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映画レビュー

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話題の「1917」、観てきた。

話題の「1917」、観てきた。

これ、すごいですね。

不思議な余韻に浸れる。

映画館出た後もしばらくは、周りの景色とかが逆に違和感。

それほどまでに、戦争に行ってた気分になってた。

また、時間の流れも変な気分に感じる。

戦争映画版「カメラを止めるな」。実際にはワンカットではないみたいですが、ほんとにワンカットに感じる。

ワンカット系の映画はいくつかありますが、それを戦争映画でやってきたのは製作陣の気概を感じる。

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「湯を沸かすほどの熱い愛」 〜母親の愛の深さ〜

「湯を沸かすほどの熱い愛」 〜母親の愛の深さ〜

久しぶりに本当に良い映画に出会えました。

余命2か月を告げられてから、死ぬまでにやっておくべきことを全部やると決めた母親。

例え血が繋がっていようがいまいが、誰もをひたすら愛し、愛されながら死んでいくその姿に心が打たれました。

途中、ちょっと登場人物の構図がややこしくなって感情が途切れる時間もありましたが、ほぼ最初から最後までずっと泣いてました笑。

親子愛とか家族愛描いた作品に弱いんですよ

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「ライフ・イズ・ビューティフル」 〜暖かくて悲しくて優しくて〜

「ライフ・イズ・ビューティフル」 〜暖かくて悲しくて優しくて〜

こんなにも色んな感情に包まれる映画はなかなかないです。

この傑作映画は米国アカデミー賞で3つの賞を受賞。そのうちの一つはロベルト・ベニーニの主演男優賞である。心温まるユーモラスな人生模様、そして戦争下の愛の物語。ベニーニ演じるグイドは愛嬌はあるがヘマばかりしているウエイター。彼は愛する妻と子どもにすべてを捧げる男だ。しかし第二次世界大戦が始まると、彼はその豊かな想像力とあふれるユーモアを、絶望的

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「ワンダー 君は太陽」 〜心温まる米国ファミリー映画〜

「ワンダー 君は太陽」 〜心温まる米国ファミリー映画〜

昨日、一昨日の夜とかなり深酒になってしまい、noteを書けずじまいでしたすみません。

今日3本書くので、それでチャラにしたいと思います。いちよそれでOKなルールにしてます。

まず1本目は映画のレビューです。

これ「ワンダー 君は太陽」という映画、一言で言って超超超超オススメです。

「僕は普通の10歳の子じゃない」--オギーは遺伝子の疾患で、人とは異なる顔で生まれてきた。27回の顔の手術の

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「第二次世界対戦を描いた戦争映画」3選をご紹介!!

「第二次世界対戦を描いた戦争映画」3選をご紹介!!

正直、超有名な映画ばかりなのでこの手の記事に被りに被ってるかもしれませんが、それでも嘘はつけないので本当に良いと思った3作品をご紹介します。

「プライベートライアン」1998年

監督 スティーヴン・スピルバーグ
主演 トム・ハンクス, エドワード・バーンズ, トム・サイズモア

やっぱりこれなんですよね、、。

【あらすじ】兄弟を3人も失ったライアン二等兵を救うべく結成されたミラー大尉とその部

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「天使のくれた時間」 〜本当の幸せとは〜

「天使のくれた時間」 〜本当の幸せとは〜

今日は鬼眠いのとお酒入ってるので短めに。

今日見たこの映画、レビュー点数の高さにも納得の良作映画でした。

ウォール街で成功し、豪華な暮らしをしていたジャック(ニコラス・ケイジ)はある日、突然、違う人生をおくっていた!目覚めるとそこは今まで見たことがない部屋。横には13年前に別れた恋人ケイト(ティア・レオーニ)が眠り、二人の子供のパパになっていた。 「その世界」でのジャックは現実とは全く違うタイ

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「ビリギャル」 〜親の期待と向き合うこと〜

「ビリギャル」 〜親の期待と向き合うこと〜

ビリギャル見ました。受験生の時以来かな。

学年偏差値ビリのギャルが、慶應義塾大学に合格する話。

有村架純演じるさやかの頑張る姿に胸を打たれる映画ですね。

でも、僕はそれ以上に映画のサブストーリーである、お父さんと息子のストーリーに感じるものがありました。

プロ野球選手になるという夢を託され、幼い頃から手塩にかけて育てられた息子は高校に入って現実を知り、野球を辞めてしまいます。

純粋に野球

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into the wild 【映画レビューVol.2】

into the wild 【映画レビューVol.2】

今日観た訳ではないのですが、1番好きな映画をご紹介します!

「into the wild」と言う映画なのですが、おそらくほとんどの人が観たことないのでは。

なぜかというと、NetflixでもAmazonプライムにもないんですよね。

観るならおそらく今の所、DVDを借りるか買ってプレイヤーで観るしかないというマーケティングレベルは低い映画です笑。

まあそこもなんか好きなのですが。

簡単にど

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はじまりのうた 【映画レビューVol.1】

はじまりのうた 【映画レビューVol.1】

ミュージシャンの恋人デイヴ(アダム・レヴィーン)と共作した曲が映画の主題歌に採用されたのを機に、彼とニューヨークで暮らすことにしたグレタ(キーラ・ナイトレイ)。瞬く間にデイヴはスターとなり、二人の関係の歯車に狂いが生じ始め、さらにデイヴの浮気が発覚。部屋を飛び出したグレタは旧友の売れないミュージシャンの家に居候し、彼の勧めでこぢんまりとしたバーで歌うことに。歌い終わると、音楽プロデューサーを名乗る

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