Vinifera EuroMaster-モンペリエでの生活
今回はフランス、モンペリエの生活編ですね。
まずモンペリエは生活するにはかなりいいところです。
人も多すぎない、いい具合の都会。
自転車なんかも公営のレンタルできる設備ですし、バスとトラムの10回券が10€、1300円ぐらいで買えます。
大学の寮からであれば歩いても旧市街と言われる中心地に行くことができます。
寮は安くて月300€、35000円程度。
CAFというフランスの住居支援制度もあって、それで月70€ほど戻ってくると考えたら、実質かなり安上がりです(この支援額は住宅費によって変動します。)
高いところは広くて、一部カップル用のツインベットの部屋なんかもあります。
安くても2口コンロに壁についたタイプのテーブル、トイレやシャワーも個人だったのでかなり快適です。
ベッドのカバーや布団、キッチン用品などは自分で揃えないといけないですが、これも前もって情報を持っていたらかなり安く済みます。
私が行ったときは馬鹿正直にIKEAで全部揃えたのでちょっとお高くつきました。
まずトラムの駅のMossonというところで日曜の朝に開かれている古物市をうまく使います。
また一部のキッチン用品や雑貨は退去者が廊下に置いていくこともあるので、それも使えます。
友人は電子レンジをゲットしていました。
そのうえで足りないものは随時買っていきましょう。
寮のミュージックホールなんかもかなり使い勝手がいいです。
1回のみの5ユーロの支払いでいつでも防音の部屋に出入りができます。
ピアノしかないですが、1人でカラオケとかをしていてもほとんど人は来ないです。
なんなら実はミーティングなんかにも使えます。
電波がないのが玉に瑕です。
スーパーとかに関しては軽減税率もあり、基本的な野菜やお肉などはそう高いわけではありません。
作れば安く外食は高いというのが基本です。
そう考えると日本の定食屋さんは神様です。
あの値段ではケバブしか食べられません。
あとこれはフランス全体に言えることだと思いますが、スマホはかなり安いですね。
今も100ギガの契約なんですけど月20€、2500円ぐらいです。
モンペリエには安心安全のアジアンショップもあります。
ここの豆腐やうどんにはお世話になりました。
アジアンレストランのビュッフェもなかなか悪くなかったですね。揚げ物や「すし」を食べたいときには使えます。
ワイン屋はかなり充実しています。
エノマティックでテイスティングできるお店や、定期的に土曜日にテイスティングができるお店、月1で1€でワインをデストックしている店なんかもあります。
みんなでBBQするときなんて誰もクオリティを欲していませんから、デストックワインは超便利です。
他にも、スパグロの学生に対しては割引をして販売してくれるという粋な店もありました。
土曜の朝市も近くにあります。
これは古物市ではなく生鮮市ですね。いわゆるマルシェです。
野菜、果物、肉、魚、ハチミツ、ワインと基本的に何でもそろいますが、クオリティ重視のためか少し値が張ります。
ただ白菜は鍋に必須なレア野菜なので、よくマルシェで買っていました。
モンペリエ近くは観光地なんかも結構充実しています。
ニーム(写真下は円形闘技場)やサンギレム、今私が滞在しているエーグモルトなどバス圏内で結構足を延ばせます。
ちなみに区間によっては2€で1時間ぐらい乗って4,50キロ離れたところまでいける線もあります。
少々長めの休みがあれば、マルセイユ、リヨン、トゥールーズ辺りは行ったら楽しいです。
ニースも楽しいと思いますが、行けてないので何とも言えません。
個人的にはリヨン>トゥールーズ>マルセイユです。
マルセイユはブイヤベースの産地です。
都市の規模は彼らよりはるかに小さいですがカルカソンヌもクールです。
フランス人観光客が一番多いフランスの街だそうです。
観光はこんなもんですかね。
あとモンペリエのオススメは
冬の街全体のプロジェクションマッピングなんかもなかなか見応えがあります。
10か所以上の街の建物がプロジェクションマッピングに使用されて、きらきらしています。
もちろん私は一人で寒い中歩きまわって制覇しましたよ!!!!
もちろんみんな憧れのクリスマスマーケットもあります(画像はツアーオフィスのサイトから拝借しています)。
これも一人で制覇しましたよ!!!!!
Vinifera EuroMasterの生徒としての活動で面白かったのは
フランスの大学生でU-24のテイスティングコンペの予選に参加したこととか、Viniferaワインを造ったことですかね。
テイスティングのコンペはモンペリエの予選で落ちましたが、難易度も高く楽しかったです。
コメントだけでなく産地や品種、値段なんかも選択肢から選ぶシステムでした。
これはWSETでも同じだと思うのですが、開栓したワインをその場で飲んで解答を作っているんですよね。なかなか面白い。
ちなみに勝ち上がるとパリまで行けて、その中で優秀者はみんなの前でプレゼンをするそうですよ。
といってもフランスワインを飲み慣れているフランス人が有利なのは間違いないですが。
またViniferaワインはクラスで毎年作っているワインで、基本は委託です。
生徒がするのはラベルを作る、アッサンブラージュを決める、販売するっていうあたりです。
一本5€とかですが結構おいしいワインです。
4,5本買って帰ったのですが、現在は実家に2本眠るのみとなっています。
最後に結構ごちゃごちゃしていますが、一応モンペリエの市街地地図を貼っておきます。
基本的にハートが行ってよかったところ、緑の旗は行ってみたかったところです。
これらのお店の詳細はコメント欄やフェイスブックで聞いてください。
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