思ったことをつらつらとミスディレクションが今回のキーワードであったが、私は見事に騙されたー!! そこまで気が回らなった!っていう人が黒幕で、でも思い返せばかなり露骨に伏線が張られてたけど、登場人物(というか怪しい人)が多すぎて気に留めていなかった、、、 正直な感想を言うと、それぞれの登場人物キャラが濃くて、その人達における心理描写が物足りなかったかな、という

          グランドイリュージョン

          オレンジの壺

          1993年発刊、宮本 輝のオレンジの壺を読了した。簡単なあらすじと今の私が思ったことを記しておく。夫にわずか1年でつまらないと言われ離婚された商社の娘、佐和子。そんな折、ふと今まで気にもとめていなかった亡き祖父からの遺言の品である祖父の日記を思い出す。 読んでいくとそれは祖父が今の商社を立ち上げるべく、奮闘した渡欧日記だったのだが、そこには驚くべき事実が隠されており、日記一つに一喜一憂される物語。 思ったことをつらつらと渡欧日記だからとにかくヨーロッパに行きたくなって

          オレンジの壺

          えんとつ町のプペル

          予告を見た時から窪田正孝と芦田愛菜ちゃんの声優が思ったより上手!と気になってようやく鑑賞。絵本は読んでいないので全てが初めて。 映像や声優軍は良かった!予告通り二人はとっても上手だしプロの声優を使ってないわりにはまあ観られる作品だったと思う。(コナンのゲスト声優よりは断然良い) 映像も絵本のようなえんとつ町が綺麗に再現されていてとっても良かった。えんとつの雰囲気や光、ゴミの感じ、繊細に描かれているなあという印象。映像はすっごく綺麗だった。ワクワクする街の作り方は絵本と同じ

          えんとつ町のプペル

          建築学生が経営学を学ぶということ

          井上達彦著の模倣の経営学(2017年日経BP社)を読了した。私のアルバイト先の社長が以前オススメしてくれたもの。 建築と経営ってどういうこと?って最初はおもった。そりゃまだ社会に出ていないペーペーの私からしたら建築なんて設計ができれば設計事務所、体力があればゼネコンでしょ。経営って経営学んだ文系よりの話じゃななくて?って。 だけど読めば読むほど面白い! この本でも大事って言ってるけど何も模倣は同業者に限らないし、むしろ同業者じゃない方が新しい視点で物事を見ることができる

          建築学生が経営学を学ぶということ

          しあわせの絵の具

          前々から気になっていた「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」を鑑賞。2018年に日本でも公開されていて、私の大好きなアーティストがオススメしていたので一度観てみたいと思っていたのをようやく。 主人公はカナダ人の画家 モード・ルイスで演じたのはシェイプ・オブ・ウォーターでも有名なサリー・ホーキンス。この方、本当演技が天才的に上手すぎる。シェイプ・オブ・ウォーターを鑑賞した時も思ったが、この映画は動きや仕草、笑い方なんて本人にそのものだった。エヴェレット・ルイス(

          しあわせの絵の具

          ハジマリ

          始まりはいつだって突然で 私がnoteを使おうと思ったのも 空から雨が降ってくることも 一杯のあつい珈琲が飲みたくなるのも ”予感”があるようでそれは突然降ってくる 気ままに読んだ本や思ったことを つらつらと綴っていく そんなものがあってもいいかなぁと。 綴ったキロクをいつか見返した時、その時の私は また違った視点で同じ本を読んだり考えを持っているのかもしれない。 もしかしたら何年経っても変わらないのかもしれない。 分からないってワクワクするもの キロ

          ハジマリ