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雑文集 #2

192
雑多な文章の集積の二個目です。
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#くるり

雑文 #298 黒ラベル

雑文 #298 黒ラベル

サッポロ黒ラベルがビールの中でいちばん美味しいと思い続けてきた。

今回岸田繁さんがサッポロのwebで広告をしているが、岸田さんもかねがね「黒ラベルがいちばん好き」と公言されていた。

でもそれを知るずっと前だったのよ!私の黒ラベル好きは。
私はじつは20代前半はそんなにお酒が好きじゃなかった。弱かったし。
会社に入って飲み会みたいなのが増えるにつけ、秋田出身ということで先輩などに飲まされ、いつの

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雑文 #290 笑って過ごしたい

雑文 #290 笑って過ごしたい

いろんなことをしなくなった。

音楽を聴かなくなった。映画を観に行かなくなった。買い物をしなくなった。調べものをしなくなった。料理をしなくなった。掃除をしなくなった。100%しないわけじゃないけど、激減した。
仕事もがむしゃらにはしなくなった。

去年の今頃の雑文をさっと読み返してみたら、似たような状況だったけど、いま考えるとまだ序の口だった。
去年はもっと仕事に精を出していたと記憶しているし、何

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雑文 #288 11月の色々

雑文 #288 11月の色々

師走になった。

11月は駆け抜けた。というか、今年一年が駆け抜けている。

少しずつ、イベントがぽこぽこ開催され、11月初旬にはふたつのライブに行ったりし、後半には姪と秩父に一泊二日の旅行などした。

さらに渋谷パルコにて、くるり結成25周年を記念したポップアップショップ「くるりの25回転」が始まり初日から駆け込む。

くるり繋がりの友人が、限定サイン入りのグッズが欲しいからとパルコ開店前から並

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雑文 #283 笑えない

雑文 #283 笑えない

秋の空やコスモスが風に揺れるのを見ないままに冬みたいになっていくのだなあ。

空気が美味くて清々しくかつ深く、色が濃くて静かで淋しい秋を感じないまま寒くなってきている。

首の後ろがゾクゾクする。自律神経やられているのかな。

すこぶる調子悪い。

何もかもイヤんなる。

何もまったくやる気がない。

色づく樹々や草花の静かな揺れを見たら、そんな野山に行けたら、少しは気持ちがゆったりしそうなものな

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雑文 #282 京都音博2021

雑文 #282 京都音博2021

くるりが主催するフェス「京都音楽博覧会」の配信期間が先ほど終わった。

毎年9月のシルバーウィークあたりに開催されるフェスなのだが、今年は10月2日に配信された。

もちろん私はその日休みを取り、19時半の始まりに合わせていろいろと用意しながら、観た。緊張さえしたものだ。

去年も今年もオンライン。一昨年までは、京都の梅小路公園で行われていた。私は第3回目からずっと連続で参加していて、夢見心地旅心

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雑文 #259  曇りがちなその空を一面晴れ間にできるように

雑文 #259 曇りがちなその空を一面晴れ間にできるように

時化た日記しか書けないね。

くるりのワンマンライブに2日間行って、だいぶ心がリフレッシュしたが、翌日の従姉妹の訃報でプラマイゼロみたいな感じになってしまった。 昨日の雑文も、読み返して気に入らなかったから、消した。 不安定な私。不安定な天気。梅雨は来るのか。それとも夏に突入か。 パキパキに晴れたって、グズグズ雨だったって、いずれ私は弱ってる。

くるりのライブについて、書きたいな。

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雑文 #249 ばらの花譚

雑文 #249 ばらの花譚

ばらの花がきれいな季節。

この季節が一年の中心であるような気がする。夏になる前、梅雨という恵みを経て太陽が輝く季節の直前、ばらは花咲く。

もちろん秋ばらというのもあって、濃い色のきれいな花を咲かすが、そちらは一年の二番目の中心。5月のばらほどの瑞々しさはない。ただ秋という季節特有の濃さがある(個人的に、私はこちらの季節のほうが好きだけれど)

とにかくばらの花がきれいな季節は、私の目線はきょろ

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雑文 #227 師走

雑文 #227 師走

忙しい。さすが師走。

一日仕事のことで頭がいっぱいになる。
イヤなタイプの業務をしていると、こんな一直線にはならないので、身体にはいいのだろうが、睡眠時間も質も減るし、体力的には良くない。体力ないのかな。

くるりが新曲を出してくれたのは、しかも矢継ぎ早に、いい意味でコンセントばらばらな、しかし確かにくるりの作品。
はっきり言って、知識の浅い私だが、近頃のヒット曲には「わかりやすさ」がまず感じれ

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雑文 #225 レトロもハイパーも

雑文 #225 レトロもハイパーも

「人類の進化と調和」
そんな文句が高らかに謳われていた時を私は知らない。
高度成長期。大阪万博。

それから50年。
世の中はいろんな進化を遂げたり、案外まだまだだったり。

ハイテクノロジーには私はそんなに興味がない。
いまあるスマホの最新機器だって、VRだって、光の速度だって。
そんなに急いでどうすんだ。
ただでさえ、便利になって交通も速くなって時間ができてるのに、まだ時間を節約しようとしてる

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雑文 #211  秋ですね

雑文 #211 秋ですね

9月は私の味方だったようだ。

夏の調子の悪さはなんだったのか。9月に入るとすっきり。なんなんだ。
コロナ性引きこもりが終わり、都内のいろんな場所に赴いたからか。つらい日帰り出張がほとんどなかったからか。販売以外の仕事(撮影やHPや広告を作ることなど)が多かったからか。販売の現場も自由度の高い好きなお店が主だったからか。涼しくなったからか。秋が好きだからか。誕生日のある月だからか。ひとつ年を取って

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雑文 #210 京都音楽博覧会2020

雑文 #210 京都音楽博覧会2020

11年連続で行ってた京都音楽博覧会が、今年はオンラインでの開催だった。

9月20日、19時半。私が新しい年齢を重ねた翌日の夜、電車にも飛行機にも乗らずこの12年初めて家で、東京で私はその時を待った。

何か特別なものになるような予感はしたものの、やはり現地に赴くことないワクワク感は例年より小さく、それでも少し緊張して始まりを待った。

「宿はなし」の音楽とともに本来の開催地・梅小路公園などの映像

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雑文 #186 晴れた八月の休日

雑文 #186 晴れた八月の休日

8月に入る。やっと梅雨が明ける。ここぞとばかりに布団を干す。ここぞとばかりにダニ退治のスプレーを撒く。

ベランダから見る青い空。海や山は気持ち良かろう。思いだけを馳せる。

洗濯をする。掃除をする。家事なんていやだ。いやだと思いながらやる。汗をかく。シャワーを浴びる。

noteに書くことを考える。暗いことしか思い浮かばない。とてもいやな夢をみた。最近よくひどい夢をみる。ほとんど忘れるけど今日の

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雑文 #174 一年前の今日

雑文 #174 一年前の今日

一年前の今日、私は京都の磔磔というライブハウスでくるりのライブを観ていた。

正確には一年前の昨日と今日だ。

くるりのファンなら一度は観たい、くるりと相思相愛のライブハウス・磔磔。チケットは1日分しか当選しなかったが、2日目のチケットも余ってる人から譲ってもらってずっと行きたかったライブハウスへ。

ああ覚えてる。一日目は浮足立っていて、京都は暑くて祇園祭のコンチキチンが流れていて、四条通りは外

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雑文 #170 何処にでも行きたい

雑文 #170 何処にでも行きたい

Go To キャンペーンが何とか……?

命令しないでもらいたい。行けるなら、行く。どっちにしろ今は行けないんだから…

私は旅が好きだ。

どれくらい好きかというと、今は音楽のライブに行くことを糧として生きているけれど、そうなる以前は旅に行くことを糧として生きていた。

今よりずっと景気が良かったので、若かった私は暇と金さえあれば元気に旅に出ていた。疲れ知らずだった。楽しみ尽くしだった。恋愛より

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