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「守教」帚木蓬生「沈黙」遠藤周作
「守教」(帚木蓬生著)と「沈黙」(遠藤周作著)
キリスト教弾圧の歴史は450年余続いた。
その時代を縦軸に隠れキリシタンの生き方を横軸として
この2つの物語は始まる。
まずは「守教」
1570年 一万田右馬助は大友宗麟の命を受け
筑後高橋村の大庄屋となる。
右馬助と麻夫婦には子どもがいなかった。
捨て子だった男の子を養子とした。
その養子を米助と名付けた(後に平田久米蔵となる)
この村にパードレ
ヴィンデビー・パズル
久方ぶりに ロイス・ローリーを読んだ。 矢張り、魅了された。
1952年ドイツの湿地で一体の遺体が発見された。
およそ2000年前の13才の少女の遺体であった。
少女は肩口に小動物の毛皮をまとい、目かくしをされていた。
その他には何も身につけていなかった。
暴力を振るわれた形跡はなかったが、なぜか左側頭部の毛が
刈り取られていた。
わたし(著者)はこの少女を「エストリルト」と名付け、判明した事実
潜水服は蝶の夢を見る
7年前 左薬指の手術を受けた。術中 私の意識は、はっきりしていた。
看護師の「終わりました」という言葉で
自分の左腕の信じられない重さに驚かされた。
私が統べることが出来た自分の身体とは思えなかった。重たかった。
この重さを伝えてくれた本を、20年以上前 読んだことがあった。
以来、この本を探していた。
偶々読んだ「緘黙」(春日武彦著)に1940年コネチカットの富豪が、
息子のために潜水服を特注し
タチ~はるかなるモンゴルをめざして
最近 児童書の古典を再読している。多くの児童書に心ときめいたが
その中から紹介したいと思う。
絶滅したと思われていた蒙古野馬の話である。
モンゴルの少年バリュートが、この蒙古野馬の群れを発見したことにより 世界中の動物学者がこの種を絶やさないように 各国の動物保護区で保護しようと動き出す。
「タチ」と名付けられたこの馬は四角ばった顔と強そうな毛がもしゃもしゃした先史時代の馬そっくりだった。タチ