もっぴーΙ本と山と写真

35歳 会社員 妻と息子の3人暮らし 好きな本『星の王子さま』『旅をする木』 家具を作…

もっぴーΙ本と山と写真

35歳 会社員 妻と息子の3人暮らし 好きな本『星の王子さま』『旅をする木』 家具を作ったり、木材を扱ったりしています。 読書、登山、カメラが趣味です。 アイコンは自画像。激似です。 よろしくお願いします。

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2024年1月に読んだ本は、14冊でした。

2024年1月に読んだ本は14冊1月は14冊の本を読めました。※雑誌や漫画は除く ビジネス書から古典まで、幅広く読め、満足しています。 自らの記録用である面が大きいですが、こちらにまとめます。 ご参考になれば、幸いです。 インプット大全/樺沢紫苑本を読んだり、映画を観たり、話をしたり。 人生はインプットの連続です。 この本は、そんなインプットの方法について詳しくまとめられています。 同じ著者『アウトプット大全』もセットで読むのがオススメ。 インプットとアウト

    • 【読書記録】方丈記 現代語訳付き/鴨長明(角川ソフィア文庫)

      本のこと感想下鴨神社の次男という名家で生まれた鴨長明ですが、出世争いに負け、大災害や人災を5回も経験し、その後に和歌で評価されて後鳥羽院から見いだされるも、また出世争いに敗北。そこから隠居生活を送ります。 方丈記は主に、出家前と出家後の2部構成になっています。 前半の災害や人の描写はあまりにリアルで驚かされます。 スマホもなかった当時に、どうやってそんな詳しくリサーチしたのかなと思うほどです。 また後半パートは、「隠居生活めちゃくちゃ良いよ!」パートです。 災害を経

      • 主に読書記録をちょこちょこ記録してきて、1,000スキいただきました。 お読みいただいたみなさま、ありがとうございますm(_ _)m これからも不定期に投稿していきますので、もしよろしければご覧ください。 よろしくお願いします。

        • 【読書記録】100分de名著 徒然草

          本のこと感想先の読めない世の中。 何かと生きにくい時代になりました。 すぐに他人と比べてしまう今の世の中で大切なのは、いかに「一人になるか」じゃないかと私は思います。 一人になりたくてもなれない。 どこにいても情報は飛び込んできて、知りたくもない噂や悪口、自慢が降り掛かってきます。 意識的に一人の時間を作り出し、何かに没頭し、自分にとって大切なのものを見定める。 それができれば、少し世界は生きやすくなると思います。 人と比べず、驕ることも卑下することもなく、ただ自分が美しいと

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        2024年1月に読んだ本は、14冊でした。

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        • 読書記録
          78本
        • 読んだ本のまとめ
          6本
        • 6本
        • モノ
          6本

        記事

          【読書記録】空海 人生の言葉/川辺秀美

          本のこと感想自分の心の持ちようで、世界の見え方は変わる。 そんなことがいくつか書かれていて印象的でした。 また、地道な積み重ねがやがて大きなことを成すということも。 今も色々な本に書かれているようなことが、千年以上前に空海が言葉にしていたと思うと感動する。

          【読書記録】空海 人生の言葉/川辺秀美

          【読書記録】坂の上の雲 三

          ポイント相手を見下し追い詰めると痛い目を見る 人事は過去の実績や感情ではなく合理的に判断する 強大な相手にも弱点はあり、研究し、諦めないことで勝機は見える 本のこと感想正岡子規が亡くなり、日露戦争が始まった3巻。 たくさんの登場人物が出てくるけれど、主人公の一人、秋山好古に魅力を感じます。 戦場でも軍刀を持たないところとか、戦場でブランデーを飲みながら寝るところとか。 色んな漫画やゲームで出てくる、「普段やる気ないけど強い」みたいな。 好古以外の人物にも見られた

          【読書記録】坂の上の雲 三

          【読書記録】人間失格/太宰治

          本のこと感想「他人が何を考えているのか分からない」 「人間が怖い」 そんなことを考えたことは、多くの人にあると思うし、私にもある。 主人公の葉蔵ほどではないにしろ、30年以上生きてきて、たくさんの人に接する中で、理解できない人に出会ったこともあり、気持ちは少し理解できる。 私は、親しい人に対して疑いを持たないし、信頼しているし、感謝を忘れないように意識している。 反面、私と関係がないと考える人については、かなりドライな考え方をしていると思う。 期待しない。 何かをしてくれる

          【読書記録】人間失格/太宰治

          【読書記録】漫画で読破 種の起源

          感想知ってはいたけど読んだことのなかった本。 その時代にない新しい考え方を投じるというのは、とても勇気がいること。 それを生涯をかけて成し遂げるという、そんな生き方にあこがれる。 この本を読んで思うのは、人の宗教を信じる力は凄まじいな、ということ。 宗教は人を救うこともあるし、それがもとで争いを生むこともある。 今ではあり得ないと思うことも、科学が進歩するまでは信じられていた。 良くも悪くも、何かを信じる人の力は強い。 自分も、気が遠くなるような年月をかけて進化してきた生物の

          【読書記録】漫画で読破 種の起源

          大腸がんの母

          少しだけ、気持ちを吐き出させて下さい。 今年4月11日、59歳の母が「ステージ4の大腸がん」と宣告されました。 肝臓へ転移し、肝臓の大半が癌細胞に置き換わっていました。 それから抗がん剤治療が始まり、入退院を繰り返してきましたが、ついに「もう抗がん剤治療を続けられない」という状況になりました。 母は長崎の島原出身で、若くして故郷を離れて大阪で働き、家族を持ちました。 故郷の島原にはなかなか帰れずにいたのですが、今年2月、母と祖母を会わせたいという私の想いで、半ば強引

          【読書記録】まんがで読破 人間失格

          感想葉蔵の生き方は常識的にみれば、世間から外れた、褒められない生き方だと思う。 けれど、「人間は何を考えているか分からない」「拒絶することが怖い」というのは、分からなくもない。 「幽霊なんかの類より、よっぽど人間の方が恐ろしいことをする」 そんなことを、日々のニュースをみていてよく考える。 ちょっとしたきっかけで、人生は良くも悪くも転がっていくものだとつくづく思う。 置かれた環境、出会う人などで、簡単に影響されて、人生が変わっていく。 それは面白いことでもあるけれ

          【読書記録】まんがで読破 人間失格

          【読書記録】漫画方丈記

          感想目先の物事に捉われて、人と比べて生きることには意味がない。 人と比べるから不安になり、物足りなさを感じ、幸せから遠ざかる。 「とかくこの世は生きづらい」と言う鴨長明の言葉は、今にも当てはまる。 家の大きさ(財力と権力)で競い合うことが普通だった当時に、「こんな生き方もあるよ」と示した鴨長明の生き様には、格好良さと人間臭さを感じて、とても好きだ。 鴨長明は出家した身でありながら、気が乗らないときは読経をサボる。 そして、自分が好きな音楽で、好きな時に遊ぶ。 「誰かに見られて

          【読書記録】漫画方丈記

          2024年6月に読んだ本は、6冊でした。

          2024年6月に読んだ本は、6冊でした。6月は6冊の本の読みました。 趣味の本から仕事に関する本まで読めて満足です。 よろしければ、ご覧ください。 ①坂の上の雲 一 / 司馬遼太郎「男子は生涯一事をなせば足る」という言葉が印象的でした。 作中の人物の多くは立身出世を目指していて、時代もあってか勢いを感じる。 翻って、今はどうだろう?と考えていました。 「出世したい」「もっと給料がほしい」 そんな風に語る人は減っているように思いますし、かく言う私もそれらにはさほど欲が

          2024年6月に読んだ本は、6冊でした。

          【読書記録】死にゆく者からの言葉

          感想どんなに親しい人でも、いつかお別れのときはきてしまう。 近い人であればあるほど、本心を隠して、無理に励ましたり、気を張って接してしまって、大切なことを伝えられないまま、その時を迎えてしまう。 そんなことが書かれていて、胸に刺さった。 生は死の延長だとも書かれていたけれど、まだ自分はそんな境地には至れない。 いま、母がガンになり、まだ諦めるときではないものの、それを聞いたときには、何か見えない大きなものに頭を殴りつけられたような気分がした。 それでも、諦めない、帰

          【読書記録】死にゆく者からの言葉

          【読書記録】坂の上の雲 2

          感想日清戦争が起こり、当時の日本が戦争に挑むときの様子、緊迫感がビシビシ伝わってきた。 この2巻では、正岡子規が俳句の世界に大きな影響を与えていくところが描かれている。 病に侵されながら、血を吐きながら、研究に没頭する姿を感じて、自分の仕事に対する姿勢はどうかと振り返って読んでいた。 また秋山真之の言葉も印象的だった。 秋山真之が言う 「経験は必要だが、それによって智恵と同じだけ固定概念が染み付いてしまう。素人は新鮮な発想を取り入れて、時に玄人を負かしてしまう」

          【読書記録】坂の上の雲 2

          【読書記録】おもしろすぎる山図鑑

          感想山に登るのが好きで、YAMAPさんにはいつもお世話になっている。 山を歩いて、木や草を眺めたり、空を見たり、鳥の鳴き声を聞いたり。 そんなことは、文字にすると当たり前かもしれないけれど、日々の暮らしの中では意外に忘れてしまっている。 そんな時、山に行くことで、自分も地球に生きている動物なんだな、と思う。 油断すれば怪我はするし、危険なこともあるけれど、そんなところも含めて山、自然の良いところ。

          【読書記録】おもしろすぎる山図鑑

          【読書記録】スティル・ライフ/池澤夏樹

          感想佐々井との不思議な会話に引き込まれていきました。 冒頭の言葉が印象的でした。 「この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐ立っている。きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。」 星野道夫さんの書籍を読んで「自分とは遠い場所にある自然」を感じて、それと近しい感覚を覚えました。 自分の目から見えているものだけが世界ではなく、外にはも

          【読書記録】スティル・ライフ/池澤夏樹