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【第9回】地域に入って変わったお金・仕事の捉え方

お世話になります、森本です。

今回はお金、仕事の話をば。

すごくざっくりしたタイトルですが、お金に関しては地域というよりも、「サラリーマン⇨個人事業主」になって変わったお金の話がメインとなります。仕事に関しては今大切にしている事を書きたいと思います。

お金、大事。

この一言につきます。サラリーマン時代は生命保険の年末調整する位で、税金に関してはほぼ無関心でした。

社会人になってから特段の浪費癖はなかったため、生活費は自然体で今もやっていますが、いざ退職して個人事業主になると色々な税金を直接支払うようになるので、色々対策を講じなければならないと気づきました。税金をとる側の立場を想像したらいかに天引きのシステムが素晴らしいか分かります笑

1.所得税

確定申告についてのテクニック的なお話は税理士さんや会計士さんにお任せするとして、この所得税の算出根拠となる年間所得について、個人事業主は自分で申告せねばなりません。この年間所得は住民税社会保険料などの算定根拠ともなるため、確定申告を終えてからも影響を及ぼします。

その為、色々な経費の伝票類は取っておかねばならないのですが、1年目から3年目まで本当に伝票ぐっちゃぐちゃで3月に泣いてます(笑)

人に確定申告について聞かれた時は、

「確定申告の辛さは書類を探している時間が半分。だから探さない仕組みを作れば確定申告なんて楽勝ですよー」

などと言いつつ、結局同じような苦しみにあっています。毎年反省しているので、今年はまだレシートをスマホで撮影して会計ソフトのfreeeに落とし込むという作業をなんとか継続しています。なんとか(笑)


話がそれましたが、所得税を低く抑えるものと、一部貯蓄感覚で取り組んできたものがあります(この捉え方は人それぞれです)。

一般にリスクが低いと言われている制度から列挙していきます。

小規模企業共済

個人事業主の退職金制度と言われている制度

倒産防止共済

取引先への売掛金などが焦げ付いた時に融資が受けれる制度

国民年金基金 

基礎年金の上乗せに当たる部分。最近兄弟分に当たるiDeCoに光が当たっていますが、安定感のある制度だなと思います。

国民年金の2年前納(楽天カードのコンボ)

絶対払わなければならないやつ。ならクレジットでまとめてポイントゲット、かつその年に全額が控除対象となります。

確定拠出年金(iDeCo。サラリーマン時代の切替)

会社員時代に加入していたものです。これも基礎年金の上乗せに相当するものです。控除額は国民年金基金と併せ上限があります。

and more・・・

と、色々と制度を使っていますが、これらの制度って自分で情報を取りに行かないと誰も教えてくれないんですよね(iDeCoは会社員やめて開業したら案内きますが、楽天証券やSBIがおすすめとかは誰も教えてくれません)、ぶっちゃけ、確定拠出年金は半年ほど口座管理手数料だけ払って放置してましたから。

自分でネットなどで調べてしっかり身につけて行くのがいいとは思うのですが、もっと体系的にサポートする体制があってもいいんじゃないかなーと思います。

税金や細かなお金は個人事業主になれば色々と大枠で捉える事が出来るので色々と為になります。というか前職で知識はあってもいざ当事者にならないと細かな部分って分からないんだなーと改めて感じました。


地域で仕事をするという事

目に見えない信用を大事に出来るか

同じ地域で仕事を3年していると、つながりや信用というのが非常に大事になってきます。これは地域に限った事ではないのですが、特に田舎では仕事っぷりが本業以外に確実に波及していると思います。僕はこの3月まで小松組の従業員と地域おこし協力隊という2つの顔を持っていました。そのおかげで色々な方と繋がりが持てたと思いますが、経理財務面のアドバイスを求められたり、行政の「〜委員」などにお声がけ頂く機会が多くありました。

これは仕事っぷり(現場での技術力などではなく、立居振舞や挨拶しっかりするなど)が起因すると思います。もちろん前提に地域で信頼のある会社に勤めていたり、社長の後ろ盾があったりというのが前提にありますが、それも最初のご祝儀的なものであり、最後は自分の力になってくると思います。


いい環境の中でさらなる挑戦出来るか

すごくいい環境でこの3年間は仕事させて頂きましたが、このいい環境に甘える事なく新たな挑戦が出来るかというのが今の課題であります。

会社員を飛び出したのは、その時「渇き」を感じていたからであり、現状は仕事や地域にいる人たちに恵まれているので、非常に充実した日々を送っています。

ただ、自分が実現したい未来はもっと踏み込んだものじゃないのかなと思う事もあります。「銀行員やめる」みたいなインパクトはないですが、いい環境にいる分、チャレンジのハードルは高くなっているんじゃないかなと思う日々であります。

その辺りは次の最終回に書かせて頂きたいと思います!お楽しみに!!

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