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好物トークで場を埋めるDr.


私は社内いじめのストレスから
数日ものすごいお腹の張りで
当初は胃腸科に通院しておりました。

内視鏡検査をしたものの
便秘以外は問題もなく、
毎回毎回医師に
1時間以上診察室で
泣きながら話を聞いて貰ってました。

その胃腸科医師から不眠もあるからと
やんわりと心療内科の受診を勧められて
心療内科にかかることに
抵抗を感じたものの、
多分鬱と診断されるくらいだろうと
ネットで検索した評判の良いところの
心療内科の門を叩きました。

初めての心療内科。

待合室で待っていると
受付の人とは違うGパンを履いた
同年代位の女性が現れました。

誘導されたところは診察室ではなく
応接間みたいなところでした。

その女性は自分が何者かを名乗らず
話を聞きますと言うのです。

私は会社で人間関係がうまくいかずに
いじめを受けています。

と言うことを愚痴と共に30分くらい
その女性に伝えました。

その後再度待合室で待たされました。

私しか患者はいないので
すぐ診察室に呼ばれました。

白髪の男性医師です。

私の話を聞かずに

「大丈夫!もう安心して!
今日から眠れるようになるからね(ウインク)」

私は訳が分からなくて、
さっきの女性は何者か?
私とコミュニケーションを取らずに
薬を処方しようとしている、、、。

恐る恐る聞いてみました。

私「ところで私の病名はなんですか?」

医師「コミュニケーション障害!」

私「(コミュ障って言われる奴が病名?)」

医師「うーん、発達障害って言ったほうがわかるかな?」

私「発達障害って、、、私障害者なんですか?」

医師「だって、人とコミュニケーション取れないんでしょう?」

その後の会話は頭真っ白になり忘れましたが
こうして私は得体の知らない女性から
又聞きした内容だけで 
発達障害 と診断された訳です。

その医師、薬も初っぱなから
この8年で1番多い睡眠薬と同量を処方されたため
次の日会社の昼休み後、ものすごい睡魔に襲われ
大ミスをしてしまいました。

2回目に受診した時に
今度は女性はおらず医師の診察のみでした。

私は医師に会社の愚痴をたれ、辛い、辛いと泣きました。

医師はそういう話のフォローの仕方が分からないようで

「あなたの住んでいる所の名物が私は大好物で
ときどき有名店の○○によく行くんです☺️」

慰めようとしてるとは思うけど、空気読めない。

あなたこそコミュニケーション障害でしょ( º言º)

違うだろ?やばい!こいつ、、、やばい!

そう思いました。

(当時心の奥底の私は冷静で、ただ悲劇の主人公になりたかっただけ)

その後その病院を受診することはありませんでした。


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