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雑文集

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つれづれなるままに日暮らしスマホに向かひて
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2016年6月の記事一覧

雑文 #85

雑文 #85

雨がざーっと降ったり、止んだり。
雨に濡れたばらの花は最高に色っぽいと思う。
やはり赤いばらがいちばん色っぽい。
ピンクのばらも黄色のばらも好きだけど、ばらには青はない。
近頃染色した青いばらや青いかすみ草や青いガーベラを見るけどあれは人工的でいただけない、
青って、花の色で尊重すべき色なんですよ。と思うんですよ。
一説では世の中の花の色でいちばん多い色が青なのだから。

江國香織さんの小説につい

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雑文 #84

雑文 #84

きもちが沸き立って仕様がない。

夏になるからか?

毎年夏になるときにきもちが沸き立つのかと訊かれれば、いや、毎年そうってことでもないよと答えるけれど、でも去年も沸き立っていたし、一昨年は忘れたがその前の年も確か沸き立っていた。

心身が活動的になる傾向は確かだが、私の近年のライフサイクルにおいて夏周辺時期は物理的にも忙しくなるようだ。

現にいま、やることが山積みで心が追い立てられている、その

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雑文 #83

雑文 #83

梅雨本番。

私は午前2時を過ぎぬと眠れなくなった。
というのも、その前に一度寝てしまうからだ。
治したい。このサイクル正したい。

寝る前にほぼ100%読書をするのだが、本の文化が乏しい秋田にて唯一あった某大手新古書店もなくなり、私は困窮していた。
東京のとある街に行ったら、古本屋が充実していて喜び勇んだ私は少ない時間の中梯子して小説を買い込んだ。
の中で最初に読んだのが角田光代著の『かなたの子

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雑文 #82

雑文 #82

秋田はいま東京より一ヶ月ほど季節が遅い。

5月末から6月中旬まで東京にいて、帰ってきたらまた季節が戻っていた。
家の垣根の野ばらが曇り空にいまをピークと咲き乱れていた。

冬は比較のレベルではないのだが、春夏は、秋田が一ヶ月遅い。

梅に始まり桜から紫陽花まで、春の花は朗らかに優しいなあと思う。

東京で時間を見つけて、知らない街を歩いてみるのがここのところ好きだ。マイブームかもしれない。
ちな

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雑文 #81

雑文 #81

夏に向かう、梅雨の始まり。

私が冬をきらいなのは、秋田の冬があまりにも「暗い」からであって、東京の冬は、そんなに悪くない。
マフラーを同じに巻いたり、手を繋いで温めあったりすることもできる。
しかし秋田の冬はそりゃいかん。日が照らないのである。

一方東京の夏はキツい。
年々キツくなってくる。

ラジオでくるりの佐藤さんが言ってたけど、京都は山が見えるからいいらしい。岸田さんが言ってたけど、川が

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雑文 #80

雑文 #80

妹の家滞在中。

妹が、子どもを産んだら精神的に大人になったなとしみじみとしている。
もう、ずいぶん前から年齢は大人なんだが…

私は自分のことしか考えられない数年を経て、ようやく周りが見えてきている。

にしても不安定だ。
先のことがあまりにもわからなすぎる。
妹も先のことがわからなすぎる人なんだが、私はもっと寄る辺ない。
妹は音大を出ていてきっちりとした企業に勤めたことがなくて、常識があまりな

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雑文 #79

雑文 #79

急にいっぱいライブ観る日々が駆け抜けて終わった。

なんだか今回のくるりは、言葉にしたらもったいないという感じ。
とにかく幸せをもらった。

ただ、結果的に幸せをもらったのだけれど、と同時に仙台公演と神奈川の一日目は苦しかった。
寂しかった。ライブ後とても疲れてしまった。

ウイスキーをちびちび飲む岸田さん、ギター、歌声、MC、そして何よりくるりの音と曲たちがいちいち愛おしくてたまらなくなったけれ

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