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たまには惚気させて欲しい。恋について語りたい。愛ってなんだろうと考えたい。好きなものを知って欲しい。恋愛観、結婚観から身近にある好きなものまで。そんな「好き」「愛」について考えて…
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#眠れない夜に
辛いときに会いたいと思える存在が欲しかったし、そうなりたかった。
大学4年生になる春、私は大学院の院試の勉強に疲れ果て、絶望し、疲弊しきっていた。私の30%くらいは人間じゃ無かったかもしれない。
そのとき私は、元彼に会いたいと思えなかった。2人でお昼ご飯を食べても沈黙が流れ続けるし、私の状況が良くないことを分かっていたのに、元彼は私の状態から目を背け続けた。別れ話のときにも「私のことわかってて放っておいたよね」と聞いて「うん」と答えた。疲れた時に会いたくないし
恋なんてしなくていい。彼氏も要らない。でも私には大好きな彼氏がいます。
おそらく私はモテる部類に入るのでしょう。
そして疎くもなかった。
小中では「◯◯がみずちゃんのこと好きだって聞いたよ」と聞くことや、とある男子と話していて冷やかしが入ることは、珍しくもなんともないことでした。
「そんな大事なことバラされて◯◯くん可哀想。もっといい友達持てばいいのに。」「また冷やかしか。そろそろめんどくさいな」と、まあ内心酷いかもしれないけれど、そんなことを思っていました。