オリーブ

特徴

モクセイ科の常緑高木。実がオリーブ・オイルの原料や食用になるため、広く栽培されている。葉が小さくて硬く、比較的乾燥に強いことからスペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されている

歴史

日本では江戸時代に平賀源内がホルトノキをオリーブと誤認して栽培に取り組んだ。本格化したのは明治41年当時の農商務省がアメリカ産オリーブの試験栽培を開始。栽培地として指定したのは香川・三重・鹿児島の3県です。その中で、香川県の小豆島のみが栽培に成功し、現在は香川県を含む四国全域、で栽培されている

生産地

香川県、広島県、熊本県
イタリア、スペイン、ポルトガル、ギリシャ、チュニジア、トルコ、シリア

2/3がヨーロッパ州に集中している

栄養素

ポリフェノール、ビタミンE、βカロチン、食物繊維、オレイン酸、カルシウム

効果

抗酸化作用、免疫力の向上、便秘予防、肌の健康を維持、生活習慣病の予防、動脈硬化予防、悪玉コレステロールを減らす

違い

ブラックオリーブとグリーンオリーブの違いは実の熟成度。
ブラックはクセがなく穏やかな味わいとあっさりした香りがない、グリーンは渋みと塩味を強く感じ香りがよく、オリーブオイルの原料として使われる