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日本のクロマグロ漁獲枠が増加します!30キロ以上が50%増、30キロ未満で10%増!乱獲によるクロマグロ減少で漁獲規制されてから数十年。資源量が回復してきたようです・・・

大トロより中トロ、中トロより赤身が好きな、DJムッチーです。
昨日閉幕した太平洋でとれるクロマグロの資源管理を話し合う国際会議で、日本の近海を含めた中西部太平洋での30kg以上の大型のマグロの漁獲枠をこれまでの50%増(2,800トン増)に、小型については1.1倍増(400トン増)にすることで合意したそうです。

乱獲によるクロマグロの親魚資源の減少で、漁獲規制されてきたクロマグロですが、資源量の回復で今回の合意に至ったとのこと。
クロマグロのトロがお好きな皆さんには朗報です。来年は日本各地でマグロの解体ショーが盛大に開催されて、それ目的のインバウンド客の増加も見込めます。中国が日本で獲れた海産物の輸入規制中なので、日本国内でたくさんクロマグロを食べましょう!
ただ、キハダマグロやメバチマグロは漁獲規制中なのが気になりますが。

クロマグロの親魚資源が回復

本マグロとも呼ばれるクロマグロですが、希少性が叫ばれて値段が高騰して久しいですね。
日本を含む西南太平洋のクロマグロは、乱獲により親魚の資源量が、2010年には1万2000トンにまで減少して、絶滅が危惧されるまでになりました。
そこで、厳しい西南太平洋沿岸各国で厳しい漁獲制限を行い、そのため本マグロの価格は高騰して、庶民の口からは遠い存在になってしまいました。
今年は未だ規制中のため石垣島付近のマグロ漁は、すでに終わってしまっていて、千葉県沿岸でもクロマグロが掛かっても、リリースしないといけない状態なのだそうです。

この度の、日本の漁獲量増加の合意には、グロマグロの親魚資源の回復が背景にあります。西南太平洋のクロマグロの親魚は2022年段階で14万4000トンにまで回復しました。
厳しい規制を耐え抜いたかいがありましたね・・・

かつてはクロマグロのほとんどを日本で消費

2000年頃に世界で獲れるマグロの約9割は、キハダ、メバチ、ビンチョウなどの低価格のマグロでしたが、高級なクロマグロ(本マグロ)やミナミマグロ(インドマグロ)は1割もありませんでした。その高級なマグロの大部分は、かつて日本で消費されていたのです。特にミナミマグロ(インドマグロ)は世界のほとんどが日本で消費されていました。
ところが、日本食ブームに乗ってマグロの需要が拡大して、それまではツナ缶詰ぐらいでしかたべなかったマグロを寿司で生食するようになりました。
日本だけで食べていたものが、中国やアメリカでも食べるようになるとクロマグロ、ミナミマグロはいなくなってしまうのは当たりまえですよね。

僕は、戦前まで猫マタギといわれ捨てられていたマグロのトロが、希少価値で人気を呼んでも、アイドルスターの様にいずれ人気は廃れるだろうと思っていたのですが、トロの人気は廃れるどころか、上がる一方ですね。

マグロのトロは魚界の松田聖子級の存在といえるでしょうね・・・松田聖子さんにあなたは、アイドル界のマグロのトロ級ですねといったら、怒るかもしれませんが・・・・

アイドル界のとろトロ

それでは、今日はこの辺で失礼します。
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第三回トークイベントは、土曜のお昼に開催しようかと
考えています・・・詳しい日程が決まりましたら発表しますね  

じゃあまたこの次
DJムッチーでした。

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