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さよならおじいちゃん… ぼくはそっといった エルフィー・ドネリ作
老人と子ども 5冊目
10才の少年ミヒャエルは両親と姉、おじいちゃんと
ウィーン郊外に住んでいる。
ミヒャエルはおじいちゃんが大好き。
おじいちゃんは時計、望遠鏡、眼鏡などおもしろいものを
宝箱の中に持っている。
いつもおじいちゃんはベッドの中で
ミヒャエルにお話をしてくれる。
「むかしむかしミヒャエルという少年がいた]
始まりはいつも同じ。
「・・・その子は何百年も前のスペインに住んでいた。
西の魔女が死んだ 梨木香歩作
老人と子ども 4作目
不登校になった少女まいが
田舎に住む英国人の祖母に預けられることになった。
祖母は「西の魔女」と呼ばれていた。
ひと月あまり西の魔女とともにすごした。
まいのママのママ 大好きなおばあちゃんから
魔女の手ほどきをうけることに。
魔女の基本は何でも「喜びも幸せも」自分で決めるということ。
まいはおばあちゃんに 父が死についてきちんと向き合って
くれなかったと残念さを伝える。
赤い靴下 エルフィー・ドネリー作
老人と子ども 3作目
11才のマリーは公園のベンチで
右足は真っ赤な靴下 左足は黒の靴下をはいた
おばあさんと出会った。
おばあさんは右足のほうがよけいに冷えるからという。
店でおばあさんはチョコレートをレジを通さす
出てしまう。万引き?
おばあさんはエルレンホーフという精神病院に住んでいる。
マリはときどきおかしなことを言うおばあさんに
戸惑いながら心を寄せる。
今でいう認知症だろうか?
この
絵ときゾウの時間とネズミの時間 本川達雄文 あべ弘士絵
今回のテーマは「老人と子ども」全5冊
子どもと老人は結構近い存在であると思う
dreamerという共通項を持ち
より良く生きたいと模索するものとして
本の中で探してみたい。
過日の日経の歌壇に
「君たちはどう生きるのか
年齢を問わない問いが
死ぬ迄続く」(二宮正博)という歌があった。
その1冊目です。
絵ときゾウの時間とネズミの時間
本川達雄文 あべ弘士絵地球にはいろいろな大きさの生
字のないはがき 向田邦子原 角田光代文・西加奈子絵
世界各地で戦争が今も続いています。その中でいつも犠牲になるのは市井の人々、とりわけ弱い子供たち これから、”疎開と図書館と子ども”をテーマに3冊紹介させてください。3冊目です。
戦争が激しくなり、私のちいさな妹も疎開するなった。
まだ字が読めない妹のために
父は、数え切れないほどのはがきを用意した。
全てのはがきのあて名に
自分の住所と名前を書き元気な日は
○を書いてポストに入れるように話し
図書館がくれた宝物 ケイトk・アルバス
世界各地で戦争が今も続いています。その中でいつも犠牲になるのは市井の人々、とりわけ弱い子供たち これから、”疎開と図書館と子ども”をテーマに3冊紹介させてください。2冊目です。
戦時下のロンドン。
ずいぶん前に 父母を亡くした12才のウィリアム、
11才のエドマンド、9才のアンナの3兄妹は
今また 祖母も亡くし身寄りをなくした。
保護者となる後見人を見つけなければならなくなった。
ロンドンを離れ
おやすみなさいトムさん ミシェル・マゴリアン
世界各地で戦争が今も続いています。その中でいつも犠牲になるのは市井の人々、とりわけ弱い子供たち これから、”疎開と図書館と子ども”をテーマに3冊紹介させてください。1冊目です。
第二次世界大戦中のイギリスの疎開児童をめぐる物語。
戦争が激化してきたロンドンの子どもたちの田舎へ疎開が始まった。
ウイリアムという名の少年は、骨と皮のようにやせ細り、
何に対してもおどおどとしていた。
一方、預かり先の
カラスはけっこう人気者? #4 カラスの教科書 松原始
カラスはけっこう人気者?カラスシリーズ全4回の4回目
最終回ではカラスたちの生態を探ってみよう
※カラスの教科書 松原始
これは教科書ですが、固苦しい教科書ではありません。
カラスが好きで好きで大学の先生になってしまった
先生の「狂歌書」です。
この本を開くと読む者を惹きつけてやまない
文と絵が登場する。カラスはなにか不気味だ。
ところが、先生曰く、カラスはグルメでマヨラーという。
そう言わ
カラスはけっこう人気者?#3 シートン動物記 銀の星 ~あるカラスの物語~
カラスはけっこう人気者?カラスシリーズ全4回はじめました
今日はその第三回です。
※銀の星 ~あるカラスの物語~ アーネスト・トムソン・シートン
動物記で有名なシートンの作品である。
「銀の星」と名付けられた賢い年寄りのカラスの物語。
銀の星の一隊は200~300羽ほどであった。
銀の星は統率力のある頭のいい隊長であった。
又いい教師でもあった。
若者たちに「異常なし」「気をつけろ」「危
カラスはけっこう人気者?#2 北極カラスの物語 C.W.ニコル
カラスはけっこう人気者?カラスシリーズ全4回はじめました
今日はその第二回
※北極カラスの物語 C.W.ニコル
北極圏に住む野生動物たちはいつも飢餓感を抱えている。
オオカミ、キツネ、ウサギ、レミング・・・
北極ガラスのゴンはそれぞれの動物たちの関わりを
俯瞰してみている。
子ギツネのコロンと天敵であるオオカミのグルーガ
との奇妙な関係がいつしか変わっていく。
グルーガの心にコロンを思うやさし