『社内の育成』でコーチングを応用する
【MOTONARI`s note No.52】
どうも、MOTONARIです。
物欲ラッシュが来ておりまして、「ノートパソコン」を購入してしまいました!WindowsかMacBookAirかで検討していましたが、Windowsに軍配が上がりました。今までの操作性への慣れとハイスペック×低コストというコスパの高さで選びました。これでnoteもオンライン面談も十分なスペックでできます。(前のPCはスペック低めだったので、かなり負荷をかけてしまっておりました・・・)
本日は、
「育成×コーチング」
についてです。
「コーチング」と聞くと、色々なイメージを連想されるかと思います。1on1のセッション、研修型、パッケージ型など、関わり方はいくつか存在しております。
コーチングは必ずしもクライアントに向けて有料でやるものだけを指しているわけではありません。
「育成やマネジメントでのコーチング」も一つのコーチングです。
僕のコーチングの主戦場はずばり「育成」です。社内のメンバーに対してコーチングを応用しているのです。社員なので、もちろん無料。
1on1レビューというスタイルで対面でやることもありますし、業務中のコミュニケーションの中でコーチングを意識して関わることもあります。
最近、自分の中での「ジブンジク」が定まってからすこぶるメンバーとの関わりの調子がいいと感じます。自分の中の心の軸がブレないので、メッセージ性に一貫性があると感じますし、なによりも「自己一致」している感覚が凄まじいのです。
昔までの1on1レビューは自分と相手のコミュニケーション量が「6:4」くらいのときもありましたが、最近は「3:7」くらいで出来ていると感じます。
言い方が少し悪いかもしれませんが、「自分でしゃべって、自分の中で解決策を掴み取ってくれる」のです。しゃべっている間に「気づき」を得て、自ら内側に探りに行っている感覚かな、と思います。
僕はそれを見守るだけ。妨げないで、とにかく聴く。
求職者との面談とはまた違った感覚があります。求職者との面談は、「就職先を見つけたい、これからの相談をしたい」という明確なニーズに対して取り組みますが、社内メンバーとの1on1の関わりはこれといった目的は定めずにやってます。
その中で、自分の中でブレない軸をもって、信念もって傾聴する。そうすると、相手も信頼して心から話してくれるのかもしれません。
特にかっこつけたコーチっぽい問いかけとかしてないんですよ。とにかく信じて聴くだけです。
ただ、キャリコンの勉強や経験しているので、そんな基本的なこととっくに知っていましたし、実践できているつもりでした。
ただ、「つもり」でした。最近思うのは、「技法」などのテクニックも大切ですが、それの何倍も「自分を信じること」が大事であることが自分の中で腹落ちしてきました。
自分を信じているからこそ、相手を信じることが出来るんだと思います。
今までは、どこか相手を信じられないまま、技法や経験に頼って関わり、相手が納得できないならティーチングで済ませて終了、だったのかもしれません。
もちろん、ティーチング的なかかわりが悪いわけではないので、相手のためを思って的確な情報提供ができていればそれはそれで成長を促すことが出来ます。
ただ、自分の中から掴み取ってこそ本物の自分の答えになるので、自分の自信と化していくのだと思います。
自分の軸が定まっていて、一切のブレがないかかわりが出来ていると、動画上であろうが何だろうが、相手に「絶対的安心感」をGIVEできるんじゃないかと思います。
だから、この人に話したい、という気持ちになり、ついつい多くを話ししてしまう。ということが起きるのです。
前回のnoteにも書きましたが、最近まで岡村優介さんの「ジブンジク」のコーチングセッションを受講しておりました。(超絶最高のコーチです!)岡村さんがまさにそうで、僕はセッション時間をオーバーしてしまうくらいしゃべりまくってしまったと思います。岡村さんに話したくなるんです。この人になら全部話してもいい!という感覚!
それを体感したからこそ、自分でもその感覚を相手に再現出来始めてきているのかもしれません。「体感する」って大事ですね。人は、見たこともないものを再現することはできませんからね。
どこか不安そうにしている上司に、心の葛藤や不安の相談をするでしょうか?いつもアドバイスや自分の物差しで言いくるめてくることが予想できる上司に心の葛藤や不安を相談するでしょうか?僕だったら絶対にしません。
自分で言うのもおこがましいのですが、上記のようなメンター的な存在って社内にそう多くいるわけではないんじゃないかと思ってます。多くの会社で、数値や目標という会社のルールや決め事の中でコミュニケーションをとっていると感じてます。
僕は、そういったメンター的な存在が絶対に社内に一人や二人必要だと最近強く思っています。キングダムの信のように強烈なリーダーシップと人間性でメンバーを巻き込んでいける人ももちろん大事ですが、それと同等くらいにコーチング的かかわりで相手の心に寄り添えて信頼をおける人が必要かと感じます。
ただ、コロナ渦の不景気突入期になると、会社内が不穏な空気になる会社が増えるはずです。業績は元気の源なのは大多数の人がそうです。元気の源が減少するので、多くの人の心は余裕がなくなります。そうなると、自分のことばかりに目がいくわけです。
そんな状況下で部下の人生レベルで関われるビジネスマンがどれくらいいるでしょう?そう多くはないと感じます。理由は色々あると思いますが、
「コーチング的なかかわりをしても、直ぐには成果につながらないから。」
という理由は、かなり大きな要因だと感じます。不景気な時代は、確実に業績を上げられることに優先順位が行きがちになります。それに対して猪突猛進に突っ走るリーダーがいなければ、会社はつぶれてしまうかもしれません。
ただ、メンバー一人一人が突っ走るためには、「心のガソリン」が満タンである必要があります。心のガソリンが枯渇したまま、無理やりアクセルを踏んでも成果なんて出やしません。腹落ちした心境状態や腹をくくれている精神状態のほうが絶対に人は突き抜けますし、成果を出します。
だからこそ、コーチングを活かした関わりができる人が増えたほうがいい、と感じますし、それの「体現者」になりたいな、と強く思います。
こういった関わりは数値化しにくいことなので、尚更示しにくいのが重要性が浸透しない大変なところですが、体現して一歩一歩信念もって進むしかありません。
一方で、自分に自信がない状態で、変にコーチングのテクニックだけ学んで、それっぽくやられても、きっとほとんど変わりません。
「その未来を実現できたら、どんな気持ちになりそう?」
というような、コーチング的な問いかけを投げても、最初からスムーズに自分の内側から探っていこうという気構えにはならないんです。
どんな質問をするかも大事なんですが、それ以上に「どんな心でこちらが関わるか」のほうが絶対大事です。
勘のいい人だったら、「この人、ちょこっとコーチング学んでスキルで接してきてるな。」なんて鋭い洞察をされてしまうかもしれません。そんな先に心を許して全信頼で話そうという状態になるわけがないんです。
ちょっと楽して相手の本音を引き出すとかは出来ないように世の中の人間関係は成り立っているんです。いつの時代にもきっと「原理原則」があって、それを体現している人に相談が集まってくるようにできているんだと思います。
まずは、「自分の軸の確立」です。自分がぐらぐらしていたら、相手からしたら信頼できるはずもありませんし、なによりも自分が「生きづらさ」を感じるはずです。自己一致ができていないからです。自分の理想と振舞っている自分に乖離があればあるほど生きづらさは生じます。
ルフィも信もナルトも「生きづらさ」の欠片もありません。自分の信念がはっきりしているからですね。だから空想上の話と分かっていても応援したくなりますし、ずっと見てられるし、大人気なんだと思います。
長くなりましたが、本日は「育成の中にコーチングを活かしていくためには?」というテーマでした。新しいノートパソコンでの出力だっただけにテンションが上がって、いつも以上に熱量が乗ってしまいました笑
ぜひ、人と関わるうえでの参考にしてもらえたら嬉しいです(。-`ω-)
それでは、本日はこの辺で<(`^´)>
MOTONARI
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