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ずっと行きたかった「るんびにい美術館」に行きました~岩手県花巻市~

ヘラルボニー

2018年に株式会社ヘラルボニーが誕生して、5年以上が経ちました。
今年は三越創業350年、ヘラルボニー創業5年。
それを記念して、日本橋三越で異彩の百貨店が開催されました。

…観に行ってませんが。

さて、わたしがヘラルボニーを何をきっかけに知ったのかはもやもやっとしています。
でも、随分と前にその名を知った気がします。

そして、ヘラルボニーをきっかけに、るんびにい美術館の存在を知り、るんびにい美術館は、わたしの行ってみたい場所になりました。
るんびにい美術館のアトリエには、ヘラルボニーと契約している作家さんがいます。

ヘラルボニーはすごいと思います。
でも契約している作家さんたちがどんなふうに制作して、普段どんな活動をされているのか。
どんな方たちなのか、どんな個性をお持ちなのか。
いまや、わたしの関心はそちらにあります。

るんびにい美術館を訪ねました

岩手県花巻市

るんびにい美術館は、岩手県花巻市にあります。
直ぐ近くには花巻東高校があります。

花巻東高校

花巻東高校は、メジャーリーグで世界的に有名になった菊池さんや大谷さんの母校で、花巻のスポットのひとつですね。

ボーダレスギャラリー

ボーダレスギャラリーでは、小関小夜子展が開催されていました。
小関さんのことは今回訪れて知りました。

私たちの心は、沢山のものを区別します。
障害者と健常者。おとなとこども。男性と女性。国、人種、人や動物や植物…。この世界は、無数のボーダー(境界)でできています。 もしも、すべてのボーダーを心から消し去って、それらをただ一つのものとして見ることができたなら。もしそんなことができたなら、世界はどんなふうに見えるのでしょうか。

もしかしたら、そこにはただ命の輝きだけがあるのかもしれません。

るんびにい美術館HP
https://www.kourinkai.net/museum-lumbi/about/index.htmlより引用
大関小夜子展

山の絵、ひとの絵など。
そして詩集の一部も展示されていました。
どれも素敵な作品です。
作品を見ながら、大関さんがどんな方だったのかなと考えていました。

山の絵
太陽の絵


ひとの絵


創作活動の様子
詩もステキ


大関小夜子さんのメモリアルギャラリーは会津若松市にあるそうです。
こちらも行ってみたいですね。

カフェ

ぶんびにい美術館のカフェ「るん♪カフェHeart-Pit」では、ホットゆずとりんごタルトで一息つきました。

カップにゆずがたくさん入っていて、とても香りが良かったですよ。
りんごタルトも美味しかったです。
美味しいものを食べるのは、ホント幸せなことですね。

ホットゆず
りんごタルト

いただいたお茶を飲んでいるうちに、カップに書かれた絵が見えて、あ、ここのアトリエで描かれた作品に違いないと思い、写真を撮りました。

アトリエ

るんびにい美術館の2階にはアトリエがあります。
現在(23年12月現在)の活動日は、サイトの記載と変わって火曜、木曜、金曜だそうです。

アトリエの活動公開日に訪れたかったところですが、都合が合わずに非公開日の訪問でした。
アトリエの見学だけでもさせてもらえないかと相談したところ、快く受け入れてくださいました。

決して広くないアトリエ
でも個性がたくさん見えました

職員さんからは、誰もいないアトリエで申し訳ないといったことを仰っていただきましたが、
「わたしの都合ですから」
「またアトリエに皆さんがいらっしゃるときに伺いますから」
とお伝えさせていただきました。

切って結ぶことが好きな方

アトリエにはいくつかの椅子とテーブルが置かれていて、そこにはどこかで目にしたことのある作品も置いてありましたし、驚くような素敵な作品もありました。

楽しいひととき

職員さんから、ひとりひとりのアーティストさんを詳しく紹介していただけました。
ある方がこの作品を作るようになった過程の話や、通常の作業の様子など。
あまりに詳しく紹介していただけたので、まだお会いしたことがない皆さんが、そこにいる姿を想像出来て、出会えたような感覚です。

個性を形にする場所

必ず会いに来るぞ!って気持ちになりましたので、「必ず来ますからね」と約束してアトリエ見学を終了しました。

「みんな喜びますから、是非来てください」の言葉に、ここを再訪する自分を想像しました。

おわりに

全国には同様の社会福祉施設があります。
そこにはたくさんのアーティストがいますし、わたしたち人間は、それぞれがアーティストだと思います。

「人間は存在自体がアート」

この言葉は、わたしがSNS上で目にして、感動した言葉のひとつです。

ひとはそれぞれに個性があります。
その個性を持つひとがアーティストなんだろうな。

2024年はたくさんのアーティストさんと会いたいな。
楽しみです。

では。

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