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森田玲花
2019年7月8日 00:02
一昨年の冬からはてなブログで始めた「東京のつらい場所」という企画が終わった。端的に概要を話すと、人生で一番好きだった通称「飯田橋の彼」のことが忘れられなさすぎて飯田橋駅に降りられないから、飯田橋を克服するために彼との(+他のいい思い出のない元カレたちも)思い出の場所をめぐる東京散歩をするだけなのだが、企画を進める中でもリアルタイムで色々なこともあり、とても感慨深いものになった。インタビュア
2019年7月3日 21:33
友人の引越しの手伝いへ行って荷造りをしている最中、終わった恋のかけらをいくつか発見してしまった。棚の裏から出てきた薄い紙袋から出てきた合鍵だとか、カードケースの奥にしまわれた4角が綺麗にピンと伸びている会社の名刺だとか。「こんなもの、もう持ってても意味ないんですけどね」とあっけらかんと言う彼女の横顔は、言葉とは裏腹に影をほんのり落としていてとても美しいなあと思った。彼女のグレーがかった瞳が
2019年6月5日 00:01
恋に恋してるというか、熱しやすく冷めやすい上に恋愛体質なので色恋に落ちやすいタイプだと思う。自覚しちゃったら早いし、これは恋だ愛だと決めるスピードが格段に速い。速すぎるともいう。恋に落ちるパターンはたくさんあるんだけど、大きく分けたら①自分の中の好きな要素を大きく満たしている(主に外見)②私に対して興味がなくて一番好きにしてくれないの2パターンになると思う。①は説明なしにでも伝わる
2019年4月28日 23:37
最愛なる綾野剛氏が言っていた、「愛とは許すことである」というフレーズにめちゃめちゃ共感して生きている。許すとは諦めに近い。相手が自分の範疇にならないことを認めて、そのままであることを受け入れるということだ。すべてを許しても仕方ないけど、そうやって許すことで恋愛の大体を肯定できた気がする。ドタキャンだろうが、浮気だろうが、すきならば全部全部許すしかない。だってそれが愛なんですもの。そ
2019年4月20日 22:24
例えば「デートの最適な回数って月幾つだと思う?」って聞かれたら、「会えたらそりゃ楽しいとは思うけど、自分の時間も欲しいからせいぜい月1〜2くらいじゃない?」と大体答えてきた。飽き性だし、友達と遊ぶのも大好きだし、仕事で疲れた翌日は死んだように寝たいし、ひとりでふらふら出かけたり銭湯でぼーっとしてすごしたりもしたいし。それは恋人も同じだったらしく、気があうねーくらいに思っていたが、なんだかんだ
2019年4月15日 23:25
元彼が結婚したらしい。本当は良くないんだけど、こっそり覗いていたFacebookで結婚報告をしているのを見てしまって、自分が思っていた以上にショックを受けている。彼は時々自分にとって都合のいい話をする人で、そこがちょっと苦手な反面、人間臭くてとても好きだった。自分のために残酷なまでに人を切り捨てられる潔さが羨ましかったのかもしれない。最後のお別れの日、「今は恋愛って気分になれないから友