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「みんな路上アーチストだった」昭和の街角
「僕の昭和スケッチ」イラストエッセイ136枚目
![](https://assets.st-note.com/img/1651923139392-hHeACgABn4.jpg?width=800)
ローセキという柔らかい石でみんなが路上に絵を描いていた時代があった。
ローセキの値段は覚えていないが、何しろ現代でも1本30円程度だ。
昭和の御代なら相当安いものだったと思う。
潜水艦や、鉄人28号、アトムにゴジラ、、、僕らは何でも描いた。
だが、昭和30年代をピークに次第にローセキ遊びは衰退していった。
車の往来が激しくなったから?
テレビが普及して子供が家の中にいる時間が増えたから?
町内会というコミュニティの衰退? そもそも子供が減っていったから?
理由はよく分からない。
みんなが路上アーチスト、さしずめ元祖バンクシー(^。^)💧だった時代だ。
*ローセキ(ろう石)
蝋のように半透明で、やわらかい石.
本来は建築用資材/筆記用具. 建設現場や鉄工所などで作業のための記号や指示を鉄板やコンクリートに記入するためのもの(Wikipediaより)
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