だるま
読書記録45 3月に読んだ本まとめ【18冊+4冊】
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読書記録45 3月に読んだ本まとめ【18冊+4冊】

だるま

こんにちは、だるまです。生暖かい春の空気はなんだか寂しいです。
今月は本屋大賞候補作を5冊読み、京都についての本をいくつか読みました。

読んだ本

1.『夜が明ける』(2021)西加奈子

本屋大賞2022候補作③
重さでは今のところNo.1。テレビ業界が出てきたからか、飲み友達の若林正恭の顔がちらつく。日本の現状を、むき出しに描いている。筆者の顔が間近に迫り、訴えかけられているように感じた。

2.『年下のセンセイ』(2016)中村航

若林正恭の『ご本、出しときますね?』でとても可愛いキャラを爆発させていたので、借りてみた。登場人物が清廉潔白で素敵だし、自分の弱点を突いてくれる本。

3.『硝子の塔の殺人』(2021)知念実希人

本屋大賞2022候補作④
一気読みして気づいたら夜中1時。
メタミステリのメタ認知というか、現実と小説が反転しているというか、設定が面白い。あと、古今東西のミステリを登場人物たちが熱く語るため読みたくなる。最後に真賀田四季が出てきて血圧が上がった。ミステリ好きで高血圧の方は気をつけたほうがいい本。

4.『超入門!ニッポンのまちのしくみ』(2019)福川裕一監修

中高生向けでありながら、しっかり都市計画の知識を説明してくれている良本。

5.『正欲』(2021)朝井リョウ

本屋大賞2022候補作⑤

6.『屋根裏のチェリー』(2021)吉田篤弘

『流星シネマ』と交差する長編小説。『流星シネマ』はガケ下の物語だが、『屋根裏のチェリー』はガケ上に住むオーボエ奏者が主人公。オーケストラの話も出てきて身近に感じながら読めた。やっぱり気持ちが「すんっ」となる。

7.『キャンセルされた街の案内』(2009)吉田修一

可もなく不可もなく。色々なところから引っ張ってきた短編集。短編集に何かしらのつながりを求めてしまうのは最近の流行りを引きずっている証拠で、本来の短編集はこういうものと反省。

8.『京都の平熱』(2014)鷲田清一

京都生まれ、京都育ちの哲学者による京都案内。巷の観光案内では満足できない散歩ニストにおすすめ。哲学者から見た都市の様相を垣間見ることができ、京都の昏さに首を突っ込んだ気分になる。面白い。

9.『アーバニスト』(2021)中島直人・一般社団法人アーバニスト

ずっと読んでいる本に入っていてちょびちょび読み進めていた本。やっと読み終えた。街歩きと都市の関係をさらに深めるのに役立った。

10.『地中の星』(2021)門井慶喜

「地下鉄の父」早川徳次と銀座線開通の物語。工事許可を取り付けるまでの話がすっぽり抜けていて、いきなり工事過程から始まるので疑問は残るが、地下鉄の歴史を学べて、銀座線に乗るのが楽しみになる。

11.『残月記』(2021)小田雅久仁

本屋大賞2022候補作⑥
1日で読む流れができてしまい、00:30に読了。候補作でなかったら読んでない作家だったので出会いに感謝だが、かなり飛ばして読んでしまった。

12.『読みたいことを、書けばいい。』(2019)田中泰延

『会って、話すこと。』でおもろい人だなと思っていたら、図書館の特集コーナーに置いてあり借りた。やはり余白が多い本なのですぐ読めるのだが、読み切るまで手を離したくない魅力があり憎い。

13.『ライカと歩く京都』(2015)小山薫堂・アレックス・ムートン

カメラと京都が好きなだるまには、お得な本。動詞とともに、京都の一場面を切り取っていて非常に美しい。第1章は筆者の京都論で、『京都の平熱』と呼応する部分が多々あった。同じ月に、同じ題材の本を読むと相違が際立って面白い。

14.『四畳半神話体系』(2008)森見登美彦

再読。久しぶりに読むとまた面白く、そこここの繋がりが見えてほくそ笑んでしまう。どの道、この道しかなかったんだと気がつく第四話は秀逸で、珍しく示唆に富んでいたような気がしなくもない。いや、教訓を求めてはいけない。

15.『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』(2014)森見登美彦

再読。聖地巡礼には欠かせぬ一冊なり。

16.『同志少女よ、敵を撃て』(2021)逢坂冬馬

本屋大賞2022候補作⑦
久しぶりに、読み終わって泣いた。静かな涙を流した。戦争は女の顔をしていない。

17.『答えのない世界を生きる』(2017)小坂井敏晶

本質を追い求め、表面的な快楽を軽蔑していたが、本質は虚構である。このようなお堅い感じの第一部と、筆者の半生を生き生きと語る第二部で印象が違く、どちらも良い。

18.『「人それぞれ」がさみしい』(2022)石田光規

代官山蔦屋書店コンシェルジュのTwitterで見て気になっていた本。1時間ほどで読めるのでおすすめ。
他人と深くかかわりたくないと思いながらも、一人になったらやることもなく結局つながりを求めてしまう人間の性は、『暇と退屈の倫理学』の内容にもつながっていると思った。

買った本

『変容する都市のゆくえ』
都市を社会論からみる本。まだ読めていない

『虞美人草』夏目漱石
『建築探偵の冒険』藤森照信
 神保町の古本市で購入

『陰翳礼讃・文章読本』谷崎潤一郎
双子のライオン堂で購入

今月のひとこと

今月は本屋大賞に翻弄され、読みまくった月でした。
あと残すは3冊。発表までに滑り込みで読み切れたら嬉しいです。

『四畳半神話体系』と『答えのない世界を生きる』は読書記録を書きたいと思います。

来月から授業が始まりますが、ぽてぽて読んでいく所存です。

今月もたくさんの本と出逢えました。ありがとうございました。

かしこ

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だるま
都市を学ぶ大学生 だるまの片目が埋まるまで