ショウガ
特徴
多年生の草本で暖地や温室で栽培される。地下に横たわる根茎は多肉で淡黄色をしており辛味と独特な香りがある。産地により香りの傾向が異なり、アフリカ産は樟脳のような匂い、インド産はシトラールの匂いに特色がある
歴史
日本では2、3世紀ごろに中国より伝来したと言われ、奈良時代には栽培が始まっていた。古事記に関する記述が残されている。インドでは紀元前300 - 500年前にはすでに保存食や医薬品として使われ、中国でも論語の郷党編の中で孔子の食生活にはじかみの記述があり、紀元前650年には食用として利用されていた
生産地
高知県、熊本県、和歌山県、宮崎県、千葉県、静岡県
インド、中国、ネパール、ナイジェリア、タイ、バングラデシュ
栄養素
カリウム、亜鉛、銅、マグネシウム、食物繊維、リン、ビタミンB1、B2、C、E、ナイアシン、葉酸
効果
疲労回復、吐き気抑制、胃潰瘍防止、ガン予防、発汗作用
調理
料理においては臭い消しや脂の酸化防止効果がある。生のまま摂取するよりも乾燥させたものか加熱調理することでより身体を温める効果が大きくなる
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