明日の自分を困らせない生き方をする
最近、つくり置きたるものを始めた。
八百屋に買い物に行くのは土曜日。その日は1週間分の野菜やお肉をまとめて買う。
エコバッグいっぱいに入った食材を一気に冷蔵庫に詰め込むと、あら不思議。
どこに何があるか分からない状態となり、気がつけば野菜がシナシナになっちゃってたり、賞味期限が切れて泣く泣く捨てることになるのだ!
それに仕事から帰ると料理を1から作る気力がない日だってあって、そんな日は外食に頼りがちだ。
そんなこんなで、わたしは土曜日の晩に1時間だけ『できる範囲の仕込み』をすることにした。
野菜は前もってザクザクと刻んで洗って、イケアの可愛いらしいジップロックに保存しておく。
そうすると、いつでもすぐにフライパンにかけることができる。
もやしは先に茹でちゃって、醤油と七味と胡麻油で和えてタッパーに入れる。(これが美味い)
ナスは炒めて麺つゆと七味をかけて冷蔵庫にしまう。(これも美味いそして簡単!)
きゅうりやキャベツも先に刻んで、いつでもサラダとして召集できるようにしておく。
そしたら、だ。
1時間の手間が、1週間を救ってくれたのである。
パッと取り出して食べられる状態というのは、こんなにも楽なのか…ということを思い知った。
フードロスも無くなり、美味しいご飯を素早く食べることができた。外食も減っていった。
時間もお金もセーブできて、いいこと尽くめだった。
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私は、夏休みの宿題を最後の1週間で泣きながら片付けるタイプだった。
生粋の先延ばしタイプである。
しかし、先に楽をして時間に追われまくった結果
私のやってることは、借金をすることと似ているんじゃないかと思い始めた。
借金は、先にお金を借りることによって何かを得ることができる。しかし後から返済に苦労する。
同じように、やるべきことを後回しにすることによって、先に時間を得ることができる。
しかし、後から時間に追いかけられる運命が待っている。
そしてそれは私から余裕をも奪い取るのだ。
今日の作り置きは、明日の私をとっても楽にしてくれた。
なんてことない些細な日常のアクションだけど
『今日の自分が楽をして明日の自分が困る』というオチに慣れ切っていたわたしが
『今日の自分が頑張って明日の自分が喜ぶ』を、実感することができた。
何とも気持ちよかった。
そこには余裕があった。
いきなりだが
30代になったとき
20代のわたし、アリガトウ!
おかげさまで今楽しい!
と思えるような生き方をしたい。
それを実現するには、まず日常の修正からだ。
明日の自分を困らせる生き方から
明日の自分に感謝される生き方にシフトすること
それを1ヶ月、1年、5年と続ければ
きっとそうなるのだろう。
できる範囲からがんばるぞ〜!
メモ: 未来の自分を困らせない。
喜ばせられるように今日をすごす。
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