記事一覧
銀行やめて地方に飛び込んだ男の話
はじめまして森本と申します。
7年間勤めた銀行を退職して岡山の西粟倉村という小さな村の建設会社(通称土建屋さん)に転職しました。2016年4月に移住したので早いもので3年になります。
今思えば我ながら思い切った決断だったと思いますが、決して間違った判断ではなかったと思います。3年たった今も西粟倉に移住してよかったなーってつくづく思うし、毎日楽しく暮らしています。この3年間を振り返って10回ほど
【最終回】「いずれは地元で仕事したいなあ」だけでは仕事は作れない
お世話になります、森本です。
さて長々と9回も続けてきましたが、「銀行やめて地方に飛び込んだ男の話」も最終回でございます。これまで読んでくださった方、駄文にお付き合い頂きありがとうございました。
これまで岡山県西粟倉村に移住して3年間で得た経験をメインで書いてまいりました。3年経過した今自分のやりたい事と、そのギャップで揺れ動いている現実を書きたいと思います。
「いずれ奈良でも仕事出来るよう
【第9回】地域に入って変わったお金・仕事の捉え方
お世話になります、森本です。
今回はお金、仕事の話をば。
すごくざっくりしたタイトルですが、お金に関しては地域というよりも、「サラリーマン⇨個人事業主」になって変わったお金の話がメインとなります。仕事に関しては今大切にしている事を書きたいと思います。
お金、大事。この一言につきます。サラリーマン時代は生命保険の年末調整する位で、税金に関してはほぼ無関心でした。
社会人になってから特段の浪費
【第7回】地域おこし協力隊ってどうなの?
お世話になります。森本です。
さて今回は我が村岡山県西粟倉村の地域おこし協力隊で実際3年隊員として経験したお話を書かせて頂きたいと思います。
地域おこし協力隊とは?ざっくり言うと、一定の都市圏から地方移住し、その地域で活動する事で、最大3年間一定額の報酬をもらう事が出来る制度です。
詳しくは総務省のHPにて…
西粟倉の地域おこし協力隊制度について西粟倉村の地域おこし協力隊制度は他の市町村と
【第6回】地域における空き家管理事業という仕事
お世話になります、森本です。
さて、前回レアケースな転職のお話を書かせて頂きましたが、今回は空き家管理事業という小松組が取り組んでいる事業について書かせて頂きたいと思います。
ただ、冒頭に申し上げておくと、空き家管理事業は開始3年経過後もよく言えばスタートアップ段階であり、最近になってふるさと納税などでお申し込みも頂く機会も増えましたが、この事業が収益の柱になっているとは言えない状態です。早め
【第5回】銀行マンが土建屋に転職したらどうなった
お世話になります、森本です。
僕は今から3年前の2016年に金融業界から建設業界へと転身を果たしました。第1回でも書きましたが、僕の転職の軸は「地方で稼ぐ」という1択であった為、その他のことはないがしろにしていた部分がありました。
まずは業種・職種選び。建設業に飛び込んだといいながら、面白そうな地方であれば仕事はなんでもいいやと本気で考えていたので、異業種に飛び込む事に何のためらいもなかった
【第4回】なぜ地域にここまでとけ込む事が出来たのか
お世話になります、森本です。
前回溢れる西粟倉愛を綴らせていただきました。まだまだ書き足りない感じです。
さて、色々と個人的な情報を飛ばしながら書かせて頂いているのですが、タイトルの通り、手前味噌ながら僕はめちゃくちゃ西粟倉にとけ込んでいます。
最近は、地元や移住者の方より
「ネイティブよりネイティブ」
とか、
「西粟倉の地元の事なら森本に聞け」
とまで言われる様になりました。ありが
【第3回】元銀行員から見た「西粟倉ここがすごい!」
お世話になります、森本です。
前回奈良にUターンせずに岡山の最北東の西粟倉に移住した理由を書きました。「地元以外ならどこでも良かったんじゃろ」というお声を頂く事もありまして、確かにそうだなと納得してしまった部分があったので、実際に移住して感じた西粟倉のここがすごい!という事を書かせて頂きたいと思います。
ちなみに前回あれほど、数字、ファクト、ロジックと謳いながらあくまでエビデンスがない個人的な想
【第2回】なんで地元ではなく縁もゆかりもない岡山に移住したのか
こんにちは、森本です。
前回、東京で地元に帰ろうと模索していた時にひょんな事から地域仕掛け人市というイベントに参加する事になります。
トークセッションみたいなブースがいくつかあり、たまたま聞いてみようと思ったのが現在も西粟倉で活躍されている牧さん達のお話でした。
当時から既に西粟倉村はいわゆる地方創生界隈では有名で、
林業を軸にして様々な産業を創出する
という、観光で町おこし!やB級グルメ