【ルーツ旅🌺高知編・夏祭り🎐①】小学生の娘と秘境の神社を目指す
▼娘を連れて、再びZ村へ
2019年7月。今回の旅には、小学6年生の娘も同行させることにしました。2人だけの旅は、山形県庄内地方へのルーツ旅以来です。
「高知の山奥には、ご先祖の一族の子孫が住んでいるんだって。もしかしたら、うちとも関係があるかもしれない」
と娘に説明したところ、「ふ~ん」と、今ひとつ興味がない様子。きっと、山奥には遊園地やショッピングセンターなどのお楽しみがないからでしょう。
でも私が、「高知に行くのに飛行機に乗るよ」というと、「行く行く~」と、喜んで付いてきました(まだまだ子供……😅)。
直接の先祖を訪ねた山形への旅と異なり、江戸時代に改易され、散り散りになった遠縁の一族の行方を追う、今回の旅。きっと娘の心に強く残る、特別な体験✨になるはずです。
▼空港からバスを乗り継いで7時間半
こうして、2年前の7月のある朝、私たちは高知へと旅立ちました。空港からはバスを何本か乗り継いで、18時ごろにZ村に到着する予定です。乗り換え時間を含めて、約7時間半かかります。
私たちは途中、高知駅で昼食をすませてからまたバスに乗り、3時間ほど揺られたあと、最後の乗り換えをするバス停につきました(ちょっと酔いました……😓)。
バスが来るまで1時間半あったので、近くの道の駅で軽食を取ることに。シャワーや宿泊施設が併設されており、バイクで立ち寄る人が多いようです。宿泊先の近くにはコンビニがないため、念のために食べ物や水を買いました。
17時すぎに、ようやく乗り換えのバスが到着しました。狭い山道を走るためか、10人程度の定員のマイクロバスです。私たち以外に乗客はいません。
バスは30分間どこにも停車することなく、Z村の役場前に着きました。泊るのは、バス停のすぐそばにある、前回と同じ旅館です。
前回と同様、ここに来るまでに身体が疲れきっていたので、部屋でしばらくゴロゴロ。前にも書いたように、施設が古く、トイレが男女共用だったりして、普通のホテルに慣れた娘にとっては物珍しい様子でした。
ようやく、お待ちかねの夕食です。山の中とはいえ、ご主人が週に一度、町に出て食材を調達してくるということで、どれも新鮮でおいしい!!
ちなみに、翌日の朝食がこちら。卵焼きはしょっぱい味つけで、ご飯が進みました。
▼延命寺は全く別の集落にあった
翌朝、私たちは早起きして朝食をすませ、旅館の外で迎えの車を待ちました。雲が低く垂れこめて、いかにも雨が降りそうな空模様です。
今回は、同族会の筒井X氏が仕事で来られないため、代わりにZ村の方に送迎をお願いしました。村では珍しい、まだ20代そこそこの若者ですが、公職についており、村では重要な仕事を任されています。仮に、「若村さん」と呼ぶことにしましょう。
若村さんとは、前回のお祭りのあと、私がZ村の延命寺について調べているときに知り合いました。ブログでZ村について発信しており、そこに延命寺のことが書かれていたのです。
若村さんによると、延命寺はかつてQ集落にあったものの、天災のためW集落に移転。1870年ごろに再びQ集落に移転して、現在そこにお堂が建っているらしい。つまり延命寺の場所は、
ということです。
しかし、ネット上の地図をみると、延命寺は、まったく無関係なK集落にあると表示されています。前回、私とX氏はこの地図をもとに、K集落で3時間も延命寺を探したわけで、いくら探しても見つかるわけがありません😭。
▼若村さんの車で、山奥の春日神社へ
しばらくすると、若村さんの車が私たちを迎えに来ました。
「おはようございます。はじめまして❗️」
ドアを開けて挨拶をする若村さんは、明るくてはきはきした感じの好青年です。今回、春日神社の総代の許可をいただき、若村さんもお祭りに参加する予定で、その後、Q集落にある延命寺のお堂に案内していただくことになっています。
相変わらずカーナビは役に立ちませんが、若村さんはすでに何度か春日神社を訪ねたことがあるということで、道に迷うこともなくスムーズに到着しました。
さて、400年間、筒井一族だけで行われてきたという春日神社のお祭り。今回は娘と一緒ということで、前とは違うお楽しみが待っています。それはまた次回ということで🌺✨
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=͟͟͞͞🌸=͟͟͞͞🌸=͟͟͞͞🌸=͟͟͞͞ 皆様へのお願い =͟͟͞͞🌸=͟͟͞͞🌸=͟͟͞͞🌸
高知県の「Z村」がどこだかピンと来ても、コメント欄に実名を書くのはお控え下さいね🙇💓
小さな村で、特定して何かご迷惑をかけると申し訳ないので。
よろしくお願いします☺️🙏💕
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