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政党支持率に見る参院選予想

◉今夏の参院選も、気が付くともうすぐですねぇ。衆議院選挙の時点では、まだまだ先の印象だったんですが。歳を取ると時間の流れが早い早い。で、時事通信社が比例代表の投票先を尋ねたところ。1位が自民党38.5%で、2位が日本維新の会6.3%、3位が立憲民主党6.1%、4位が公明党5.5%とのこと。野党第一党は維新の会になりそうですね。ちなみに共産党2.6%、国民民主党1.5%、れいわ新選組0.7%、社民党0.5%と、社民党がれいわ新選組にも負けて、革新系政党の凋落が浮き彫りに。

【参院選比例投票先、自民38% 維・立・公続く―時事世論調査】時事通信社

 時事通信の5月の世論調査で、夏の参院選比例代表の投票先を尋ねたところ、自民党が38.5%(前月比1.1ポイント増)でトップだった。日本維新の会6.3%(同2.3ポイント減)、立憲民主党6.1%(同0.9ポイント減)、公明党5.5%(同1.7ポイント増)が続いた。

ヘッダーは時事通信社の関連リンクページより、政党支持率の一覧表です。

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■野党共闘は大敗■

昨年の衆議院選挙ではマスコミの肩入れと、Twitterなどの工作アカウントのおかげで、ジェンダーが選挙の争点になったと騒いだ野党共闘陣営でしたが。自分のような市井のボンクラでさえ、政党支持率見てれば野党共闘失敗、自民党微減ぐらいは見抜けたのに。内閣支持率なんて八つ当たりみたいなもんで、失政がなくても平気で下がりますから。開票速付が出るまで、大勝する・悪くても微増と思いこんでいた某法政大学教授のような方も、いたわけですが。

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現実には、テレビ朝日系列のANNの事前調査でも、最も重視する政策でジェンダー・多様性を上げた有権者は、わずか3%ですから。装填にもなんにもなっていません。原発・エネルギー政策でさえ、15%あるのに。それだって、経済・財政政策の54%には遥かに及ばないんですから。ロシア連邦軍によるウクライナ侵攻が起きた今なら、外交・安全保障の28%は40%とかに跳ね上がるでしょうし、エネルギー問題はもっとでしょう。左派マスコミには都合が悪いので、同じ項目では調査しないでしょうけれど。

■政党支持率では自民圧勝■

自分が重視している政党支持率に関しては、自民党が安定しているのに対して、ついに立憲民主党が支持率2.7%で、自由民主党・公明党・日本維新の会に次ぐ4位に転落です。自民党の29.5%の支持率に対して、立憲・共産・社民の3等の合計でも4.9%と、5%にも届きません。支持政党なしが54.1%ですから、この無党派層は自民党に流れるか、投票しないでしょうから、政党支持率×1.85ぐらいが実際のところでしょうね。自民党が強すぎると、選挙後にまたぞろ増税を言い出してくるんですけどね。

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個人的には、政策本位の国民民主党の支持率が上がらないのが、残念です。中道左派の票の、受け皿として期待していますから。立憲民主党がラディカル・フェミニズムにすり寄り、共産党もそれに同調しているのですから、もう極左の領域。本人らは、自分たちは中道左派どころか、絶対正義と思ってそうですが。国民民主党が共産党以上、できれば現在の立憲民主党ぐらいの支持率になれば、日本赤軍の某幹部が逮捕された大阪府の某市が地盤の某前科者元議員の、参院選比例での復活も阻止できるでしょうけれど。

■野党第一党争い■

立憲民主党は、自民叩きよりも維新叩きのほうが、マスコミに露出しやすいと気づいたのか。そっちにシフトしていますね。それは、水道橋博士を担いだれいわ新選組も、同じですが。もう、自民党には勝てないという、敗北主義ではありますが同時に、現実的な選択ではあります。個人的には、緊縮志向の維新の会は、あまり支持できないんですよね。自分は保守系ではありますが、国粋主義者でもないので。でも、野党の維新叩きは、維新の躍進を準備するでしょう。

昔、専修大学で裏口入試スキャンダルが起きたとき、当時は専修大学教授だった松浪健四郎先生が、マスコミの洗礼を浴びた大学は受験希望者が増えると、SL出版会の本で語っていて、実際そうでした。早稲田大学も、スーフリ騒動の翌年には受験者数が増えましたし。維新を叩けば叩くほど、結果的に維新を宣伝することに。悪名は無名に勝る。野党第一党は維新の会で、立憲民主党は第二党は確保できても、大物議員の落選でダメージを受けると、予想しておきます。当たるも八卦当たらぬも八卦~。

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