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カスタネット(下):あの世との通信
■とある日、仏壇に手を合わせて、たまたま玊を見て、母親を意識した時、電話がなったのだ。
「ハイ、どなたですか?」
「私、母さんだよ!」
きたーー!、母さんだ!
「あんたが映っているよ! 久しぶりだね。実はね、今、来ているのよ!」
「来ているって、どこによ?」
「家よ、家! 母さんの13回忌だろう!」
「え、見えないよ!」
「見えない世界なんだろうね。でも、あんたの横にいるんだよ!
カスタネット(中):あの世との通信
■ちょうど、亡くなる4時間ほど前だった。医師が控室にいた我々を病室に呼んで言った。
「お母様は、あと数時間の生命です。延命治療をされますか。どうしますか。」
父と私は目を見合わせて、「どうする?」と私が聞いた。
父は悩んでいるようだった。私は言った。
「もうここ1週間、この状態だから、もう逝かせてやろうよ、かわいそうだから。」
「ウン、俺もそう思う。もういいね。見てられないよ。」
「そ
カスタネット(上):母からの電話!
■「もしもし、どなたですか。」
「ヒロシかい、私よ。」
「はい?、誰?」
「母さんよ。」
ハッとした。エッ、母はすでに15年前に他界していた。
私にとって、母は美人で小柄でかわいく、笑みの耐えない女性だった。もちろん、怒る時は凄まじいくらい、しつけられてきたが、その御蔭で普通の生活がおくれている。
同級生にも鼻が高かった。担任も驚いていた。学級懇談会の翌日、「ヒロシの母さん、若いな!」
使っている顕微鏡はというと、
アマゾンで約1万円で購入しました。
SOLOMARK 単眼実体顕微鏡 LED光源付 立体顕微鏡 40X-640X倍率 学生 子供 初心者学習用 16Xレンズデジタルスマートフォンアダプター付き
いけますよ。何しろ、スマホで撮影ができるのです。もちろん、デジカメでもできなくはないのですが、どうしても手ブレがするし、うまく写せません。しかし、これだと、スマホが固定されて、手ブレも一切なしときて
セミの羽とゴーヤの花を見てみたら、
まるで、動物の血管みたいにしていると思いませんか。これはアブラゼミの羽を見て見たものです。ちょうど、筋の部分ですね。他にも、次のようなものも紹介してみます。
ちょうど、人生、いや蝉生でしょうか、それを終わらせた蝉が道端におちていたもので、顕微鏡で見てみるかと、思い立ったわけです。
せっかくなので、ゴーヤの花も一緒に見てみました。ここに紹介します。
上はおしべで、下は花びらです。いずれ
「ミクロの決死圏」を再度、見てみたら
原題は「Fantastic voyage」で、邦題は上の通りです。直訳すると、「幻想的な航海」ということになるようです。
子どもの頃、一度テレビで見たことがあるのですが、1966年のアメリカの作品のようです。
内容は、脳内出血?を起こした科学者を、ミクロ化されたチームが血管の内部に入って脳内へと赴き、血栓を破壊して、涙として帰還するというものです。
この血管内の様子が実に、今でも通用