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「観光でまた訪れたい国は?」ときいた調査で日本が世界首位(34.6%)。2位のシンガポー(14.7%)を大きく上回ったそうですが、ホントにまた来てくれるの?

こんにちは、インバウンドに縁の薄い街に住んでるDJムッチーです。
電通さんが、「観光でまた訪れたい国は?」と言う調査をされたそうです。
結果は日本がトップで、2位のシンガポールを大きく上回ったそうです。3位アメリカは13.0%。4位韓国が10.5%、5位イギリスは10.4%。
「おもてなし」の成功が裏付けられたと分析していますが、本当にそうなんでしょうか?
成功といっても、日本としては当たり前のことをしているだけで、特に努力もしていないし、無軌道な外国人観光客を文句も言わず、チップも求めずに対応しただけのことのように思います。
それが証拠に、最高のおもてなしで知られる京都の一流どころは、外国人の受け入れには慎重ですよね!

再訪の理由は、「安くつくから」じゃないですか?

外国人に人気のスポットは

まずおさえないといけないのは、外国からのお客様は「どこの国から来ているのか?」と言う点です。2023年の訪日外国人客数は約2,506万人。1位が韓国695万人、2位が台湾420万人、3位が中国242万人で、これらの国からのお客様が55%を占めます。東南アジア諸国を含めると70%が近隣諸国からのお客様です。

アジアからのお客様が多いですね

次に、外国人観光客に人気の観光スポットは、NAVI TIMEの調査では1位伏見稲荷大社:第2位ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ):3位奈良公園:4位大阪城天守閣:5位東京ディズニーランド(TDL)です。(関西の観光調査結果じゃないですよ・・)
なんとなく見えてくるのは、韓国、台湾、香港の人々は、自国に無いUSJを体験しに来て、近所の観光スポットを巡る旅行を体験した、もしくは目指しているといことです。
TDLもUSJと同じシチュエーションにあることは、明らかですね。
前出の電通さんの調査の分析では、東京や大阪、京都など認知度の上位の都道府県は固定化しているとされていますが、USLとTDLが核になっているのではないかと思われます。
アメリカの遊園地を近場の日本で体験して、欧米で人気の日本食を食べて、縁起の良い神社を訪問するというのが、アジアならでは志向でしょうね。
そのために、USJもTDLもリニューアルの手をゆるめませんものね(笑)

東京・大阪・京都以外は

日本国内や海外を旅行をしていて感じるのは、景色は違えど、高級になればなるほど、また地方になればばるほど、ホテルや観光施設は似通ったサービスになっていると思いませんか?
日本の温泉地の観光ホテルやサービスって、ほぼ同じと言えるほど似ていませんか?
また、日本人は、ほぼ同じだから安らぎや贅沢を感じている感も多々あります。
この日本的な地域の観光ビジネスの中で、人気の東京・大阪・京都以外の各地の底上げを求められても辛いものがありますよね。
人手不足をインバウンドに対応できない理由に挙げている観光地もありますが、そうではなくて、観光産業の17%程度しか占めないインバウンド売り上げに、力はさけないというのが本音なんじゃないかと思いませんか?
「いつもの」や「あの」と言う言葉を大事にする、日本人のお客様をメインにした産業形成が地方の主戦場になってきた歴史もありますからね。
インバウンド対応は、星野リゾートさんや刀マーケティングさんに任せて、地方は観光産業の8割を占める、ドメスティックユーザーに喜んでもらえるサービスを作っていくことが大切なことではないでしょうかね・・・

餅は餅屋で、観光産業を盛り上げましょう!

そろそろ、円安も終わりが見えてきているような気がします。
円安だけが動機で日本を訪れる外国人観光客も減少するでしょう、ドメスティックユーザー向けの次の一手を急ぎましょう!
歴史ある観光産業は、唐揚げ店とは違うのですから・・(笑)

それでは今日はこの辺で、失礼します。
話のネタに困ったら使ってくださいね。

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第三回トークイベントは、土曜のお昼に開催しようかと
考えています・・・詳しい日程が決まりましたら発表しますね  

じゃあまたこの次
DJムッチーでした。


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