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【コンサル】会社内の仲の良さは重要?

雨だと体調がよろしくない村上です💦

今週はバタバタしており、我が家はカレーで楽してみました。
※作成には3時間かかりましたが・・・

@鷺沼発
マネーコンサルティングスラッシュオー
&資産バランスプロジェクト

さて、経営者の皆さまは
会社で従業員同士が仲が良い方が良いと考えますか?

・仕事が進めば何でも良い
・仲が良い方が望ましい
・仲が良い方が仕事が進む
などお考えが沢山あると思います。

村上は、
「仲が悪いよりは良い方が望ましいが、良くする方向に会社が持って行かない方が良い」と考えています。

今日はそんな話でいってみましょー

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仲が良いメリット

仲が良いことは良いことです。
決して、このこと自体が悪いことではありません!

だって、仲が良いと
・従業員同士が和気あいあいとした休憩時間を過ごしたり、居心地の良さも感じられる
・入社してから孤立することもない
・困ったことがあると相談しやすい
・忙しそうな同僚を手伝ったり、弱点をカバーし合っていける
ことが望めます。

ただ、これは一方向の望みかと感じる場合が多いのです・・・

”仲が良い”は”馴れ合い”ではない

村上の経験則上で恐縮ですが、赤字の会社ほど「仲が良い」と感じています。

業務中に、なんだか出来ない理由を話し合って、
「〇〇だからしょうがない」
「〇〇さえあれば・・・」
「これくらいでいいでしょ」
と一見仲良くしています。
まぁ社外秘書はそういう中に入って改革していくわけですから、「異物混入!!」とばかりよく仲間外れになります(笑)
馴れ合いの中で、仲の良さを醸成します

対して、黒字の会社に訪問すると「仲の良さ」は大きくは感じません。
感じるのは、「自分の業務に関する責任感と相手への信頼」です。

業務中に、ミスがあれば
「どうしてこうなった?」
「次はどうする?」
「いつまでにできる?」
となるわけです。
社外秘書として行くと、私の方が「忙しいところすいません・・・」と恐縮してしまうほど仕事に関して張り詰めるものがあります。
仕事の責任感や向上心の中で、仲の良さを醸成していると言えます。

なぜ”馴れ合う”のか?

なぜ”仲の良さ”が”馴れ合い”に変化してしまうのかを考えてみます。
これは、仕事における優先順位の問題です。

業績の向上>仲の良さ
であるべきところを、
仲の良さ>業績向上
となってしまうところにあります。

「仲の良さ」を強調してしまうと、
・もっと良い方法がある
・その考えはおかしい
と思っても、意見を言わなくなります。
なぜなら、波風が立つから。
言わないで、業績がどうなろうとそんなに給料は変わりませんしねぇ・・・

※ここで、「おかしいことは言えばいい」という経営者の方もいらっしゃるんですが、それは物事をハッキリ言えるタイプの方かもしれません。また、経営者だから言えるという方もいます。
多くの方は、大したメリットがないことは言わないとご理解頂いた方が良いと思います。

さて、直属の上司の方針が明らかにズレている。
しかし、言わない。
これは着実に会社をむしばんでいきます

大きなところでは、東芝やみずほ銀行があげられるでしょう。

この2社の問題は、当初は「上に逆らえないという社風」だったと思いますが、最終的には「指摘することがメンドクサイ&自己保身のために報告書だけコソっと出しておく」という社風になっていたと考えられます。

仲の良さよりも、業績の良さを重視した方がよさそうです。

仲の良さは長続きしない

皆さまはずっとベッタリ仲が良いというのが沢山ありますか?
夫婦でも、親子でもベッタリする故にケンカすることもあるかと思います。
家族だからどこかで解決を・・・となるわけですが、会社だと果たしてそこまで(仲直り)の努力をするかと言うと、村上は疑問です。

昔はあんなに仲良かった部長同士が、ゴルフでケンカして仕事が滞るようになったというのを何回も見ているからです。
ある若手を何度も呑みにつれていっていたのに、ある日からその人を冷遇するのを見てきたり・・・

ちなみに私が在席した会社では、社員の親交のために「ソフトボール大会」がありました。まぁここで妻と出会ったので、悪くは言えないのですが全国に散らばる5,000人を集めてやることかな?と💦
実際成果がなくて、ある年からなくなりました。

みなさまも会社で親交のために行う行事があるでしょうが、果たして成果が出ているでしょうか?

ビジネスと個人の境界線

ケンカを考えてみると、
3つかなと考えています。
1.違う考え
2.従わない
3.メリットの違い

ちょっとフワッと考えてみるとこんな感じ?
話し合う必要があるのに、話し合わないからケンカが収束しないとか・・・
従う必要がない話なのに、従わせようとするとか・・・
こんな感じで見て見てください。

すると、村上としては余計なケンカがあります。
それは、
・感情の問題で起こっているケンカで、話し合おうとしてしまうこと
・業務外の従う必要のないことで、従わせようとしてしまうこと

の2点です。

※「5行くらいの文章を理解できない」とか「敵意帰属バイアス」に陥っている場合は、よっぽどのことが無い限り村上は無視しています。
※「敵意帰属バイアス」とは、他人の行為がことさら悪意があるように感じてしまうこと。

さて、では上記2点はどういう時に起こってしまうかと言うと、
・仕事の出世、楽さなど
・私生活
で起こると感じています。

一番の多くは、従業員同士はビジネス上の関係なのにプライベートまで踏み込んだ時に起こります

そういう意味で、会社が仲良くさせようとした場合・・・
社員旅行とか飲み会とか仕事以外の事を選びがちなんですよねぇ。

結局、仕事上の仲の良さなんです

作れば売れる時代は、会社は家族というのは素晴らしい方式でした。
私もそういう会社の方が好きです。
ただ、それでは難しくなってきたというのが実際。

すると、部門の垣根を超えたランチミーティングくらいまでが会社のできることで、ビジネスとプライベートの線引きを会社もしてあげることが重要なのではないかと思った次第です。

また業績に目が向いた場合に、従業員が疲弊するという問題が起こる時があります。それは、カウンセラーを利用できるようにしたり、有休消化を考えたり、会社で問題を巻き取る部門(人)を作ったりで対応すると良いと思います。
社員旅行分浮いたわけですから・・・

対応できる会社も、出来ない会社もあるかと思いますがご参考まで!

ちょっと一緒に考えてよ!という場合は「社外秘書」のご利用を~
新入社員くらいの料金でNO.2が雇えます

ということでまた(●´ω`●)

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村上 直人
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