高校にも支援の輪が広がってきた という話
うわぁ、また雪か~。雪かきが間に合わない!!
という夢を見て、「あぁ、夢か・・・」と安心して目が覚めます。
でも、窓の外を見て、正夢だったことに気付き絶望する日々のMr.チキンです。
もう、雪やだ・・・
さて、今日は高校にも支援の輪が広がってきた!というお話をさせていただきます。
自閉・情緒障害特別支援学級の子の高校教育について
以前、noteの記事で
ということを紹介しました。
昨日の朝、Yahoo!ニュースを見て、福島県の高校での支援の取り組みに動きがあったという記事がありましたので、まとめてみました。
個別支援教育コーディネーター:福島県の取り組み
福島県立高校で、個別支援教育コーディネーターという取り組みが始まったということでした。
記事を抜粋すると
前回の記事の内容について、そのまま対策がなされたのではないかというタイミングでした(笑)
対象が”発達障害”ということなので、自閉・情緒障害特別支援学級からの接続をスムーズにするという意味合いがあると考えられます。
これで一つ、教育を受ける際の選択肢が増えるのかもしれないと期待しています。
なお、学校教育法第八十一条によると、
ということですので、高校に特別支援学級を設置することも可能です。ただ、それをしなかったのは高校のもつ校種の特殊性もあるかもしれません。また、インクルーシブ教育の観点から、学びの場を分けるということをしないという選択だったのかもしれません。(もしくは単に教員数の観点から予算がとれなかったのかもしれませんが…)
札幌市立大通高校の取り組み
高校で通級指導教室が採用されることが多くなってきています。
これは平成30年度から制度化されたものです。
これから急速に拡大していくだろうと考えています。
だって、あまりにニーズが大きいですから。
平成29年度から実践的に通級指導教室の研究を行ってきた
札幌市立大通高校の取り組みを見てみましょう。
かなり濃厚な支援体制が書かれています。
この実態まではまだ見ることができていませんが、
一番下の項目に通級による指導が挙げられています。
2018年の報道によると年7単位まで取得可能だということです。
単位取得ができるという事実は大きい
この単位取得につながるというのはかなり大きいでしょう。
小学校や中学校の通級指導教室も、
という課題があります。
高校は卒業要件に単位履修があるので、その箇所が保証されるのは大きい。
というか、保証されないと実質利用ができない制度になりかねません。
これからも広がっていくことに期待!
今日は高校における特別支援教育の広がりについてお話をしました。
さらに多様化・広範囲になっていくだろうと予想されます。
大切なのは、教育の行き届く範囲がより広くなることが
生活の豊かさにつながるということです。
きっと、次年度途中に学校調査が更新されると、様々な取り組みの進歩が見られるようになるでしょう。
これからも、気になる動向がありましたら、お伝えしたいと思います。
では、またね~!
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