240720_ゆめゆめ忘れないように
・アイス屋でバイトをしていたことがある。そこは東京の繁華街から一本奥に入った大通りに面していて、少し高級志向のアイス屋だった。何年も働いていたから社長とも仲良くなり円満に退職した。
今日、まだその仕事を続けている後輩から電話があり急遽ヘルプに入ることになった。久しぶりの職場は改築の為か見慣れない。アイスの味もかなり変わっている。
「それ違います!こっち!」とフレーバーを間違えて怒られる。ワンスクープ綺麗にすくうのは難しい。金属が触れた端から溶けていくのだ。
なんとか一日を乗