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【第2回】なんで地元ではなく縁もゆかりもない岡山に移住したのか

こんにちは、森本です。

前回、東京で地元に帰ろうと模索していた時にひょんな事から地域仕掛け人市というイベントに参加する事になります。

トークセッションみたいなブースがいくつかあり、たまたま聞いてみようと思ったのが現在も西粟倉で活躍されている牧さん達のお話でした。
当時から既に西粟倉村はいわゆる地方創生界隈では有名で、

林業を軸にして様々な産業を創出する

という、観光で町おこし!B級グルメの開発!といったあるある的なものではなく、BtoBの匂いがプンプンする、がっつり稼ごうぜ!というメッセージ性を持った尖った印象でした(笑)

当時は「西粟倉がすごい!」という感想よりも正直なところ、地元と比べてこんなに頑張っている村があるんだ!という印象でした。

自分の地元と常に比較している

当時も今も、僕は常に地方創生で先端を走っている自治体や企業のお話を聞くと地元の村と比較するクセがあります。

地元はこんな動きないだろうな

と、ため息をついたのを思い出します。

そもそも出身である奈良県は奈良府民という言葉がWikipediaにも乗るほど県外就業率が高い地域。中立的な書きぶりのWikipediaにすら

奈良府民は家に寝に帰るためだけに奈良県に居住するため、地域への関心が薄いとされる(Wikipediaより)

と、結構ひどい書かれ方してます。悔しい反面はあるものの、まあそうだなと思う部分も結構あります(笑) 今Uターンしてチャレンジをしても結局挫折して大阪か京都で働く事になるだろうな、と。

実際地元の明日香村はいいとこがいっぱいあるのですが、長年暮らしていて可能性というものが見えなくなっているし、「うちの地元はだめだ」という勝手に色眼鏡を掛けてレッテルを張っている自分も確かに存在します。

それだったら先端を走っている村に移住して

明日香村と比較してやろうと

ライフネット生命創業者の出口治明さんの仕事の指針である

数字・ファクト・ロジック

に基づいて徹底的に分析してやろうと思いました(笑)

この比較するという事を軸に西粟倉で暮らしていく事になる訳ですが、

やっぱ西粟倉すごいなー

と想像していたよりも遥かにそう感じる機会が多かった3年間でした。

今回は地元の愚痴みたいになった事お許し下さい…

次回は実際に3年住んでみて西粟倉のココがスゴイ!という点を元銀行員の目線で書ければと思いますのでお楽しみに!


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