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【YouTube大学まとめ】ワイン③『被害総額120億円!偽造ワイン』3/3

お好みを聞かれたとき、なんと答えますか?
甘口、辛口、ボディを説明できるようになりましょう!また、今も問題になってるルディー事件を知っておいた方がいいのではないでしょうか?

【YouTube大学まとめ】はマガジンにてまとまっています!
最後のあとがきに僕の想いを書いてます!

今日はこの動画!

カリフォルニアワインを甘く見ていた人たちが、衝撃を食らう事件が起こってしまった!

前回では、フランスとアメリカを比較しました。

その時、ある事件が起こりました。

1976年 パリの審判 カリフォルニアvsフランス

これは、カリフォルニアワインがいけてるらしいけど、どんなもんなのか見てみようという記念イベントです。

フランスで行われ、審査員もフランス人、そして、エントリーしてるワインは4大シャトーです。
審査員はブラインド(目隠し)で審査し、点数をつけランキング発表しました。

第1位カリフォルニアワイン 4大シャトーを抑え1位に

大番狂わせがあったのです。アメリカのマスコミもまさか勝つとは思っていなかったのですが、1社だけ参加しており、その1社が事件だ!と全国に発信しました。

『フランスは熟成を売りにしてるから、30年後もう一度。』これを言い訳に幕は閉じた。

そして実際に、リベンジマッチが開催されました。

2006年 パリの審判30周年記念 第1位カリフォルニアワイン

もう一回アメリカが勝ちました。

フランスがダメというわけではありません。ですが、アメリカのワインも、『もうここまで、きてるよ』ということを知らしめたのです。

5大シャトーに『ムートン・ロスチャイルド』が加入

ムートン・ロスチャイルドはどちらかというと、イギリス系のところだったため、認められていなかったのですが、ロビー活動を経て、5大シャトーに入ることになりました。

ムートン・ロスチャイルド(フランス)とロバート・モンダヴィ(アメリカ)が手を組む

フランスの超老舗と、アメリカの有名な実力のある会社が手を組み、作ったワインがあります。

手を組み生まれたのが『オーパス・ワン』

名前だけは知ってる人も、高級というイメージを持ってる人も多いとおもいます。

このワインは、手を組み生まれたのです。
ラベルの絵も、2人の人が交差するような絵が使われています。

ニューワールド『オーストラリア』は土地探しで見つかった

カリフォルニアの中でも、良かった土地がナパバレーです。
そうなると土地が高騰するため、金持ちたちは、他の土地を探しました。そうやって見つかったのがオーストラリアです。

ボルドーやナパバレーと似た気候で作れるため、高品質かつ低価格で出回りました。

ニューワールド『中国』はLVMHが開発

あのドンペリニヨンをもっている、LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)が中国でワインをつくり、『アオユン』が高額で落札されました。

イギリスも地球温暖化でいいのが作れるようになった

地球温暖化により、南のほうなら作れると開発が進みました。

ニューワールド『日本』は酷評。味が薄い、匂いがしない

日本のワインは、数年前まではずっと酷評されてました。

日本はどちらかというと、日本食に合うようなさらっとしたワインを作っていたらしいのですが、それがヨーロッパでは全く受け入れられなかったのです。

2018年に基準が厳しくなった

日本は法律、基準が甘く、無添加や国内産と言っても違っていました。それが、やっと2018年、厳しくなりました。

ごく最近の話なので、これからが楽しみです。

パーカーポイントの点数は信頼できる。

ロバート・パーカーという男性は、世界で最も影響力のあるアメリカのワイン評論家です。元々は弁護士で、友達にワインの点数をメールで送っていました。それが信頼できると評判が上がり、お酒関係者に配られるようになりました。

それが次第に、ヨーロッパにも広がり、そのパーカーポイントによって、ワインの値段が変わるようになりました。

今では、パーカーさんが点数を出してから、シャトーが値段を決めるそうです。今はそれが調べると全部出てくるそうです。
投資になるので、こういうのがあるとありがたいですよね。

SWAG(スワッグ)という投資対象にワインが入っている

S シルバー
W ワイン
A アート
G ゴールド

この4つは投資対象で、スワッグと呼ばれています。

パーカーは『味の5要素』を見ている

お好みを聞かれた時に、うまく言葉にできませんよね。
それは評価軸を知らないからです。それを知っていきましょう。

①甘味・・・甘口か辛口かは、糖分をどのぐらいアルコールに変えるかどうか

ワインは、糖分をアルコールに変えて作ります。
辛口は糖分をほとんどアルコールにしたものを指します。

②アルコール度数

糖分と、表裏の関係になっています。

③酸味 料理によって合わせる

料理によって、酸味がある方が合うというものもありますので、出るものに合わせましょう

④タンニン 渋み

これも料理との相性により、相談していきましょう

⑤ボディは感触や重厚感と和訳

これは一番よくわかりませんよね。重め、軽めといわれても...という感じではないでしょうか。

表現が難しいのですが、感触や重厚感と和訳されます。

フルボディ 濃くて強い。アルコール度数も高く感じる
ライトボディ 少しさらっとしていて、色も薄く、軽い

カベルネ・ソーヴィニヨンは、フルボディと分類され、ピノ・ノワールの若いものはライトボディと表現される。

2012年ルディー事件が発覚

アメリカにいるアジア系の人で、ルディーというワイン愛好家がいました。ルディーは2001年からオークションで高級ワインを落札し始めた。そして、2004年には派手に落札していきました。

BYOB(Bring Your Own Beverage)というワイン好きの会などもしたのち、ルディーはワインを売る側に回り始めました。

オーナーズコレクションと言い、それを手放すからどうぞというのがありました。

ところが、年を重ねるうちにワイン偽造を疑われ始める

偽物だったり、買った人から偽物なんじゃというのがちょくちょく出始めました。

2012年 FBIが自宅を突入 高級ワインを偽造

いろんなボトルがあり、それを自分で偽造とする工場となっていました。いろんなラベルを、偽札のように作っていたのです。

ルディー自身、味はわかっていたので、チリの安いワインに、ポートワインやスパイスをいれ、似ているものを作っていたそうです。

それで、約120億を儲けたそうです。

問題は、600億円分のワインが世界中に出回っていること

未回収だそうです。そして、主にアジアに行っているそうです。ですが、中国ではありません。中国では、少し前に偽物が流行り、取り締まりを厳しくしていたので、なかったそうです。では、どこか・・・

この本いわく、日本に来ている

だからこそ、高いワインを買うときは、ちゃんとしたところから買いましょう。

最後までありがとうございました!

個人的な感想

ワインに関しては、通っている学校が特殊でワイン製造の授業がありました。そこで、ある程度の知識は学び、実際にブドウから作っていたので、同世代の人よりかは知識があるとおもいましたが、全然そんなことなかったです!こんな歴史は全く知らなく、めちゃくちゃ面白かったです!

特に、ボルドーはシャトーに、ブルゴーニュは畑に格付けしてるのは、納得がいきました。あとは、パリの審判やルディー事件も知らなかったです!ルデイー事件に関しては、ナウな話なのでこれからニュースとかでもされるかもしれませんね。早く見つかるといいです!

入門編にはもってこいな内容だったのではないでしょうか!
これを覚えてワインを飲みにいきたいものです!

みなさんはいかがだったでしょうか!
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あとがき

僕は小さいころから新しいことを知るのが好きです。
学生時は勉強法を知るのが好きで、よく中田敦彦さんの勉強法やプレゼンなどを見てました。そんな中田敦彦さんがYouTube大学を開き誰でも見れるようになりました。

そしてその内容は、本の要約、解説。

僕自身本が全く読めない性格で、長文は苦手です。
ですが、YouTube大学はめちゃくちゃ分かりやすく、ワクワクします!
だからこそ、そこでの学びをnoteを使って整理したいと思いました。

noteで整理することにより、文字で見れるようになります。そうすることで必要な部分、大切なポイントを簡単に見れます。長文が嫌いな人向けに、目次をうまく活用し、目次を見るだけで理解できるようにします。

これの活用法は、動画の学びをより脳に定着させることです。僕もそうですが、学びを見ても次の日には半分くらいは忘れてしまいます。それを思い出すために動画を見直すのは、時間がかかりますよね。でも、付箋のようにメモが残ってれば思い出せます。それがこのnoteになります。
応援よろしくお願いします!

参考文献

「世界のビジネスエリートが身につける教養としてのワイン」渡辺順子(ダイヤモンド社)


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