何を取り入れるかよりも大事なことは、何を手放すかだ
教訓の1つに『今日という日は今までの選択でできている』というものがある。この言葉に出合った時は、なんかもう耳が痛くてしょうがなかった。でも同時に真理だとも思った。
今から4年前、私はどんよりした気分で朝を迎え、朝食を楽しむまもなく電車に飛び乗り、まるで苦行な仕事にいそしみ、叱られ、テンションが下がりながら帰りの電車に乗り、近所で唐揚げ定食を食べて、明日の支度をして眠る…をひたすらループしていた。
一言でまとめると、たいへん不満の多い毎日を送っていた。
なんでこんな未来になってしまったのだろう———
元を辿れば、それは自分が何気なく下してきた選択にあった。
朝早く起きるという選択
苦行とみなしている仕事を続けるという選択
得意ではなく苦手と向き合うという選択
時間に追われるスケジュールを生きるという選択
我慢をするという選択
つまり『たいへん不満の多い毎日を作り上げるための選択』を自分自身が下し続けていたのだ。
こりゃ、マズいなと。
このままじゃどんどん私の理想郷から遠ざかっていってしまうと思った。
よし、理想の日常を手に入れるための選択をしていこう。明るい未来に繋がりそうなことをどんどん取り入れていこう!!23歳の私はベッドの上で拳をにぎりしめて固く決意する。
それからというもの、たくさん本を読んだし、ユーチューブでこの人の考え方素敵だという人の言葉をたくさん聞いたし、好きな本の作者さんの講演会に参加した。カフェで自分時間をできるだけ過ごした。理想の未来に繋がりそうな選択はたくさん取り入れた。
うんうん確かにいい気分になってきた。
なんかちょっと成長した気がしてきたぞ…!!
だがしかし、勤務日がやってくる度にテンションが下がってしまう。
どうでもいいゴシップや悪口が耳に入ってくる度に覇気がなくなっていく。俗にいうお局的な女性の機嫌を取るのもしんどい。苦手なことをやって怒られるのもやるせない…
私は思った。
本をたくさん読んだとて、素敵な人の声をたくさん聞いたとて、作者さんの講演会に参加したとて、カフェで自分時間を過ごしたとて「この日常」がメインで存在している限り、台無しになってしまうなと。
そんな時、当時よく観ていたユーチューバーのカナダ人のお兄さんがこんなことを言っているのを聞いた。
この言葉を聞いた途端、答えが分かった気がした。私は綺麗な水を濁った水の上に注ごうとしていたのだと。
自分のためになりそうなこと、幸せに繋がりそうなものを取り入れる前にすべきことがあって、それは、自分にとってよくない選択や物事を手放していくということ。
お兄さんのアドバイスは効果的面で
これはいらない!ほしくない!なくなればいいのに!無駄かもしれない!という選択や物事を思い切って手放せば手放すほど、不満の多い日常から遠ざかっていった。
この時に学んだことは
何を取り入れるか、やるかよりも大切なことって
【何を手放すか、やらないか】
ということで
不満の多い日常を作るための選択———つまり、嫌なことをするとか、嫌な人に会うとか、我慢をするという選択を手放すということが、その反対の日常を作ること
つまり、快適度の高い日常を作ることにつながっていくんじゃないかということ。
何を取り入れるか・やるかはその後に考えるのがいいのかもしれない。
最後に、選択力(何を手放し、何を残すか)を磨くためにものすごくいい練習になったと思うトレーニングを紹介したい。
それはズバリ、断捨離。
クローゼットを開ける、台所の棚を開ける、お風呂場に入る。とにかく、家中のありとあらゆる扉をバタバタと開けていく。
すると、案外いらないもの・使ってないものが出てくる。
それがなくなるまで、数回に分けて断捨離祭りを開催する。
よっぽど大切なものでない限り、心を鬼にして、モノがやってきた経緯を深く考えずに「使うか・使わないか」で振り分けるのが吉(^ω^)
これは、自分にとって何が必要で何が必要じゃないかを見極める力をつける上ですごくいい練習になった。
最後に、いらないものをかき集めて
売れるか・売れないかに分ける(最重要)。
売れるものは売って、そのお金で幸せを買う。
素敵な喫茶店の珈琲でもいいし、食べたかったランチでもいいし、読みたかった本でもいいし、素敵なお洋服を買うための足しにしてもよし。
そうすることによって
自分にとって必要ないものを手放した数だけ、必要なものが手に入れられるいうことが体験できるし、慣れると日常生活にもちゃんと反映されていくので、ぜひとも試してみてくださいな♡
今日も読んでいただき、本当にありがとうございました!
よいゴールデンウィークをお過ごしください♡
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