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    長岡ゼミのnoteマガジンです。 Vol.1、Vol.2、と定期的に文章を投稿していきます。

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    F&Nは長岡研究室で発刊しているマガジンです。 Foot&Networkの略であり、半年間の活動で出会った人や活動について紹介していきます。これまでは冊子の印刷をしていましたが、オンラインでの発刊を行います。

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    法政大学長岡研究室のゼミ生のブログです。 カフェゼミや越境先で思ったことを自由に書き綴っています。

最近の記事

新たな場所で、新たな人と出会う

今年の夏休みに読んだ『WORK SHIFT』で挙げられている「三つのシフト」の中で、私が1番気になったのは【第二のシフトー孤独な競争から「協力して起こすイノベーションへ」】という部分であった。私自身は「ビッグアイデア・クラウド」を築けているかというと微妙だが、「ビッグアイデア・クラウド」とはこういうものだろうかと考えるきっかけをくれたのは3x3 Lab Futureであった。 私は時々、3x3 Lab Futureで開催されるイベントに参加したり、お手伝いとして参加したりす

    • "いる理由"を自分でつくる

      ゼミに入って約1年半が過ぎたが、3年生として過ごした昨年と4年生となった今年ではゼミでの自分の行動が少し変わったように思える。それは、単に4年生になったから?カフェゼミの運営で忙しくなったから?初めて副ゼミ長になったから…?何だかそれだけじゃない気がしていた。 自分でも「なんか積極的に動くようになったな」と思っていた頃、6月29日に渋谷ヒカリエで530week代表の中村元気さんをゲストに迎えたカフェゼミが開催された。中村さんがゴミ拾いの活動を始めたのは、「この街が好きで、こ

      • "モノの消費の仕方"を見つめ直す[Footwork & Network vol.25]

         「こんにちは!長岡ゼミの学生さん?」  昨年の6月、初めて鎌倉にあるエシカル商品のセレクトショップ「えしかる屋」に訪れた際、最初に話したのがえしかる屋のオーナー店長の黒崎さんだった。昨年の4月にゼミに入って、越境をどうしようかと考えていた時期に、ゼミでゲスト講師としてえしかる屋プロデューサーである稲葉さんがお店のことを紹介してくれたことを思い出して、「1回実際に行ってみよう!」と決心したのがきっかけだ。事前に稲葉さんに連絡を取ってアポを取っていたものの、1人で初めての場所に

        • 色んな考え方があっていい

          4月13日、今年度最初のゼミが始まった。今年は、初めて新歓を教室で開催することになった。 新歓は、ひとグループ5人ほどに分かれて、お菓子を食べながら対話をする時間だった。先生が考えたトークテーマに沿って1人ずつ話していく。その中で、「チケットを2枚もらえるなら?」というテーマがあった。私が「ライブのチケットが欲しい」と言い終えたら、「2枚目は?」と聞かれた。私は、友達と2人で行く気満々だったのだが、他の人は「2種類のチケット」について考えていたみたいだ。 私は、一瞬自分が解釈

        新たな場所で、新たな人と出会う

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        記事

          予測不可能を楽しむ [Footwork & Network vol.24]

          3月21日、レアルマドリード・ファンデーション・フットボールスクール東京晴海校にて、JWFA主催のウォーキングサッカーのイベントが開催された。今回のイベントは、普段のウォーキングサッカーのイベントとは一味違う。3月21日は「世界ダウン症の日」ということで、「ダウン症のことを知ろう」というイベントだったのである。そこで、今回のF&Nでは、このイベントで出会ったワハハ本舗の俳優・佐藤正宏さんを紹介しようと思う。佐藤さんは、俳優として活動しつつ、様々な場所で紙芝居を披露している方で

          予測不可能を楽しむ [Footwork & Network vol.24]

          無駄かもしれないし、無駄ではないかもしれない

           12月8日に行われたオープンゼミ(読書会ワークショップ)に向けて、私はPJメンバーとなった。PJメンバーは4人。プロジェクトが始動してから、オープンゼミ当日まで2週間もなかった。さらに、「何も決まっていない状態から何かを創り上げる」という経験が私たちには無く、何をどうすれば良いのかわからず、最初はかなり戸惑ったのを覚えている。それでも、「面白いものを創ってみたい」という思いはあった。そして、先生とも何回か対話をすることで、少しずつ前に進んでいった。カフェゼミのコンセプトにつ

          無駄かもしれないし、無駄ではないかもしれない

          皆で楽しく、健康に[Footwork & Network vol.23]

           今回のF&Nでは、日本ウォーキングサッカー協会(通称:JWFA)の理事である佐藤光則さんとの出会いを紹介する。 きっかけ 私事ではあるが、今年の7月に一度体調を崩してしまい、体力がガクンと落ちるといった経験をした。それが自身の「健康」を見つめ直すきっかけとなった。しかし、健康のために自分で運動しようとしても、筋トレは三日坊主、走るのは大嫌い、続けられるのは犬の散歩程度。高校のときまでやっていたサッカーも、観る専門になっていた。そんなある日、ふと思い出したことがあった。いつ

          皆で楽しく、健康に[Footwork & Network vol.23]

          新たなモノの見方

          女子"なのに"「女子力」がない、男子"なのに"「女子力」がある。そんなことを、つい口走ってしまいがちである。「女性らしさ」に囚われたくないと思っている反面、心のどこかで「女子力がない」ことがシコリとなって残ってしまう。しかし、女子"だから"、男子"だから"、得意不得意を判断するのではなく、結局は個人の好みなのだと思う。誰かにとって「可愛いもの」は、誰かにとって「かっこいい」ものなのかもしれない。そして、「可愛いもの」としか思っていなかったものが、誰かと対話することで「かっこい

          新たなモノの見方

          年齢制限がないスポーツ

          シニアになってもスポーツをすることができるのは、体を動かすことが好きで、体力がある人だけだと思っていた。だから、例え学生時代に運動部に入っていたとしても、部活を引退してスポーツから離れてしまう人が多いのではないかと感じる。私もそんな中の一人だ。しかし、あまり知られていないだけで、"誰でもできるスポーツ”は存在している。体力に自信がなくても、一度も経験がなくてもできるスポーツである。また、"誰でもできる"というのは、シニアも若者も"一緒に"できるという意味である。今まで、スポー

          年齢制限がないスポーツ

          始めてみるからわかること

          ぼくは35歳。これからが人生だ。/『フリーエージェント 社会の到来』p.87 何か新しいことを始める前に不安になることは、誰もが経験すると思われる。私も知らない場所で新たな人に出会うことに臆病になり、その場に行くことを諦めてしまったことが過去に何度もある。しかし最近、始めてみて、失敗したらやり直せばいいと思えるようになってきた。それは、自ら道を切り開くフリーエージェントの働き方の事例をいくつも知ったからである。本の中に出てきたフリーエージェントの人々は、過去に企業に勤めてい

          始めてみるからわかること

          輪の広がり[Footwork & Network vol.22 No.1]

          F&N(Footwork & Network)とは、新たに出会った人との出会いから、気づいたことや考えたことを文章にするものである。今回のF&Nでは、えしかる屋プロデューサーの稲葉さんとの出会いを紹介する。 きっかけ稲葉さんと最初に出会ったのは、4月のゼミであった。オンラインで、鎌倉にあるえしかる屋の店内をゼミ生に紹介してくれたのであった。それまでの私は、「エシカル...?聞いたことあるような?環境に良い商品だっけ?」といったように、稲葉さんの話を聞くまではエシカル商品に対

          輪の広がり[Footwork & Network vol.22 No.1]

          評価されなくても誰かのために

          「経営組織論」の授業では、最初に「G&N(GOOD & NEWの略)」という「24時間以内にあった良かったことや新しいこと」をツイートするようにと言われている。そして、7/19に「経営組織論」の春学期最後の授業が行われ、先生はツイートが成績評価に関係しないことに改めて言及した。私は、「G&Nは特に授業に関係ないけれどそれでも毎回書きたくなるのは何故だろう」と考えた。そして、「G&N」を書くのは、「G&Nを書くのが楽しい」というよりも、「他の学生のG&Nを見るのが楽しいから自分

          評価されなくても誰かのために

          コップの水が溢れる前に

          6月、自分が病気であることが発覚した。 先生と今後の活動について面談をした際に、「体調も"サステナブル"であることが大切」ということを教わった。コップの水は溢れてしまったら取り返しがつかないが、コップの中で増減しているうちは"サステナブル"な状態であるということであった。私の場合、溢れてから気づいたのである。水が溢れる前に気づいていれば、治療ではなく予防ができたかもしれない。後悔はしたが、これを機に満杯になっているコップの水をスッキリ減らせるんだと前向きに考えることにした。こ

          コップの水が溢れる前に

          "答えのない問い"に対しても...

          5/26のゼミでは、皇居東御苑に行き、3〜4人に分かれて「スリー・テン」というゲームに取り組んだ。「スリー・テン」とは、"答えのない問い"である。私は、「決まった答えはない」ということを頭の中では理解しつつも、「この答えでいいのだろうか」「他のグループはどんな答えを選んだのだろうか」と不安を感じていた。その後、先生から「問題解決症候群」についての話があった。「問題解決症候群」とは、「問題には必ず唯一の正解がある」と思い込んでいる状態のことである。その時に初めて気づいた。「あぁ

          "答えのない問い"に対しても...

          マイペース?いや、マイセンス![Footwork & Network vol.21 No.1]

           F&N(Footwork & Network)とは、新たに出会った人との出会いから、気づいたことや考えたことを文章にするものである。私にとって初めてのF&N、今回は長岡ゼミの仲間である、おぐらとの出会いを紹介する。 なんか、面白そうな人だな... 長岡ゼミは、先輩後輩関係なくタメ口で話すため、皆から呼んで欲しい呼び名は自分で決める。最初の顔合わせの際に、多くのゼミ生は迷いなく「○○と呼んでください!」と言った。ほとんどのゼミ生が下の名前を呼んで欲しいと言っている中、おぐら

          マイペース?いや、マイセンス![Footwork & Network vol.21 No.1]

          「耐える」への慣れ

           「授業中は座って話を聞く」「授業中は何か食べるのはダメ」。学生なら当たり前のことに感じるだろう。私もそうしてきたし、「そうしなければいけない」と思っていた。しかし、長岡ゼミはゼミ中に飲食可能であるし、ストレッチするために立ち上がってもいいという。4月から長岡ゼミに参加した私は、「そんなこと授業でしていいのか?」と率直に思った。だが、注目すべきところは「授業中に立つこと」でも「授業中に飲食すること」でもない。私たちは、いつの間にかに"耐える"ことに慣れてしまっているということ

          「耐える」への慣れ