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9歳のボクが考えた不思議な話

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9歳のボクが考えた不思議な話をまとめています。
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9歳のボクが考えた不思議な話【いろはの女】

9歳のボクが考えた不思議な話【いろはの女】

ある日、本好きの男の子が図書館で『いろはの女』というタイトルの本を見つけた。

「ん?」

男の子はその本が気になって借りてみた。

家に帰って早速その本を2階の部屋で読むことにした。

「こりゃあ、面白いや」

男の子は本を40分ほど夢中になって読んだ。

さすがに読み疲れて、男の子はポーっとすることにした。

すると、どこからか女の人が「いろはにほへと」を口ずさむのが聞こえてきた。

「いろは

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9歳のボクが考えた不思議な話【オモちゃんとウラちゃん】

9歳のボクが考えた不思議な話【オモちゃんとウラちゃん】

ある日、怖い話が好きな男の子が、友達から『オモちゃんとウラちゃん』という話を聞いた。

友達は、最後にニヤニヤしながらこう言った。

「この話を聞いた日は、寝てるときに目が覚めても目を開けちゃダメなんだってさ!」

「え、なんで?」

「もし開けたら、オモちゃんとウラちゃんに見つかって体を持っていかれちゃうんだってよ~」

「え!? そんなことあるわけ・・・」

言ってる間に、分かれ道で友達と分か

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9歳のボクが考えた不思議な話【現実とか、幻想とか】

9歳のボクが考えた不思議な話【現実とか、幻想とか】

1話目「後部座席」

ぼくはよく不思議な体験をします。

ぼくが一番最初に不思議な体験をしたのは、習い事の帰り道のことでした。

いつもの道を、いつも通りのんきに歩いていると、白い車がビューとぼくの横を通り過ぎました。

ぼくはその車をふと何となく見ました。

すると、その車の後部座席には、昔風に髪をまとめた、白い着物を着た女の人の上半身が、こっちを見てニタニタ笑っていました。

ぼくはその人を見

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9歳のボクが考えた不思議な話【ヌケヒコの放浪旅】

9歳のボクが考えた不思議な話【ヌケヒコの放浪旅】

1話目「エンジンかけて」

ヌケヒコたちが車をぶっ放していると、信号が赤になった。

ヌケヒコがそのまま前の車に突っ込みそうになったから、助手席のアセヒコが慌てて足を伸ばしてブレーキを踏んだ。

ゴロゴロゴロゴロキーーー

ヌケヒコの車はギリッギリぶつからなかった。

「ヌケヒコ何やってんの!?
 信号見てた?」

「ああ、ごめん。 前だけ見てた」

「もう、死ぬかと思ったよ」

そんなこんなで信

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9歳のボクが考えた不思議な話【おらぁ天下のとんち者】

9歳のボクが考えた不思議な話【おらぁ天下のとんち者】

1話目「タオル」

あるところに、本当に怠け者の長者さんがいた。

みんなは前から、この長者さんを働き者にしたいと思っていた。

そこで、とんちの彦九さん。

長者さんの所に行って、「召使にしてくれ」と頼み込んだ。

長者さんは「いいだろう」と、彦九さんを召使にした。

それから風呂に入るまでは、順調にいった。

ところが、長者さんが風呂から上がる時に、「タオル持ってこい」と言った。

すると、彦

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9歳のボクが考えた不思議な話【傷子】

9歳のボクが考えた不思議な話【傷子】

あるところに、元気な男の子がいた。

その男の子は、たまに男の子とも女の子とも見分けがつかぬ子を見た。

そして、その子を見ると、必ず自分がケガしそうになった。

転びそうになったり、物が倒れてきたり。

まるで小さい頃に、noteで読んだ傷子のようだ。

最近は、あの子は本当の傷子じゃないか?と、男の子は思い始めていた。

そんなある日のこと、傷子と思われる子が、男の子の前に現れた。

今度はど

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9歳のボクが考えた不思議な話【オレはぬりかべ貯金箱バイ】

9歳のボクが考えた不思議な話【オレはぬりかべ貯金箱バイ】

1話目「変な寝言」

オレはぬりかべ貯金箱バイ。

オレの置いてある場所は寝室の窓際バイ。

だから、朝方になると、オレを生み出した子息、子息の家族、そして、飼い犬の寝言が聞こえるバイ。

昨日は子息の妹が「もう!」と寝言で言って、細君が「ごめんごめん」と寝言で言ったと思ったら、「ちがう!SK!」と言っていたバイ。

これでもずいぶん変だバイ。

でも、変すぎるのは一昨日だバイ。

飼い犬がフンヒ

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