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りこぴんの渡航後 トロント編

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春に就職した私は、とてつもないモヤモヤを抱えながら生きていた──私の望む人生とは?働き方とは?机で考えても分からなかったので、長い旅に出ることにした。舞台は国際都市・トロント。2… もっと読む
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伏線回収

4年前、私はカナダのトロントにいた。 そこでキャサリンという韓国人のお友達ができた。キャサリンは私の価値観を変えた人物の一人で、漫画風に言うと「おもしれー女」だった。 韓国で長年デザイナーとして働いていた彼女は残業に疲弊して、移住を目指してカナダにやってきた。当時は確か30歳だったと思う。 外国でふたたび大学1年生となった彼女は、長年築いてきたデザインのキャリアを捨て、食が好きだからゼロから学ぶことにしたのと言っていた。可愛らしい破天荒というのが第一印象だったかな。

さあ、再び大冒険に行ってきます!りこぴんの渡航後メルボルン編が今始まる✈️🐨 到着後、エアビーで渡航記マガジンを作成します!2度目の渡航記を書く機会ができてすごく嬉しい♡ カナダ編はこちら。オーストラリア編…近日公開です🇦🇺 https://note.com/mynameis_rikopin/m/m28b92020d5d3

りこぴんの渡航後 トロント編 最終回

トロントでの生活は、残り僅かになった。 1年の滞在予定だったはずが、あまりにもここでの生活が大好きすぎて気が付けば1年半経っており、2度目の寒い冬を迎えていた。 そろそろ帰ることをホストファミリーに伝えると、君は家族だよ、いつでも帰っておいでねってギュッと抱きしめてくれて泣きそうになった。 遠くに住んでいる友達は寒い中はるばる会いにきてくれて、帰る前に楽しい時間を過ごすことができた。 笑って学んでたまに泣いて、宝物になった一年半の滞在だった。 ここを去るのが寂しい。

海外のお金教育事情を垣間見た

先日私が夕飯を食べているとき、リビングでホストマザーが息子と電話していて、何を話しているのかな〜?って耳を澄ましてみると、どうやら株式投資のやり方を熱心に教えているようでした。 ホストファザーは私と一緒にご飯を食べていたので、話の流れで私に「君も今からちゃんと投資のことを考えた方がいいよ。」と言いました。 その言葉が私の心に刺さって、それ以来本やYouTubeで投資についてせっせと調べています。 まだまだ分からないことだらけなので、夕飯時にホストファザーをつかまえては素

優等生よりもおもしろい人に憧れる

私はおもしろい人になることを目指しています。 機械が人間よりも賢くなっている今 SNSを使って誰でも発信ができる今 人間界では優等生よりも変わり者やオタクのような、ユニークで我が道をマイペースに貫いている人たちにスポットライトが当たっているように見えてならないのです。 私は優等生じゃないから、おもしろい人を目指そうと思うのです。 だから先が見えないけど何か楽しそうな道をわざと選んでいきたいです。 1つの分野を磨き上げて100点にするよりも、何の関係もない複数の分野

ほしい答えを最速で手に入れるために必要だったこと

最近色々と質問することがあり、よくカスタマーサービスに電話をかける。 昨日は自分が望んでいた答えがぽんぽんと手に入った。でも今日はかなり時間がかかって、カスタマーサービスのお姉さんはちんぷんかんぷんな答えをくれた。 私はそこで質問の大切さを改めて実感した。 というのも、自分が欲しい答えを最速で手に入れるために必要なことって、こちらからの『的を得た質問』だからだ。 的を得た質問をする能力は、カスタマーサービスのような対人コミュニケーションでももちろん大切なのだけど、自分

価値ある人になりたい

今日いいなあと思った言葉 ダイヤモンドに価値があるのは、美しいからではなく、珍しいからだ。 確かに、もしダイヤモンドが簡単に発掘できたり、誰でも見つけられるくらいたくさんあるのならその価値が下がる。 見つけるのが難しい上に、1つ1つの輝きが僅かに違っているからこそ価値があるんだな。 ダイヤモンドのような 価値ある人になりたいと思う。 誰かにとって替えの効かない 唯一無二の存在になりたい。 ほとんどのことは替えが効く。誰かがいなくなれば新しい人がぽっかり空いた穴

2021年はじめたいことリスト

■ワークショップ 料理、コーヒー、お皿の絵付け、何でもいいのだけど、こだわりを持った人から何かを教わりたい!たまに行くと楽しそう。 ■ハイキング トロントでハイキングをたくさんして、すごく気持ち良かったから続けたい!そんなにキツくない、景色を楽しみながら歩くやつ。お弁当も用意する。 ■株 2020年はおうちにいたから本をたくさん読んだ!それでお金の本も読んでノートを取ったのだけど、せっかくだから活かしたいと思って、少しずつ始めてみたい。 ■Kindle本の出版

ああトロント

気が付けば1年半トロントに住んでいて、カナダ愛がすくすくと育ってしまった。 きっと私は帰国したらカナダロスになって、カナダTシャツを部屋着にしているのだろう。 年末なので2021年の目標を立てていたのだけど、その1つが十分な時間とお金を持ってトロントに帰ってくることだ。 もう機会があればここが私のアナザースカイって叫びたい....。 この街はあたたかかった。 いや寒くて雪が降っているのだけど、人や雰囲気がものすごくあたたかかった。 たくさん遅れてきた電車やバス。隣

2021年はデジタル手帳デビュー

毎年、年末にはお楽しみなイベントがあった。 手帳選抜会だ。 私は物心がついた頃からかなりの文房具好きで、小学校入学から卒業までの6年間で100回は筆箱を変えてきたと思う。 キラキラペンを買ったときのあのワクワクは25歳になった今でも健在だし、ノートや手帳をお店でじっくり選んでいる時間は至福としか言いようがない。 しかしそんな私に文房具離れが生じている。 理由は2つあるのだけど、1つ目はコロナで全く外に出なくなったことだ。 トロントは1年の間に3回ロックダウンがあっ

冒険中にビビッときた言葉:「幸運は自分で作るのよ」

寝る前にふとフェイスブックを開いたら びびっとくる言葉に出合ってしまったので 興奮が覚めぬうちに書き留めなきゃ...! と思って、急遽画面に活字を走らせている。 (トロントは現在深夜0時10分!) それは、ホストファミリー夫妻の知り合いの投稿だった。 彼女とは夏のBBQパーティで一度だけ会ったことがある。 小さなビーガンレストランを経営しているインドネシア人の彼女は 30代くらいの美しくて芯の通った女性だった。 正直、私はホストファミリー含め ここトロント

これから挑戦したいこと

最近はこれから何をしようかなって考えていたりします。仕事でというか、今はただやりたいことなのだけど、やっている中で仕事に変わればいいなぁ...と密かに思っていること。 それは勉強をエンタメに変えること! 勉強って聞くとどうしてもちょっとカタイし、頑張ってやるものみたいなイメージがありますが、それを楽しいものに変えたいなぁと思っています。 私は先生の資格も持ってないし、まだ知らないこともたくさんあるので、教師と名乗るのはおこがましいです。だから、エンターテイナー(楽しいも

リアルどうぶつの森生活が気に入っている

次はどこに住むんだろう。 来年こそは4年遠距離恋愛をした恋人と一緒に住もうね...!と話しているので、もしかすると同棲しているかもしれない。 そして場所なのだけど、彼が日本でお仕事をゲットしたらおそらく東京、そうでないならオーストラリアにしようと現時点ではなっている。どちらも住んだことのない街だからワクワクする。 私は初めての街に住むことが好きだ。 私のお気に入りのゲームは任天堂のどうぶつの森なのだけど、それは知らない街に引っ越して、1からお金を稼いだり、大好きな人を

多くの社会人が勉強している? in トロント

トロントでは老若男女含め、たくさんの人に会うことができた。 その中で驚いたことは 「え...!みんなめっちゃ勉強してるじゃん...!」 ということだった。 もちろん全ての人がそうじゃないかもしれないけど、学生も、社会人も何かしら学んでいる印象が強い。 ✳︎ トロントのロックダウンはまだまだ続いていて、友達に会えない状態が続いている。だからたまにインスタのストーリーをきっかけに会話が始まったりする。 その時に「最近どう?」という話題によくなるのだけど、とある友達は