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「8分で煮魚は美味しくなる!」

「僕の料理note」76品目

<イラストレシピ/© 2022もりおゆう 水彩/ガッシュ>


料理は楽しく早く! をモットーにお届けしている僕の料理note。

今日の一品は、「カレイの煮付け」

小料理屋さんで出てくる様な魚の煮付けというのは中々難しいと思っていませんか?

でも、8分手を動かせば、必ずいい線行きますよ!

Point1
フライパンでやると上手くいきます。
必ず皮目を上にして、ひっくり返さないで仕上げて下さい。
中火で、とにかく8分間煮汁を肴に回しかけ続けるだけです。
よく落とし蓋をして煮ると言いますが、料理は手を掛ければ必ず報いてくれます。ただし、必ず煮汁をご自分で作って下さい。市販の蕎麦つゆを使うと、いくら煮詰めてもトロミは出ませんのでご注意ください。

Point2
魚の大きさや煮詰める濃度にもよりますから、醤油とお砂糖などの分量は適宜調節して下さい。カレイなどは、それ程コッテリと仕上げないので薄めの煮汁から詰めます(イラストには醤油大さじ3とありますが、一切れでしたら醤油大さじ2を基準にしても構いません。)。メバルなどはトロリと濃いめの方が美味しい様です。この辺りはお好みで。
要するに醤油:(砂糖+みりん)=1:1になっていれば良いのです。
水とお酒を1:1にしてありますが、全部お酒にするともっと美味しくなります。安い魚なども水を使わず、醤油と砂糖、みりん、お酒で煮るだけで美味しくなりますよ。

Point3
魚を煮過ぎない事。
魚は煮れば煮るほど不味くなります(鯖の味噌煮を除く)

Point4
お豆腐は、水が出ますから慣れないうちは魚と一緒に煮るのはやめた方が無難です。別の小鍋で豆腐だけ煮ておいて、最後に魚の煮汁を少量加えて一煮立ちさせてから魚の脇に盛りましょう。

8分の手間を惜しまなければ、大抵は上手く出来ます。
美味しくできるとお料理上手間違いなし!


*ちなみに、僕はこれを鯖の切り身でやって、トロッと煮詰めて頂くのが大好きです。

<©2022もりおゆう この絵と文は著作権によって守られています>
(©2022 Yu Morio This picture and text are protected by copyright.)

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