おかもと あとか

自力で毒親・虐待の呪縛から解放を目指す方のためのnote。私自身は、ただいま自分の心を…

おかもと あとか

自力で毒親・虐待の呪縛から解放を目指す方のためのnote。私自身は、ただいま自分の心を「優しい」にジョブチェンジ中。解毒し終わっても、まだまだ成長の道は続くのだ!元「ももかたまちゅり」◆ブログ◆(全然更新していない。いつかする) https://jinseikousatu.com

マガジン

  • 日記

    毒親・虐待の呪縛から解放された後、どんな日常を送っているか、ありのままを伝えたい。解放された後にどんな幸せが待っているのか、どんなことに悩むのか、ひとつの例として発信する。

  • 呪縛からの解放

    自力で毒親・虐待の呪縛からの解放を目指すための記事まとめ。※自力で解放することを勧めているわけではありません。頼れるところがあるなら、迷わず頼りましょう。

  • おすすめ作品紹介

    毒親・虐待の呪縛から解放されるのに役立った作品(本や映画、漫画などを中心に)紹介する

最近の記事

自分という魔物

昔から「自分がもう一人いればいいのに」と思っていた。 でも、心から自分という存在を憎んでいた時期もあって、矛盾の狭間で潰されそうになっていた。 不思議と、私は悲しい人やつらい人を引き寄せた。 普段元気な人でも、たまたま私がいるタイミングで悲しい出来事が起きたりもする。 そんなとき、私は必ず一緒に悲しみ、慰め、抱きしめ、頭を撫でてあげた。 みんな感謝してくれたし、なかには告白されてお付き合いした人もいた。 けれども、その私の行動は、本心からの優しさじゃない。 本当は、誰より

    • 今日も自分を褒めるのだ

      2年間、毎朝起きてパートナーのお弁当と朝食を用意し続けてきた。 あと1日。 お弁当と朝食を用意するのも、あと1日だ。 パートナーが新たなステップに進むということで、ほんの少しの間、休憩する。 子供の進学を見守る母親のような気持ちだ。 学生時代、私は家を出る15分前に起きて、朝ご飯は食べず メイクなんかは当然できず、家を出ていた。 髪もくしゃっとまとめるだけだった。 前日の夜に用意した、タッパーに入れた、夜ご飯の残り物を鞄に無造作にいれる。 とにかく家を出るギリギリまで寝てい

      • 幸せの形とは

        「お前にどれだけ金をかけてやってると思ってるんだ」 親の怒鳴り声が脳内に響き渡る。 本当の意味で、まだ私はお金に困ったことがない。 もちろん「もっと稼ぎたい」とか「もっとお金がほしい」とかは、この人生で幾度となく思ってきた。 でも、明日食べる物もないほどに困ったことはない。 まだ若いし、都心にいれば、こだわりさえしなければ仕事はいくらでもある。 若ければ、だいたいのことはできてしまう。 もしかしたらこれから年を重ねて、医療費にお金がかかったり、仕事がなかなか貰えなくなったり

        • 裏のある平和の祭典

          オリンピックを見て、思わず記事を書きたくなった。 女子フィギュアのワリエワ選手(ロシア)がドーピング検査で陽性になった。 ショートでは1位だったが、フリーではミス続きで4位に……。 話題になったがために、薬が抜けて(薬を飲めなくて)ミスしたのではないだろうか?と、つい勘ぐってしまう。 トリプルアクセルですら、女子は今までに5人しか成功していないらしい。 なのに、それを通り越して、ロシアの選手は4回転をバシバシ決めていく。 さらに、心なしか、演技を終えたロシアの選手はまったく

        自分という魔物

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        記事

          見栄とかお節介とかその他もろもろの話

          どんなに自分の人生に満足していても、どんなに自分は大丈夫だと思えていても、キッカケさえあれば気分が落ちるときはある。 今年に入ってから嫌なことに嫌なことが重なり、気分はどん底だ。 でも「いつまでもこのままじゃいけない!」と思い、モチベーションを高めるためにも、将来の夢を考えたり、他人から褒められたときのことを思い出したりして、なんとか気持ちを上げた。 外に出て、太陽光を浴びたり、散歩して体を少しでも動かすようにもした。 けれども、気持ちを上げたところで、悪いことに悪いことは重

          見栄とかお節介とかその他もろもろの話

          なにも楽しく感じられないときは

          長引くコロナ。 人を巻き込むような事件も多発している。 みんながストレスを抱えている。 特に日本は、「コロナにかかって、職場の人に迷惑をかけてしまって、申し訳ない」と思う風潮がある。 海外と違い、自主的に外出を控える人も多い。 都心部は、唯一の癒しである大きな公園のほとんどが閉まった。 入場料のかからない公園には人が集まり、そこに癒しはない。 私は昔、南向きの部屋で過ごしていた。 けれども、鬱だったために雨戸(シャッター)を閉じて真っ暗ななか過ごすという暴挙に出ていた。 部

          なにも楽しく感じられないときは

          「助けて」と言っても誰も助けてはくれない

          「助けて」と言っても誰も助けてはくれない。 けれども、「助けて」と言い続けなければ、事態は好転しない。 小学生の頃から大学生まで、ずっと「助けて」と泣き叫んでも、誰も助けてくれなかった。 泣き叫ぶと言っても、いつも部屋で一人で泣いていたから、当然誰も聞いちゃいない。 本当は「助けて」なんて、人に言えていなかった。 いつか誰かが気づいてくれるんじゃないかと、勝手に期待して、勝手に絶望していたんだ。 でも、大学を卒業する少し前あたりから、少しずつ事態は好転していった。 「言わ

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          人間関係はサービス業と同じである

          先日、ザ・ノンフィクションという番組を見ていた。 婚活する女性のドキュメンタリーだった。 (正確には、婚活の仲人をしている人のドキュメンタリーだけど) 高額な料金を支払ってまで結婚したい気持ちはなんなのか……? なぜこんなにも素敵な笑顔を見せる女性が結婚できないのか……? いろんなことが疑問に思えて、たまたま流れていただけなのに、いつの間にか夢中になって番組を見ていた。 1つわかったことは、圧倒的なコミュニケーション力の低さだ。 私はよく、質問掲示板(ヤフー知恵袋や教えてg

          人間関係はサービス業と同じである

          新しい価値観の受け入れ方

          新しい価値観を知ったとき、あなたはどんな反応をするだろうか? 新しく知った価値観の内容によって反応はさまざまだろうが、一般的には、若い人はわりと簡単に受け入れ、年を重ねれば重ねるほど受け入れられなくなっていくと言われている。 「これだから今時の若者は」と年配の者は言い、「これだから老害は」と若者は言う。 そこには大きな隔たりがある。 この隔たりを少しでも減らすには、どうすればいいのだろう? たとえばLGBTやオタク文化は、10年以上前までは、まだマイナーな価値観だった。 マ

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          健康意識、高まる

          精神科の病院に行ったことがないので診断されたことはないけれど、おそらく私はうつ病だった。 親に虐待され、精神的におかしくなり、毎晩のように発狂していた。 外ではニコニコ仮面をつけながら、なんとか日々、地べたを這いつくばりながら生きていたように思う。 このまま消えられたらどれだけ楽か……と、何度も首を絞めた。 最近『「子供を殺してください」という親たち』という漫画を読んだ。 私は統合失調症についてはあまり詳しく知らないのだけれど、漫画には統合失調症の人たちがたくさん出てきた。

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          問題ばかり起こる人が知らない、たった1つのこと

          「どうして自分にばっかり問題が起きるんだろう?」 「自分ばかり不幸で、まわりの人ばかりが幸せそうに見える」 「自分は何をやってもダメだ。誰にも認めてもらえない」 「人間関係が全然うまくいかない」 私は昔、こんなことばかり考えていた。 でもそんな私が気づけていなかった、たったひとつの……けれど、とても大事なことがあった。 きっと多くの人が気づけていない。 気づけていたとしても、必死に気づかないフリをしようとしている人もいる。 それを「そんなに大事なことじゃない」と思い込もうと

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          問題ばかり起こる人が知らない、たった1つのこと

          幸せに気づくこと

          たまに、自分がいったい何歳なのかわからなくなる時がある。 よく、哲学者は考え過ぎて自殺するというけれど、その感覚がわかるような気がしてくる。 自殺する気はまったくないけれど、本当に、なんだか老後を生きているみたいな感覚だ。 それはたぶん、哲学者とはまた少し違う感覚なのだろうけど。 たまたまつけたテレビ番組で、竹内まりやが言っていた。 「人生(時間)は有限なのだと、最近ようやくわかってきた」と。 私はずっと、有限なのだと認識しているような気がする。 幼い頃は、いつも死が隣に

          幸せに気づくこと

          境界線を引くことの大切さ

          毒親問題を解決するために最も重要なのは、まず「親に傷つけられた」ときちんと理解することだ。 よく「親も大変だったから」とか「私がもっとちゃんとしていれば良かったんだよ」とか「良い思い出もあるから」と言う人がいる。 その状態では、一向に前に進めないだろう。 親との関係は人生の根幹をなしていると言っても過言ではない。 親との関係がその人の基礎を作るからだ。 生まれて初めて出会う人間に、強く影響を受けるのは当然だろう。 親との関係から人間関係の築き方を学び、他者と交流していく。

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          境界線を引くことの大切さ

          親の成長

          私の両親は毒親だった。 しかし今は違う。 母はもう亡くなってしまったけれど、幸い父は元気だ。 よく「変われる親は、元々良い人だったんだよ」という意見を目にする。 たしかに、それはあると思うが「元々悪い人」というのは果たしてこの世にどのくらい存在するのだろう? 性善説とまでは言わない。 しかし人は環境に左右されて生きているのではないだろうか。 つまり、どんなに悪いことをした人間でも、環境が変われば良い人になる人はたくさん存在するのではないだろうか。 生まれつき脳に一部萎縮や欠

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          意外と自分は不器用だった

          ここ最近、忙しなく動いている。 忙しなくと言いつつも、はたから見ればきっと、そんなに忙しなくない。 けれども今、私は人生で一番、まともに努力できていると思う。 努力と言うにはあまりに楽しいが、きっとこれを努力と言うのだろうと、俯瞰的に自分を見ている。 そして初めて、私は不器用なんだと知った。 昔から自分のことを「器用貧乏だな」と思っていた。 まわりの人からも器用に見られた。 だからと言って「何か得したか?」と言われても、あまり得したことはなかったようにも思う。 しいて言うな

          意外と自分は不器用だった

          ホラー以上

          自分で自分を馬鹿だと思うのは、見たくもないものを入念に調べてしまうことだ。 入念に調べることについては、いろんな方面に役立っているからいいのだけど、なぜ見たくもないものまで見てしまうのだろう? それは、人がホラー映画を見たがるような心理と同じなのだろうか。 驚かしてくるようなタイプのホラーが嫌いなので、ホラー映画はほぼ見ないが。 (CMでホラー映画の宣伝が流れてくるけど、ほんとやめてほしい。せめて、流す前に「流すよ」って言ってほしい) 私は、元々かなり不安を抱きやすいタイプ