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240712_夏の魔物

・感染症、家庭の事情、病欠、家庭の事情で4欠勤の職場を回さなければならず、あまりの忙しさに久しぶりに本当に倒れるかと思った。


途中何回かひどい耳鳴りとめまいががして右耳が聞こえなくてコミュニケーションに苦労する場面があった。
リアルタイムでコミュニケーションを取らないといけない職場なので、一瞬でも耳が聞こえないととても不便。


最近はもう開き直って自分の倍は生きている患者さんに「私耳悪いんでもう一度言ってもらえますか?」と伝えている。
変に取り繕うよりよっぽど良いらしく素直にもう一度話してくれるからありがたい。
患者さんは年配の方が多いので私とは違う理由で耳が聞こえにくいなどの悩みがある人も多い。開示することで少なからず同調してもらえているのかもしれない。

・疲れたからとびきり癒される何かが食べたいなと思ったんだけど、それって西瓜かも。
他に思いつかなければ西瓜を買って帰ろうと思う。野菜だしカリウム豊富だし罪悪感もないし。
次点で納豆ご飯だけど、これは特別感がないから今日の気分ではないな。

ここまで書いたのが16時ごろの休憩中。


結果私はセブンイレブンのだしポテトサラダを食べている。スーパーによるタイミングを逃したから。
胃に悪い食事をしてしまった、と感じる。

私の胃は本当にものすごく弱くて油物や加工品を食べると調子が悪くなってしまう。
それがわかっていてもポテトとか生クリームとかが食べたい日だってある。のでわざわざ買って食べたりするのだが夜中や翌日の体調が最悪になる。なのでなるべく食べないようにしている、というわけ。

ただ365日自炊できるほど完璧な人間じゃないのでコンビニエンスな食事に頼りたい日だってある。


本当は自炊をもっとコンビニエンスな存在だと認識できるようになればいいんだろうと思う。気負わずにさっと料理ができるようになれたらいいのに。


私の母は専業主婦だ。一汁一菜小鉢は2つ以上という信念の人で、私は幼い頃から丁寧に作られた和食を毎日食べていた。お弁当だって冷凍食品なんかほとんどない。入っているとしたら強請って買ってもらったおき入りのやつだけだ。アンパンマンポテトとか。

私にとってはあの食事が平均点だ。この採点基準が変わらないので、自然と自炊のハードルは下がらないままだ。
ちゃんとしたご飯なんて作れないし…と適当になったり酷いと食べるのを諦めたりしてしまう。

西瓜を丸ごとひとつ剥いて「今日も自炊したぞ」と思えるようになったらものすごく気分がいいだろうと思う。

鮫肌みたいな果肉とチョコチップみたいな種、それをカブトムシみたいに美味しそうに食べる私。

そうなったらとても素敵な夕食だと思う。

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