【読書記録】名作家具のヒミツ/ジョースズキ
Yチェア、バタフライスツール、イサム・ノグチのコーヒーテーブル……。
誰もが知る名作家具の、誰も知らないヒミツを教えます。
あの有名デザイナーは、本当は家具なんて作りたくなかった?!
年間20脚しか売れない椅子が見事に復活したのはなぜ?
普段目にするあの家具を見る目がかわる1冊です。
感想
「家具は長年使うものだから、トレンドを追いかけない」
Artek（アルテック）の元CEOであるミルック・クルベリさんの考え方が印象的でした。
たしかに、安い家具ならともかく、一定以上の価格の家具になってくると、数年、数十年と使うものです。
その間にトレンドは変わるでしょうし、家具は数ある産業の中でも特殊な部類なのかもしれません。
変わらないものにこそ価値があるというか、変わらないからこそ価値が生まれるというか。
自分も家具をつくる身として、とても刺激になりました。
有名な家具の歴史や裏話が聞ける、インテリア好きには楽しい一冊です。
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