ここいらで一杯、お茶でもいかがですか?
コーヒーが飲めない。
「美味しい」と思えないだけで完全に飲めないわけじゃないし、焙煎した香りを嗅ぐと「あぁ〜、いい匂いだなぁ」といつまでもウットリとはするんだけど。
コーヒーを飲んだあとの後味がどうにも好きになれず、コーヒー自慢の喫茶店に行っても、頼むのは決まってアイスティーorホットティーだ。
だから、紅茶や中国茶、日本茶専門店なんてものを発見すると、つい暖簾(なんてものはないけど気持ち的なやつ)をくぐってしまう。
以前はお茶の美味しそうな、若しくは種類の多そうなカフェに行っては一人ティータイムを楽しんでいたが、最近はもっぱら宅飲み(茶でそう呼べるのかはわからないけど)が多い。
気分や時間帯、一緒に食べるお菓子に合わせてお茶を選ぶ楽しみ。
入れた直後の香り立つ湯気をいっぱいに吸い込む日曜朝の清々しさ。
うーん。
これをツマミに、何杯でもお茶を平らげられそう。
夏も冬も、朝は必ず、急須で入れた濃いめの緑茶を飲むことにしている。
シャッキリするし、香りと苦味が体に染み入る感じがする。
そんなお茶が大好きで、酒もタバコも飲まない私の唯一の──といってしまったら少し悲しいけど──贅沢がこちら。
ルピシアの茶葉。
ルピシアといえば、フレーバーティー。
紅茶のフレーバーティーは香りが甘ったるく、どぎついのも多いので、買うのは大抵
台湾烏龍茶
緑茶系
アールグレイ
この辺り。
ルピシアの台湾烏龍茶はハズレがないから本当にオススメ。
台湾烏龍茶は、普通の中国烏龍茶とは全く別モノで、透き通った薄い緑茶のような色味に、鼻をすぅっと抜ける心地よい香りが特徴的で、とにかくいつまでも嗅いでいたくなるいい香りがする。
ルピシアの売り場では、ずらりと並んだ缶入り茶葉の香りをテイスティングしながら選ぶのが楽しみの一つでもある。
ここに出ていないものもあるので、「台湾烏龍、ここにあるの以外に何かありますか?」などと声をかけると、「こんなんもありまっせ」と陰から秘密の缶を出してくれたりもする。
会員になり¥3000以上購入すると、会報誌とともに、毎月2つのお試しティーバッグが半年間送られてくるのも新しい味を発見するきっかけになって楽しい。
さて。ルピシアの回し者みたいになってきたので、別のお話をば。
夜にはカフェインレスのお茶がいい。
あるわあるわ。ザックザク。
お茶ね持ちです。
茶葉によって、味わいだけじゃなく効能が違ったりするので、体調にあわせて選ぶこともできる。
体が冷えているときは、シナモンティー。
胃の調子が良くないときは、ミントティー。
腸内環境を整えたり、免疫が落ちてるなぁ、疲れてるなぁというときには、モリンガ茶。
自分のために茶葉を選び、一杯の温かいお茶を淹れることが、自分自身の体を優しく労ることに繫がる…たとえ気のせいでも、そう思いながら飲むお茶は、優しい味がするものだ。
兎にも角にも、たまにはコーヒーではなく、ティータイムなんて、いかがですか?
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