森田玲花

1992生の詩人(仮)。職業コピーライター。 短歌・エッセイ・小説・戯曲も執筆。詩歌ユ…

森田玲花

1992生の詩人(仮)。職業コピーライター。 短歌・エッセイ・小説・戯曲も執筆。詩歌ユニットは「眠い森林」。 お問い合わせはTwitterまたはmrtriksty@gmail.comへ。 貴方の心に致命傷を与えたい。 https://aboutmrtrik.tumblr.com

マガジン

  • 書いてきたもの

  • アイスクリームが溶け切る前に夜仲まで踊り狂いたい

    31才、職業OLの一年間をできるだけ更新します

  • 日記のような感情メモ

    日々の出来事や思ったことを書きます。

  • 短歌

    連作短歌、習作。

  • 小説

    文章練習やら昔書いたものやら何やら

最近の記事

エッセイ:人生で一番誠実だと思って結婚した旦那が五股と五〇〇万借金していることが発覚しなんやかんやあって結婚式まで挙げました

はじめに 元彼たちに「君は誰のことも好きになれないし、自分を幸せにしてくれる人とは巡り会えない」と言われてきた人生だった。  死ぬほど嫌いになりそうで私から別れを告げた彼らは、最後の最後まで嫌いになって欲しいのか、はたまた忘れてほしくないからなのか、そういった呪いの言葉を泣きながら振りかざしてきた。  心の底から好きになった人からは「君とは惰性で付き合っていた」とオムライスを食べている途中で切り出されたり、もうすぐ付き合いそうかもなって兆しが見えたところで破談になってきた。

有料
700
    • 詩 完熟失恋

      叶わないから恋はちょうどいいのです 柘榴の実がはじけるようくらいの でっぷり太った色欲まみれのわたしが 両手からあふれて落ちていきます 好きになったら負けなのです 愛してしまえば許さざるえません いくらさみしくて手を伸ばしても 彼らは全部を拒むでしょう そうしてわたしは種を蒔きます 忘れないようにひとつずつ植えます その花が咲く頃にまた思い出し こころの傷を花びらでなぞります 叶わないから恋はちょうどいいのです

      • コロナ感染記録❷

        ○発症3日目 ・ほぼ寝れなかった。ムズムズと焦燥感がすごく、じっとしていられない。 ・安定剤と頓服を飲むも、微妙な感じで朝になる。 ・明け方に煙草とポカリを摂取した時に、若干味しない?となるも、全然平気だった。 ・鼻詰まりがやばい。ずびずびはしないけど、詰まってて鬱陶しい。時々くしゃみがでる。 ・熱は完全になくなるも、体の中にこもっている感じがずっとする。寝不足のせいかも? ・なぜか生理がきた。ダブルパンチ。 ・倦怠感は続くけど、縦になれる時間が増えた。結婚式の準備を進めたり

        • stay with meを聴いて泣く夜

          どうしようもなく、誰かを想って寂しくなる日がある。 代入数が一個しかなくて、それ以外だと拭えないような、そんなポッカリとした気分。 そんな夜はSam Smithの「Stay with me」がよく似合う。 彼のこの歌は実体験から描かれているものらしく、ワンナイトラブの相手が忘れられなくて恋しいと、ただ傍に一緒にいてくれないかと切に願う曲だ。 和訳はいいものが落ちているので、各自好きなものを読んでほしい。 この曲を初めて聴いた当時、自分の心境を言い当てられた気がして気づい

        エッセイ:人生で一番誠実だと思って結婚した旦那が五股と…

        有料
        700

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • 森田玲花
        • アイスクリームが溶け切る前に夜仲まで踊り狂いたい
          森田玲花
        • 日記のような感情メモ
          森田玲花
        • 短歌
          森田玲花
        • 小説
          森田玲花
        • 森田玲花
          森田玲花

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          コロナ感染記録❶

          ○前兆(発症4日前〜) ・漠然とメンタルが悪く、体も重たい感じが続く。 ・暑さもあってか、胃腸の調子が悪い。 ・当時は熱中症気味か?と思っていたが、とにかく胃もたれがすごくてお酒も全然飲めず、ひたすら気持ち悪いのが続いていた。 ・寝つきが悪く、全然寝れないのが続いていた。 ・いつも以上に体力がなく、へろへろして毎日を過ごしていた。 ○前兆(発症前日) ・体力的にダウン。あまり動けない。 ・喉に軽い違和感。乾燥している感じというか、ガサついている感じ。 ・左手の指が異常につる

          コロナ感染記録❶

          詩 消炭

          都合よく消費されることばかりだ 出会った時に大体が決まってしまう 誰にも嫌われたくないから 否定もしなければ肯定もしないばかりに 私のパッケージがやさしさとちょろさだと つけいられていることは重々わかる 結果、表面張力いっぱいまで貯めて 違うが一気に溢れ出した瞬間に 相手もnot for meだと気づき 手のひらを返して離れていってしまう (プレイボールの合図で飲み干す 言葉の純度はウォッカと同じで 惰性やノリでいいから好きだと 言えば全部二重丸だったのにね) ありのまま

          詩 まほうがとけない

          愛している 一緒にいて 結婚しよう ありのままでいいよ でも、好きとは言わない魔法使いは 私が欲しかった言葉の靴を差し出してくる サイズがぴったりかはわからない 合えばいいとは思うけど その靴を履くには旬が遅すぎる ヒールは女のプライドだし ビーフは男の矜持だし どっちを取っても捨ててもどうも やっぱりは私は立ち止まる 眠れない夜をココアに溶かして ブランデーの涙を一滴ずつ垂らす 欲しいのが心なら左手を 温もりと快楽なら右手を出して 耳鳴りがブランコしている 飽和してい

          詩 まほうがとけない

          詩 あなたがそこにいなくても

          空が飛べない分、泥水を啜った 27クラブに入会もできなかったし そもそも凡人なのもとっくにわかっていた それでも、特別な何かになりたくて たくさん勉強して真面目に書いた 言われなくても早出残業して 誰よりも正しくあろうとしたけど 結局のところ、私は女でしかなくて 出世もできなければ結婚出産で定義され 人として生きようとしても 女であり続けることしかできず 結果として女である蜜を舐めることが この世に対しての復讐だと知った ひたすら書いて認められることよりも 馬鹿なメスのふり

          詩 あなたがそこにいなくても

          詩 生命体:恋

          私は恋でできている 安定が欲しいと嘆きながらも ときめきを摂取しないと生きていけない 経血は甘ったるい罠で不定期営業 去ってしまった男たちの影を数えては 勝手に傷ついて悦に浸っている 人生全部タイミングな訳で 欲しいものだらけでやっていけない 無償の愛が欲しいのは 心の隙間を埋める長い棒を待っているから 毛穴という毛穴から全部 世の中にあふれるやさしさを滲ませたい そして、誰かを包み込める毛布になり さみしくないよとキスしたい 好きになったら全部負け! 恋でできている

          詩 生命体:恋

          6/28 ジャケットが暑い

          最近、眠りが浅すぎて4:30とか6:30とかに目が覚めては気絶する。 朝トイレに入ったら、股間が血で真っ赤になってて早々に面倒臭くなる。 生理管理アプリに登録すると、おおよそ3ヶ月ぶりくらい?の生理だった。 子どもを持つ予定がない身としては、本当にいらないな〜面倒くさいからやっぱりパイプカットしようかな〜と思う今日この頃。 でもパイプカットしたところで生理は止まらない……?のか? 今日は企業面談があったので、頭ぐわんぐわんしながらジャケパン。 ただスーツを捨ててしまったので

          6/28 ジャケットが暑い

          6/13-6/27 不調の波でサーフィン

          あんまり調子が良くないのが続いている。 飲みすぎて膵臓を壊しかけたっぽいので、なるべく節制している。 親友とカラオケにいく。 お互いの好きな曲ばっかり歌ってだらだら。 旅行の予定を立てて楽しみ。 友人の優しさから、最近ハマったRAMPAGEのライブに行けた。 生はやっぱりすごい。フラッグいっぱい振り回した。 ガチャガチャをやって缶バッチが当たったけど、まだメンバーの顔と名前が一致してなくて???となったり。 パートナーはロゴマークの付箋が当たって使い道に悩んでいた。 合

          6/13-6/27 不調の波でサーフィン

          詩 相対的擬似的自虐婚

          月はまばたきしていて ようやくわかる頃には 私は歳を重ねすぎたのだ カウントダウンをエイトロックで 鏡越しの自分はどこだ 今日も眠剤をミンティア代わりに 酒で流しては眠れないまま 愛してるよりも愛したい もうすぐ夜明けと溶けていく 追い越した背中を眺めている 思っていたより重症だ 今ならわかるじゃ遅すぎた 背負った十字架は捨てられない 愛されたいガールは終わり でもいつまでたっても甘ったれてたい 小籠包の中の肉汁だけ啜る人生ならいいね 世のことわりでは不自由だから

          詩 相対的擬似的自虐婚

          詩 ジェネリック亡霊

          深夜の電話越しだからだ ストゼロとマルボロ片手に話すと もう二度と会うことのない彼が現れて わたしと結婚しようと誘う 彼とはかつて恋仲に近いような お互いの利害的さみしさでだけつながっていた そのうちにわたしの比重が大きくなり そして 彼の彼女が死んで全部終わった 彼は酔うと舌ったらずになって もう歩けないと言って電話をしてきた その電話がいつになるかはわからない が、わたしはずっと待っていた 生い立ちも生き様も全部違うのに 声と顔立ちだけで思い出すほど 深く魂に刻まれてし

          詩 ジェネリック亡霊

          詩 人生設計

          隣で寝息が積もる中、 私はひとり煙草を吸う ねむたさと同居する白んだ空は なんでもいいよと許してくれるが 体温を交換することもできず 心に捻り潰した煙草の消し跡みたいな 穴がたくさん開いていくばかりだ 自立した人になりたかった 誰にも頼らずまっすぐ立てる 薬もいらなくていつでも羽ばたける 元気でかわいい普通の女の子でいたかった 現実は薬と酒まみれでずっと吐いてる 機嫌すら依存してまともにできない 社会が怖くて毛布で泣いてる 理想とは縁遠いところまで ずっと歩いてきてしまっ

          詩 人生設計

          0612 回復に充てる

          昨日のエネルギーを使い果たしてコテンパンになっていたので、割とずっと寝てしまった。 寝ると変な夢見るので微妙だけど、寝れていないよりは別。 パートナーが麻婆豆腐をつくる!と言い出してお願いしたが、味付けは結局私がやる。 豆腐たくさん食べて良い感じ。 人間関係が面倒な時期になってきてしまったので、どう足掻くかを明日考える。 とりあえずコインランドリーとシーシャに行く予定。

          0612 回復に充てる

          0611 エネルギーを使いすぎた

          飲み明けのポカリは美味しい。 親友と昼からカラオケに行く予定なので、おめかしして都心に繰り出す。 コンビニで豪遊して、お互い仕入れた曲などを歌いつつ、ダラダラ話して楽しかった。 親友とは知り合って10年以上、社会人になってからは割とべったりなので、いつあっても楽しい。 価値観が違うけど、それも許容できる関係はいいね。 来月は彼女の誕生日旅行にいく。 妹から喧嘩を売られて、久々にプツンときて大人気なく喧嘩を買った。 私に全く非がないとかではなく、やってしまったことは多々ある

          0611 エネルギーを使いすぎた