見出し画像

Vol.3 路上生活の経緯①|路上生活マガジン

本日も路上よりお届けします。




というわけで、皆さんこんにちわ。


都心で路上生活をしてます村瀬テロスタンと言います。
路上生活者、いわゆるホームレスという事になります

最近寒暖差がまた激しいので、みなさんも体調管理気をつけてくださいね!


さぁ、今週も路上生活マガジンのお時間がやって参りました!
皆さんのフォローやスキなどのサポートが創作活動、また生きる原動力になりますので、気が向きましたらどうぞ宜しく😃✌️



さて、前回までは自己紹介のような内容でした↓↓↓

Vol.2 普段の生活について


なので、今回からテーマに沿って何週かに分けて更新をしていこうと思います。

というわけで #路上生活マガジン 今回のテーマは・・・・



《路上生活者にどんな経緯でなった人が多いのか。パート1》




です。



実際に路上者になった人はどういう人がいるのか、というのをお話しますね。

あくまでも私の周りの人の話なので、参考程度にご覧ください。

①仕事を追われて


働く場所や意欲が無くなってしまえば自然とお金が無くなってしまい、路上生活しか選択肢が無くなる人は多いようです。
そうなる前のきっかけは多々ありますので、幾つか紹介します。

・コロナなどの不況のあおりで失職


こういう人は多いと思います。
退職を余儀なくされ、その後再就職したくてもできず。
派遣に登録しても派遣切りに遭うなど。
そこから働くモチベーションも減り、手持ちも無くなり路上に出るしか無くなる。

このパターンの人は多いようですね。

昔は今ほどスキマ時間でバイトできる環境ではなかったことも起因してるのではないでしょうか。
アレも人選んでる所は選んでるようですし、今もあんまり変わらないのですかね。

・ハラスメントに耐えきれず失職


パワハラなどを一定期間受けて、心身ともに正常じゃない状態が続き業務もままならなくなり休職→退職を余儀なくされる人は世の中多数いるでしょう。
中には診断書を渡される方も。

そこからいきなり路上生活に突入なんて流れは想像しにくいでしょうが、これならどうでしょうか?


A.例えば精神的に追い込まれた人が自殺未遂して、立ち直れずもとの場所に戻ることなくそのまま路上行き。

B.働けない期間に生活保護などの申請も通らず、手持ちも無くなりにっちもさっちも行かなくなり路上行き。


これなら多少リアルなイメージついたのではないでしょうか?
たまに路上者の中にはヘルプマークをつけた人を見ますが、そういう人も恐らくいるでしょう。

個人的に路上者関係なく、こういう人に『甘えるな』なんて言う人は自分が精神的にやられないと分からないと思いますよ。
あと、簡単に『働きなよ』って言う人は精神疾患を甘く見てる証拠でしょうね。


何も考えてないバカとしか・・・

おっと!話が逸れましたね。次行きましょうか。


②住む場所を追われる


この辺りは前述した仕事を追われて流れからが多いでしょう。
予想つくパターンが多いと思いますがそのままお付き合いください。

・家賃が払えなくなる


賃貸に住んでる場合。給料が無くなり、そのまま家賃を支払うお金も無くなり追い出されてしまう。
この辺は想像が安易につくでしょう。
私もコロナ渦の頃は仕事激減して、このまま追い出されるかも・・・なんて危機感を持っていました。

まぁ今路上に出てる以上、結果心配通りになったしまいましたね。
それでも生きてることに感謝してますがね笑

『前略、路上の上より』

・寮や家を追い出される


寮の方は会社の所有してるものですからして、失職したら直ぐでなくても出ていかなければなりません。
そのまま住むところが見つからないなんて事はありますからね・・・

では家の場合は?

中には失職した事に家族の理解が得られない場合もあります。その事で今までよかった関係が悪くなり半ば一方的に追い出されるなど。

こういう家庭によくあるのは『いい大人なんだから』といって本人にプレッシャーを与え続け、結果心身ダメにしてしまうことだと思うんですよね。
本人が奮起しようにも家族が理解してないんじゃ無理もないというか。

そうでなくても昔から家庭間の不和が続き、家長に追い出され、頼る場所もなくそのまま路上に身を置くしかないパターンも容易に想像つくでしょう。

よく他の路上者に話を聞くと、家族といい関係を築けていなかったと聞くことも。
親ガチャとかあまり言いたくないですが、一つの理由かと思います。

③村瀬の場合


最後に私のパターンをサッと話して終わりたいと思います。

私の場合ですが、前述したハラスメントの項のパターンが該当するとのではないでしょうか。

路上に来る前、私も実は普通に働いてました。

昨年頭に転職しまして、その先の重役にあらゆるハラスメントを受けた結果、気がついた頃には休職を予後なくされるほど心身がすり減ってました。

しかもたった数ヵ月の期間でです。

酷いときには仕事帰りに駅のホームのギリギリのところをフラフラ歩いてたなんて事も多々。
そのあと自分も自殺未遂を重ねて、紆余曲折あって一回保護されまして。

普通ならここで一月ほど休職なんでしょうが、その張本人はそういう考えがあまり好ましくない方だったのでしょう。




休めませんでした

自宅待機の中、所々で出張の同行を命じられ満足に休むことも許されず。

そのあとは病名の記載された診断書を貰い、薬飲んで様子見ながら仕事再開。
その後また悪化した結果、また自殺未遂を重ね今に至ると。

情けないですが、飛び出してそのままなんですよ。自分。
逃げ出したと思っていただいて結構です(苦笑)

ちゃんと辞めますって言えればよかったのですが、精神状態が一番酷かった頃なんでなんとも。


ちなみに保護されたあと、後日人事からの取り調べ受けたときのあの頭かかえた姿は忘れられなかったですね。





まさか人間が本当に漫画のように頭かかえる姿を目にするとは思いませんでしたよ・・・



まぁ、この辺の話はまた別の機会にお話出来ればと思います。
本件と話が相当逸れることになりますので(汗)

では、今週はこの辺で!


次回はこちら!


Vol.4 路上の経緯②

また別の人々の流れをご紹介出来ればと思います。
また次回!

Have a nice day!!by路上より。



#路上生活者 #路上生活 #ホームレス
#路上者 #ライフスタイル #スキしてみて #失業者 #失業 #失職
#日常 #きっかけ #ハラスメント
#コラム

この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,563件

頂いたサポートは活動費メインで使わせて頂きます! 差し出がましいようですが、サポート頂けると大変嬉しいです。