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価値観の素

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粗く、未熟な言語化を通り、私の今の確かな価値観は作られていったのだと思う。
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2020年6月の記事一覧

言語化をしたその先の未来

言語化をしたその先の未来

私達は、国語という授業を受けながら、筆者の気持ちだとか、主人公の想いだとかを汲み取る練習をしてきた。

要約や、感想を書くことは、自分の「考え」ではない。

問題提起、そして解決までの過程、結論を迎えても、

自分の頭で、違う方法や、違う視点からの考えを発表する場を与えられてこなかった。

だからどんな物語にも当てはまるような、文字ばかりを書くことを覚える。

「悲しかった」だとか、

「可哀そう

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「そんなキャラだったっけ」と言われた君へ

「そんなキャラだったっけ」と言われた君へ

「陰キャラ」と「陽キャラ」なんてくだらないスクールカースト判定。

他人にとっての「あなたらしさ」が存在している。他人によって判定される自分の「キャラ」というもの。

キャラに沿って生きれば、自分の個性は剥奪され、自分らしさと、他人が定めるキャラとの間に広がる溝に苦しむことになる。

一方、自分らしさを全面に出せば、他人の思うキャラと違うということから、からかわれたり、色んな苦痛を伴うことになる。

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