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大阪観光局が将来「F1大阪」開催を目指して動き出すそうですよ・・2030年に開業予定の「大阪IR」と抱き合わせで大きな経済効果を狙っているのでしょう・・賛否両論で否が優勢ですが、「やってみなはれ」の大阪商人魂で行きましょう!

こんにちは、DJムッチーです。
大阪観光局が、将来「大阪F1」の誘致を目指すと発表しましたね。大阪観光局は、大阪府や市の外局ではなく、官民一体となった公益財団法人ですから今回のF1誘致は民間主導と言う形になります。もちろん自治体は大きな影響力を持つことは間違いありません。
僕がF1に注目していたのは、1990年代の始めの頃。レースの駆け引きの面白さに惹かれてFANになり、日曜日の深夜にフジテレビのF1レース中継をかなり真剣に視てました。番組MCの古館一郎さんの軽妙な解説と選手に付ける独特のキャッチコピーも好きでした。仕事中にラジオで番組のオープニング曲 「SQUAREのTRUTH」を聞くとなんとなくやる気がでたものです。
(ラジオならここで、TRUTHをお聞きいただくのですが,noteでは無理TT)
F1のレースの駆け引きには、ボクシングに例えるとファイタータイプとボクサータイプがあって、1990年代はファイターの代表がアイルトン・セナ、ボクサーの代表がアラン・プロストでした。
前の車のバックミラーに自車の姿を映し込み、前の車がガードを固める一瞬の隙を狙って追い越しをかけるという、ボクサータイプのプロストの技が僕は非常に好きでした。自分もプロストの様な仕事をしてみたいと憧れましたが、結果はいつも前後お構いなしのファイタースタイルでした・・トホホ (その辺は、この歳になってもまだ治っていませんW)

鈴鹿F1日本グランプリ スタート

大阪観光局は、シンガポールの成功を模範にしている

シンガポールは、SARS(重症急性呼吸器症候群)で落ち込んだ観光業・サービス業をV字回復させようと、F1誘致、世界最大級の観覧車建設、IR開業をワンセットとしてインバウンド獲得を強力に推進して、見事に結果を出しました。

シンガポールのF1の開催費用は約150億円で、そのうち政府の費用負担が60%、およそ90億円にものぼったそうです。シンガポール政府は、「観光客の増加やカジノ収入の増加など、かかった費用以上の経済効果がある」と
発表しています。

大阪では、2030年に「大阪IR」の開業が予定されています。シンガポールを模範にするなら、「F1」を誘致したくなる気持ちはよく理解できます。
なにより、日本には鈴鹿での「F1」開催の実績とノウハウがあります。
「F1大阪」誘致に懐疑な意見は、シンガポールと違って日本は民間主導で政府のお金は当てにできない、ゆえに成功は程遠いというものです。
僕が感じるのは、「F1大阪」は年1回の開催で費用が150億円というのは、お手頃な金額ではないかという事です。阪神とオリックス優勝の経済効果は1,000億円を超えますが、これは事業者も消費者も日本人だけです。F1となると海外からの客も含まれるので、シンガポールと同様に経済効果が費用を上回ると思います。収益計画を精緻に行えば、民間からの投資は確実に集めることができます。(大阪は、精緻な収益計画が苦手でしたW)
大阪新世界でおなじみの「くしかつだるま」のロゴを飾ったF1カーや会場広告が登場するかもしれませんね。

この親父の顔がプリントされたF1カーを見たいW

鈴鹿サーキットとの住み分けが課題ですね

「大阪F1」誘致の発表に、三重県知事は「寝耳に水で驚いた」とコメントしたそうです。F1は、日本グランプリを開催してきた鈴鹿サーキットの物だというお考えはよく理解できます。
そもそも鈴鹿サーキットは、1963年に自動車技術、運転技術の向上を使命として本田宗一郎さんの肝いりで出来上がったサーキット。夢ではなく使命ですからその出来栄えは素晴らしく、世界で3本の指に入る素晴らしいサーキットだと、自動車メーカーやエンジンメーカー、選手が賞賛するほどの日本の大切な財産です。
問題は、既にマニアの物になってしまっているF1に新しいFANをつけるには、鈴鹿は都市から遠すぎるという事です。新しいFANなど要らないという意見もありますが、そうするとF1は確実に消えてゆくでしょう。
大阪なら、近隣に空港が3つ、クルーズ船が停泊できる港が2つ、観光名所が多くて、アニメファン・ゲームファンが喜ぶテーマパークもあります。
国内にも海外にも門戸が開かれている。
F1を主宰するリバティメディア社も近年、都市公道でのレースを増やしているのは、F1FANを多数獲得したいからではないでしょうか?ならば、大阪観光局とベクトルは同じという事になります。

鈴鹿サーキット 1963年開業

鈴鹿でのF1独占開催は、2029年までか?

鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)を運営するホンダモビリティランドは大阪観光協会の「F1大阪」誘致発表から3日後、F1を主宰するリバティメディア社との間で鈴鹿サーキットでのF1日本GPの開催契約を2029年まで延長したと発表しました。
中日新聞は、『大阪観光局の「F1大阪招致」はトーンダウン必至』という記事を出していましたが、大阪はIRと抱き合わせなので、2030年以降の「F1大阪」開催を狙っています。
不思議な数字の符合がおこっています、大阪IR開業が2030年、鈴鹿でのF1開催が2029年まで延長? という事は、2030年に「大阪F1」の可能性があり得ますよね。なんとなく、出来上がっる話しのような気がします。
2030年になれば鈴鹿と交代で開催することも可能になっているかもしれませんし、ガソリン車によるモータースポーツの存続を望むのならそうすべきですね。

「F1大阪」が、どこでどのように開催されるのかは全く未定ですが、これからの西日本のモータースポーツの振興のためにも、新しい専用サーキットを万博跡地に建設してもらいたいと思います。
唯一の心配は、南海トラフ地震が、2030年代にかなりの確率で起こりえることが分かっていることです。
津波や液状化にも負けないサーキットの建設が望まれますね。
賛否はあるでしょうが、「やってみなはれ」の大阪商人魂で推進してもらいたいものです。役人根性が少しでも見えれば、このプロジェクトの成功は無いでしょう・・・😊
懐かしいSQUAREのTRUTHを最後に貼り付けておきますね! 

それでは、今日はこの辺で失礼します。
今日は、節分おばけに会いに行ってきます・・
節分お化けをご存じない方は、昨日の僕の記事を見てください!

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