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カラスはけっこう人気者?#3      シートン動物記           銀の星 ~あるカラスの物語~

カラスはけっこう人気者?カラスシリーズ全4回はじめました
今日はその第三回です。

※銀の星 ~あるカラスの物語~ アーネスト・トムソン・シートン   

動物記で有名なシートンの作品である。
「銀の星」と名付けられた賢い年寄りのカラスの物語。
銀の星の一隊は200~300羽ほどであった。
銀の星は統率力のある頭のいい隊長であった。
又いい教師でもあった。
若者たちに「異常なし」「気をつけろ」「危ない」
などの鳴き方(カラス語)を教えた。実際本の中には
五線譜が書かれ、上記のカラス語が
音符と共にCaw Caw, Ca,  Caw,と書かれている
数も6語まで数えられれば上等であったが、
銀の星は30くらいは数えられた。
推察力もすごかった。ある日
口にくわえていたパンを水の流れに落としてしまった。
流れの先には小さなトンネルがある。
そこで銀の星はトンネルの出口で待っていた。
流れてきたパン拾い上げ得意そうに飛び立った。
隊長は若者たちにあらゆることを教えた。
銀の星隊長はカラス語叫ぶ。「飛べ!」
若いカラスは隊長の後をいく・・・

シートンは野生動物が好きだった。
有名な「狼王ロボ」「灰色ぐまワープ」なども
読んでもらいたい。シートンがいかに
野生動物を愛し、その生き方を尊敬持っていたことか。
今 人間のせいで、野生動物の中で絶滅の危機にある種が
多々ある。紛争、森林伐採などによる温暖化
この地球に住んでいるのは人間ばかりではない。
シートンが生きていたら、どれほど嘆いたことか。
今から、ここから始めたい。


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