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世界最速で最高なおじいちゃん

やっと終われていたものが終わって肩の荷が降りた気分。やらなきゃいけないのに先延ばしにしていたことが今、押し寄せているけどそんな合間を縫って映画と本三昧。映画館でスパイダーマンも観たし、お勧めされてたバーフバリも気になっていたずっと独身でいるつもり?も観たけど、この作品から書き留めておこうかな。

ちなみに本は小川洋子さんの口笛の上手な白雪姫と左巻健男さんの世界史は科学でできているを読了しそう、こっちも終わったら書き留めねば。アニメはドクターストーンと王様ランキングを最新話まで観て、鬼滅の刃とルパンとコナンを追っかけ中。うむ、忙しいな?

でもやっぱりこの映画を書き留めておきたい。これは、人にお勧めされて観たのだけどとってもよかった!

2005年上映「世界最速のインディアン」

主演がアンソニー・ホプキンスさんで、羊たちの沈黙ってアカデミー賞かな、主演男優賞取ってる人。が、とにかく良かった。まず、どこか憎めない主人公、なんだかんだみんなが助けたくなっちゃう主人公を見事に演じてたし、出会う人々との会話がものすごく自然で、ドキュメント、、、?ってなるくらい。

あらすじとしては、バイクの改造が大好きなニュージーランドのおじいちゃんが、インディアン(愛車)がどれだけ早く走れるのか、知りたいって言ってアメリカのソルトレークかな?でそういう速さの記録を出す大会みたいなのがあるんだけど、それに出場するっていう話。これは、実話を元にした話でだいぶファンキーなおじいちゃんだったけど、実物はもっとファンキーらしい!びっくり。ただ、だいぶ脚色されているみたいで、映画自体はフィクション。

バイクの速さを競うだから、バイクとか車に興味ない人は観ても?ってなると思ったけど、全然そんなことなくて、むしろロードムービーっていうのかな?要はその大会に出るまでのお話が主で、その大会会場にたどり着くまでの話だから、どっちかっていうとおじいちゃんと一緒に旅してる気分。慣れない土地でぼったくられたり、英語が訛ってて聞き返されたり。てんやわんやあるけど、結局最後はみんな憎めなくてお節介焼いちゃう、みたいな素敵な人との繋がりを描いてる映画だった。すっかりのめり込んじゃって2時間強があっという間だった!

思ったことをつらつらと

さっきも書いたけどとにかくアンソニーホプキンスが良すぎて泣けちゃう。最初に近所の子どもと会話しているシーンがあるんだけど、ものすごく自然で。それでいてファンキーなおじいちゃんで。バイクの改造が趣味でいつかはアメリカにある大会に出たいと思っていた矢先、心臓病?狭心症?かな?とにかく病気で倒れちゃって、バイクに乗るのはやめたほうが良い、って医者に言われるんだけど、悔いが残って死ぬくらいなら行ってしまえ、みたいな感じでニュージーランドの大体は知り合い、みたいな町を出てアメリカの大会会場を目指すっていうそもそもがすごく良いなと思った。何歳になってもやっぱり向上心じゃないけど、何か目標に向かい続ける人でありたいなと思った。元気の秘訣はタバコを吸わないからだって映画の中では言ってたけど、多分目標を持つ力もだよなとも思ったり。

あと、とにかく旅行したくなったな。アメリカについてから、てんやわんやあって土地の習わしとか知らないから宿泊場所がラブホだったり、道中の家の人に泊めてもらったり。その中で出会う、名前も作品中では出てこないような人との出会いが旅したい気分にさせるし、一人旅でふらふらしてた時を思い出すな。出会った人とはそれっきりな感じで伏線回収みたいなのも特にないんだけど、(ニュージーランドの家の隣の少年以外)それが旅の出会いってそういうものだよね、って物語っている感じがしてよかったな。

長くなっちゃったけど、結構お勧め映画なのでまた観たいな。気分的には旅したい気分で人の優しさに触れてみたくなった時、かな?あ、あとは自分がどうしたいのかわからなくなった時に見ると見つめ直せる気がするな。


画像引用元https://www.amazon.co.jp/ 


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