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NORi
2021年2月25日 20:46
この平凡な日々の中で ただ前を向いて歩くそんな当たり前が なんと困難なことだろう僕は足を無くした子供みたいに 明日を夢見て泣きじゃくる掌に納まるものなど何もなく 心はぽっかり空っぽだ君の頬に触れたくて 伸ばした腕はガラクタでからからと音を立てて 転がり落ちたのは両の目だ真っ暗闇で彷徨う声は 誰の耳にも届きはしない始まりがないものだから 終わりがなくて果て
2021年2月23日 22:57
「こんばんわ」小さな女の子が僕に声をかけてきた。「今日も遅かったね。お腹すいたけぇ、はよーご飯にしよーや。」彼女はなぜか流暢な広島弁で話しかけてきた。そもそも、なぜここに小さな女の子がいるのか。いやいや。小さなと言っても小さいにもほどがある。「小さな女の子」と聞けば、年の小さな女の子を想像するだろうが。そんな単純な話ではない。ここは、僕が一人で住んでいる一軒家。仕事から帰って
2021年2月22日 06:55
大人になるという現実を 何を持って証明しよう ケラケラと子供みたいに笑って ウダウダと子供みたいに泣く 気に入らないと泣き叫び 暴れてわがまま突き通す 大人になるという現実を 何を持って証明しよう 腹の中ではぐるぐると 真っ黒のくだらなさが回り 天辺に開いた口の中からは サラサラと嘘八百を吐く 悟ったふりをしては 出来損ないの自分を嘆く 大人になるという現
2021年2月18日 20:14
渇いた身体がキシキシと崩れるように衰える誰が見る目も考えず我が道進んで振り返る後悔なんてモノはもうカラカラに渇いた砂のよう焦る気持ちを引きずりながら永い時間を生きていくあの頃見ていた夢なんてとっくの昔に見えなくなったそんな僕らの未来の先は未だ見えない先の先涙を流して転がりながら僕らは仲間と笑っているよ
2021年2月8日 23:41
ここに居ない誰かに届く言葉を紡ぐには僕は何をすればいいのだろうここに居ない誰かに届けたい言葉があるから僕は今日も泣き笑い貴方を想い、生きている
2021年2月7日 23:36
大好きな人に褒められたくて今日は少し頑張ったこんな単純な自分を今日は昨日より好きになれた
2021年2月5日 00:55
2021年2月3日 23:04
空はよく晴れている今日は洗濯物もよく乾くだろう冷たい風は変わらずに終わらない冬を感じさせるベランダは軋む静かな部屋にも響くように珈琲は一人分ドリップすれば事足りる始まったばかりの今日の終わりを待つ一日の始まり
2021年2月2日 22:34
君に、伝えたいことが沢山あるのですそれでも、臆病な僕は言いたいこと半分で口を閉じる大好きだから、嫌われたくなくてそんなことで嫌いにならない君だと知っているのに愛想笑いで誤魔化す僕はいつまでも君を、忘れられないでいるんだ