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友達と遊んだ日の記録。ワーキングホリデーの1番の醍醐味とは
昨日は、先週参加したイベントで知り合った韓国人の女の子:セイジとジェーンと一緒にランチをして、コーヒーを飲んで、ビンテージショップ巡りをした。
2人とはイベントの終盤に出会ったのもあって、ほんのちょっとしか話してない。
でもなんだか仲良くなれそうな予感がした。
セイジはメルボルンに来たばかり。
まだ友達いないんだよね…!って呟いてたので
だったら友達になろ!近々コーヒーでも飲みに行かない?と友達に立候補し、
隣にいたジェーンもわーい行こう行こう!と。
こうして3人のグループチャットが結成され、ぴったり1週間後に私たちは再会を果たしたのだった。
ランチをしながら
「この1週間どうだったー?」という話に。
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ジェーンはディッシュウォッシュのトライアルをしたけど皿の多さに心が折れ、接客系のお仕事を見つけるためにレジュメを練り直すと言ってた。
あと、ルームメイトとソリが合わなくて引っ越したばかりだけど引っ越しするとも言ってた。
最低滞在期間を満たしてないから、代わりに住んでくれる人を見つけてホステルに滞在しながら家探しするらしい。
ルームメイトのソリが合わない問題は実に多い。
異なる価値観を持った見知らぬ人間同士が一つ屋根の下に住むのだ。ソリが合わない方が自然なのかもしれない。
セイジはショッピングモールでイケメンのオージー店員に出会ったらしい。
それを聞いて「きゃーッ♡どんな人???」と盛り上がる女達。
色白で背が高いイケメンだったから緊張しすぎて凍りついたらしい。
そこから恋愛話に発展。
2人は可愛さを求めていて、年下と恋がしたいらしい。こういう話は何歳になっても楽しいものだ。
ていうか、2人はいったい何歳なんだろう?
私(28)よりもいくつか下に見えるが…
英語圏では相手の年齢を聞く文化はあまりない。
なので私は外国で出会った皆さんが何歳なのかを全く知らないし、皆さんも私の歳を知らない。
お互い敢えて聞かず、年齢不詳で通してておもしろい(^-^)
その後はカフェで3人でラテを注文して雑談。
変わった名前のコーヒーがメニューにあって
セイジが「これなんですか?」と店員さんに尋ねたのだけど
店員さんの英語の説明が何ひとつ入ってこなくて
「オーケー、センキュー(^-^)」と言った後に
3人とも「….」となって爆笑。
誰1人理解できてなかったっていう。
よし、ネイティブの友達探しに行こ!となった。
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セイジはマーケットで買ったという小さなデジカメを見せてくれた。
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お出かけするときはいつもカバンの中にあって、撮りたくなった時にシャッターを切るらしい。
いい趣味だなぁ。
その後はビンテージショップ巡りをした。
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店のおしゃれな外観に興奮し、吸い込まれては可愛いと叫び、写真を撮り、お店に移動する途中に色んな話をした。
2人になんでオーストラリアに来たの?と尋ねると
セイジは大学を卒業して3Dデザイナーになったものの、あんまり好きじゃなくて、それしか道を知らなくて、全然違う地で新しい経験をしてみたかったと言ってた。
なんか、4年前の私がカナダに行った理由と似ていて親近感が湧いた。
ジェーンはワーキングホリデービザを使って色んな国を巡りたいらしい。
その手始めとしてのメルボルン。
ヨーロッパが大好きで、次はヨーロッパに行ってみたいらしい。
ソウル出身の彼女は根っからのシティーガールで、メルボルンでもCBDという繁華街に絶対住みたいと言ってた。
1日彼女たちと一緒に過ごして私は2人が好きだと思った。
普通に自分の国で生きてたら絶対に出会わないであろう3人が見知らぬ土地で楽しく遊ぶという瞬間が、ものすごい奇跡のように思えた。
ワーキングホリデーをこのタイミングでこの地でしなかったら今世で出会わなかっただろうな…みたいな人はたくさんいる。
ソウル出身のジェーンと、プサン出身のセイジ。
私が韓国に旅行したとしても、繋がることは絶対になかっただろう。
私はワーキングホリデーの一番の醍醐味って
人間関係の大開拓だと思う。
普通に生きてたら出会わないだろうなという人たちに出会い、友情が芽生えたりする。
年齢も、国籍も、職業も、価値観も、何もかも違う人々と繋がるきっかけができる。
英語圏は常に世界中からやってきた人々で賑わっている。
留学、ワーキングホリデー、駐在、移民…
とにかく異国からやってきた新参者が多くて
みんな友達を作るモチベが高く
「類は友を呼ぶ」にあまりこだわっておらず
むしろこの機会に「全く違う人」と繋がりたいと好奇心を抱いてオープンになっていたりする。
特殊な環境だからこそ、いつもなら絶対に出会う機会のない自分とは違う人と話す機会ができる。
そして、自分とは違う人生を歩んできた人たちと話すたびに価値観がブワッと広がったりする。
近年出稼ぎとして注目されているワーホリだけど、本当の財産はドルではなく
普段なら絶対出会わないだろうな…話さないだろうな…という人々との接触だと思うのだ。
その時、その地で築いた友情は宝物となる。
時間が経っても人生のふとしたタイミングで
その人たちと過ごした日をふわりと思い出し
楽しい気分になることだろう。
The journey will be continued..
番外編:
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