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読書日記・本に影響を受けまくる

10月17日(火)

内藤浩哉さんの『学校や塾へ行かずに、いかにして4人の子どもたちは独学力を身につけたのか?』の中に、書写の話があった。

書写を原稿用紙3000枚ぐらいすると、文章を書くことに悩まなくなると書いてあって、そんな夢みたいなことが現実にあるの??? と期待が大きくふくらんだ。さっそく書写してみよう!と思ったものの、手元に原稿用紙がないので、使っていなかったノートに縦書きで書写することにした。とにかく書いて書いて書きまくってみようと決意。

10月18日(水)

息子にバナナを買ってきたのに、バナナを食べないと言われたのでバナナケーキを作ってみることにした。とにかく料理と名のつくものに苦手意識のある私が、ネットで検索したレシピを頼りに、なんとかケーキっぽいものを作ってしまえるようになったなんて、自分で自分が一番驚いている。

出来上がったケーキは見た目も普通のケーキで、夫に「ちょっと!!見てよこれ!!私ったらケーキなんて焼いちゃってさあ、素敵な奥さんみたいじゃない??」と言ったら、「そうだね(一切の興味を失った顔で棒読み)」と返答があった。君の愛する妻が人生で初めてケーキっぽいものを焼いたのだから、心を込めて対応しようとは思わないのかね?(面倒くさい妻)

10月19日(木)

落合陽一さんの『忘れる読書』を読んでいたら、落合さんが大学生の頃、当時の教授から「岩波文庫を100冊読みなさい」と言われ、実際に100冊読んだという話があった。

 さすがに100冊読むと、他の本を読む時の理解度が格段に上がりました。さらに、物事を理解するスピードも速くなりました。

『忘れる読書』より引用

理解度が上がるなら、ぜひとも岩波文庫を100冊読んでみたい!!! と思ってみたものの、しかし岩波文庫って思った以上に冊数があるので、いったいどこから手をつけたら良いのか途方に暮れた。果たして、岩波文庫を手に取る日は来るのだろうか。

10月20日(金)

アンソニー・ホロヴィッツさんの『ナイフをひねれば』を読み終わる。殺人の容疑をかけられて逮捕されたホロヴィッツ氏。どんどん出てくる証拠や、ホロヴィッツ氏が犯人だと疑わない警察とのやり取り。犯人じゃないといくら否定しても信じてもらえない状況に、こちらまで追い詰められていく気持ちになってハラハラした。

ホロヴィッツ氏は一体どうなるの??? と読み進め、事件の真相が暴かれた時には「え?まさか???」の驚きが隠せず、やはりホロヴィッツさんの小説はスゴイ!という語彙力も何もあったもんじゃない感想になった。次作も楽しみ!!!!!

10月21日(土)

『戦争は女の顔をしていない』のコミック版を読んだ。一気に3巻まで読んだんだけど、戦場で悲惨な状況を目の当たりにしてきた女性たちが、言葉をどんどん失い喋ることもできなくなっていく当時の状況と同じように、私も1巻の終盤あたりから言葉を失いかけ、これは一気読みする作品ではなかった!と気づいたものの、しかしこの壮絶さを無かったことにしてはいけないんだろうなという、謎の使命感に燃えて一気読みしてしまった。心はとてもブルーになったけれど、この本を読めたことは後悔していない。

10月22日(日)

珍しく犬が私に近づいてきて、スリスリと体を寄せてきたので、ビックリしながらも嬉しくてたまらず、鼻の下を伸ばしながら犬を存分になでていたら、犬はさっさと離れていった。一瞬でもそばに寄ってきたことが嬉しかったのでルンルンしていたのだけど、犬が体をすり寄せてきた場所に黒い塊を発見。これは!! 犬の目やにでは!??? まさかこの目やにを取るために、私の体を利用したっていうのかい??? なんて頭のいい子!!(親バカならぬ飼い主バカ)

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