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政治・経済・外交・軍事

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広い意味では経済──経世済民──も外交も軍事も、政治の一部ですが。
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#野党共闘

東京新聞が菅直人元総理批判?

東京新聞が菅直人元総理批判?

◉ある意味で、朝日新聞や毎日新聞よりも、もっと左寄りの新聞とみなされる東京新聞が、武蔵野市長選で立憲民主党・共産党・れいわ新選組・社民党・武蔵野生活者ネットワークが支持する、元市議の笹岡裕子候補の敗北で、菅直人元総理大臣を批判する 論調の記事を掲げています。いつもの内ゲバにも見えますが、それだけではないような気もしますね。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、武蔵野プレイスの写真だそうです

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立憲民主党・泉代表が連合芳野会長に接近

立憲民主党・泉代表が連合芳野会長に接近

◉立憲民主党もさんざん迷走して、ようやく本来の支持層に快気したのでしょうけれど、なんだかなぁです。立憲民主党を第二共産党にすべく暗躍した、野党共闘路線ですが。行き着く先は、旧社会党が社民党になって、野党第一党から泡沫政党あっという間に転落した歴史を辿るだけでしょうし。でも、本多平直衆院議員を性交同意年齢についての発言を捻じ曲げてスキャンダル化し、追放した時点で、もう活動家に中枢部は乗っ取られている

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日本労働総連合会と野党と

日本労働総連合会と野党と

◉日本労働総連合会、通称〝連合〟の前会長である神津里季生氏が、インタビューに答えています。まぁ、ハッキリ言えば連合が自民党に近づいてる、なんてのは立憲民主党などの支持者の戯言。現実には立憲民主党がラディカル・フェミニズムに乗っ取られ、急速に極左化。自民党は逆に、一部の派閥や議員が左傾化して、連合の考えに親和性が高くなっただけ、という部分はありますね。ラディカル・フェミニズムは、共産党にも食い込んで

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政党支持率に見る参院選予想

政党支持率に見る参院選予想

◉今夏の参院選も、気が付くともうすぐですねぇ。衆議院選挙の時点では、まだまだ先の印象だったんですが。歳を取ると時間の流れが早い早い。で、時事通信社が比例代表の投票先を尋ねたところ。1位が自民党38.5%で、2位が日本維新の会6.3%、3位が立憲民主党6.1%、4位が公明党5.5%とのこと。野党第一党は維新の会になりそうですね。ちなみに共産党2.6%、国民民主党1.5%、れいわ新選組0.7%、社民党

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参院選は自民優勢か?

参院選は自民優勢か?

◉ああ、これは興味深い数字ですね。昨年の衆議院選挙で、野党共闘は大失敗に終わり、某法政大学教授が夢想したような政権交代どころか、立憲共産は大きく議席を減らし、むしろ維新の会が躍進したのですが。どうやら、現状のままだと今夏の参議院選挙も、同じ図式になる可能性が、高まっていますね。何度も書いていますが、そもそもの政党支持率はずっと自民党が安定して高いのですから、革新系野党には付け入る隙きは少なく、自分

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町田市長選挙と参院選

町田市長選挙と参院選

◉町田市長選挙、都民ファーストと公明党推薦で現職の石阪丈一氏が5選を果たし、5万3323票の圧勝。2位は自民党推薦の吉原修候補で3万6632票、3位は維新の会推薦の奥澤高広候補で3万1011票、立憲民主党・共産党・社民党・れいわ新選組・生活者ネットの推薦で野党共闘の清原理氏は、2万2780票で4位。東京都は言え町田市、ただの地方選挙でしかないですが、今夏の参院選を占う上で、興味深い数字になってしま

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連合芳野友子会長が小渕優子議員と会食

連合芳野友子会長が小渕優子議員と会食

◉ツイッターで何やら、連合批判が沸き起こってるな……と思ったら、立憲・共産党支持者などからの、批判でした。理由は、芳野友子会長が自由民主党の小渕優子議員と会食したから、だそうです。いや別に、会食ぐらいしたっていいでしょうに。昨年の衆議院選挙での野党共闘の大敗を見ても、立憲民主党が経済軽視・ジェンダー重視の政策から方向転換をしないのであれば、連合としては支持はしづらいですよね。

【連合会長が自民・

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共産党抜きの野党共闘

共産党抜きの野党共闘

◉昨年の衆議院選挙、野党共闘の大失敗によって、二つの事が判明しました。ひとつは、ジェンダー平等を掲げる和製フェミニストたちが、思った以上に票を持っていないということ。もうひとつは、共産党が思った以上に、一般大衆から警戒されているということ。そこがハッキリした結果、野党は共産党外しと日本維新の会への接近と言う、実に生々しい政治力学が活動し始めてるようです。

【共産除き野党国対 維新参加で枠組み変化

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参院選でも野党共闘は大敗?

参院選でも野党共闘は大敗?

◉参議院選挙で、投票したい政党や投票したい候補者がいる政党の世論調査が、日経新聞に出ています。結果は自民党43%・維新の会16%・立憲民主党10%・共産党4%・公明党3%とのこと。社民党はわかりませんが、たぶん1%あるかないかでしょう。れいわ新選組と合わせても、16%ぐらいが上限でしょうか? 自公の与党に保守系の維新を加えて62%で、改憲に必要な67%以上を確保しそうですね。もちろん、机上の空論で

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連合が反共産党姿勢明確に

連合が反共産党姿勢明確に

◉連合は立憲民主党を共産党から引き剥がし、国民民主党と再合流させたいようですが。連合設立の経緯を考えれば、これは当然といえば当然。先の衆議院選挙でも、野党共闘が野党共倒に終わったわけで。このまま行けば、来年の参議院の選挙でも、立憲民主党や共産党、社民党は議席を落としそうです。それこそ、辻元清美議員や池内さおり議員レベルの大物が、落選しそうです。齋藤蓮舫議員や福島瑞穂議員とか。

【連合・芳野会長「

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支持者にも見放された野党共闘

支持者にも見放された野党共闘

◉自民党が過半数を大きく超える議席を獲得した理由について、立憲支持層の70%が「野党に期待できないから」と回答。これは重いですね。自民党支持者ではなく、立憲民主党の支持者の70%って、政治家の体感的にはほぼ全員でしょう。朝日新聞が、選挙期間中から野党――特に立憲民主党から距離を置く仕草を見せていたのですが。右にフラフラ左にフラフラとする朝日新聞のこの芸風を、故勝谷誠彦氏は〝築地をどり〟と呼んでいま

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野党共倒ショック続く

野党共倒ショック続く

◉野党共闘で政権交代! と吹き上がっていた人たちが、大敗のショックに愚民や民度と口走る、なんとか良い数字を持ち出して失敗じゃなかったと強弁する、八つ当たりのようにバトルを始める人、まぁ酷いもんです。自民党を批判しても、野党の特典になるわけもなく。その批判も、モリカケ桜にコロナ対策、経済政策は具体性がないものばかりで、勝てると思ってるほうがどうかしています。「他人を批判しても自分が偉くなるわけじゃな

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支持者にも批判された野党共闘

支持者にも批判された野党共闘

◉立憲民主党の支持者の54%が、野党共闘見直しとの意見。当然っちゃあ当然ですよね。ハッキリ言えば、共産党との共闘はやめろ、ということでしょ、これは。自分のような保守系の人間でも、「これで勝てるとか政権交代とか、大丈夫か?」と心配したレベル。結果は、御存知の通り。これを主導した人間は、何らかの形で詰腹を切るべきでしょうね。ハッキリ言えば、福山幹事長、彼がフラワーデモなどジェンダー界隈を党内に引き込み

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野党再生の可能性

野党再生の可能性

◉衆議院選挙は、ある意味で世代交代の選挙だたった面がありますね。もちろん、大物で当選した人もいますが、甘利・小沢・辻元・石原と言った名前のある議員の選挙区での落選は、その感を強くしました。維新の会が躍進し、野党共闘は野党共倒になってしまったのですが、ここからどうやって野党は再生するのか? 批判ばかりする野党を日頃から批判してるので、建設的な提案をしてみたいと思います。自公も改善すべき点は山ほどある

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