Makoto Sawada

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最近の記事

パンナム

パンナム、今はPAN選手権と呼ばれていますが中井先生的には全米選手権。 パンナムという呼称がパンアメリカン航空との絡みでPANに変更されたそうな。 ちなみにパンアメリカンはもうすでに破綻してましたがその後もグループ会社が商標を保有しているそうです。 このPAN選手権が来週末アメリカ、フロリダ州で開催されます。 今回はビビアーノ・フェルナンデスの柔術復帰とかいろいろありますがそれはまた別の機会に。 僕は2004年に初めて参戦して以来、2010年までは毎年参戦していました。

    • 残念なお知らせ

      当ジム、ドラゴンズデン所属の黒滝裕紀さん令和6年2月28日享年49にてご逝去されました。 ご冥福をお祈りするとともに謹んでお知らせ申し上げます。 黒滝さんは前身のパラエストラ川越時代、開設した2005年12月から通ってくれていた最古参メンバーの一人でした。 18年もの間通ってくれて、試合もたくさん出場してその長い時間を共に過ごした生徒というよりも家族、戦友でした。 僕は1974年生まれの74組、同い年ということもあって勝手に特別な感情があって絶対に黒帯にしたい人の一人でし

      • ブラジリアン柔術試合予定 2024ver.

        よくどの大会に出場したらいいのかという質問を受けます。 JBJJF日本ブラジリアン柔術連盟やIBJJF国際ブラジリアン柔術連盟では大会ごとにランクづけしており大会の格式を示しています。 別に掲載しますが自分の昇帯基準もこのランクを参考にしています。 2024年の大会をざっくり載せてみましたので試合出場や目標設定の参考にしてください。 おすすめ度については開催地、大会ランクなどから★をつけてます。★が多い大会ほど評価が高くなります。 2024年3月1日現在 ※5.25の大会が全

        • スパーリングについての話

          今日はスパーリングについての話をしたいと思います。 格闘技を練習するにあたって一番楽しい練習がこのスパーリングなんじゃないかなと思っています。 練習してきた技が相手にかかったりしたら楽しいのはもちろん、うまくいかなくてやられていてもなぜか楽しい不思議なスパーリングの時間。 でもたまにあんまりスパーリングしたくない人種がいるのも事実です。 どんな人種? ①練習と試合の区別がつかない人。 ②体重差、実力差がある場合でもお構いなしに全力でやる人。 ③ルールを知らない人。 誤解

          ワールドマスター2023 相見編

          ワールドマスター。 海外での試合挑戦には費用はもちろん、さまざまなハードルが存在します。 そんなハードルを乗り越えて参戦する。 そこには一人一人にドラマがあると思うんです。 今回はドラゴンズデンで今年唯一の優勝者である相見秀樹さんを紹介します。 ワールドマスターで優勝した相見さんを茶帯に認定しました。 空手の先生でもある相見さんとの出会いは現トライフォース大島代表の石毛大蔵さんが一緒に練習していたころに紹介してくれた時でした。 体幹の強さもあって白青はほぼ無双。 紫帯で

          ワールドマスター2023 相見編

          ワールドマスター2023への道 最終章1

          Jiu Jitsu NERDさんの記事より。 僕のワールドマスター2023は決勝戦で昨年の決勝と同じ相手にP2-2 AD0-2でリベンジを許し準優勝となりました。 橋本欽也さんの写真が全てを物語っています。 にしてもいいやられっぷりの写真。 試合結果はともかく、この一年、ラスベガスの地に立てた試合出来たこと全てに感謝します。 目標であった全日本制覇→アジア制覇→世界制覇は叶いませんでしたがこの負けをまた次につなげてチャレンジしたいと思います。 それではこのラスベガス遠

          ワールドマスター2023への道 最終章1

          ワールドマスター2023への道2 〜アジア選手権〜

          じつに2019年以来となるアジア選手権が愛知県武道館で開催されました。 アジア選手権は自分が目標とするワールドマスターと同じく国際ブラジリアン柔術連盟、IBJJFの主催大会になる大会です。 7月7日から9日の三日間、名古屋の愛知県武道館で開催されました。 IBJJFの主催大会ということで進行など様々な部分が国際方式になります。 普段JBJJFの大会に慣れていると“!?”となる場合が多いIBJJF主催大会。 例えば試合進行。 JBJJFの場合はあらかじめリリースされている

          ワールドマスター2023への道2 〜アジア選手権〜

          ワールドマスター2023への道

          僕は毎年目標を決めてそれに向けて生きていく生活をしています。 格闘技を始めたころは先輩や仲間と一緒になんとなくプロになれたらいいな的にやってました。 柔術はそのためのトレーニングの一環だったのですがいつしか柔術が目的になり、海外で試合してからは海外で結果を出すことが目標になりました。 ブラジリアン柔術の世界選手権(年齢制限なし)では結果的に表彰台に登ることは叶いませんでした。 こちらは出場するのにポイント制が導入されたこともあり2014年を最後に断念。 翌年の2015年に新

          ワールドマスター2023への道

          柔術という競技名について

          Yahooニュースで地方から世界大会を目指す若者の記事を目にした。 記事はその若者がブラジリアン柔術の世界大会を目指しているという内容でした。 が、記事中で『試合で使うラッシュガード』との記述がありました。 それ、スポーツ柔術じゃん!と思いました。 ぶっちゃけ若者が世界を目指して頑張っているという記事としてはなんら問題はないと思います。 しかしながらYahooニュースで競技名を間違えるというのはどうなんだろう? これはスポーツ柔術関係者に失礼だと思う。 柔術とは? ブラジ

          柔術という競技名について

          試合に出る理由

          柔術の道場を2005年暮にはじめて現在に至ります。 今年で49才になるんですが先日長尾さんに写真を撮ってもらうことになってよく試合に出ますねって聞かれました。 試合に出る理由? ぱっと出てこなくて。 実はいろいろいろんなところで聞かれます。 その時はうまく?はぐらかすようななあなあな回答をしていたんですが。 その後、長考してやっと出た答えがこれ。 【自分が練習したかったから。】 格闘技を始めた当時はお茶の水の大学に行っていて初めて通った道場が運良くすぐ近くでした。

          試合に出る理由

          道着チェック厳しいよ問題

          最近Twitter界隈で賑やかになってるJBJJF大会での道着チェック厳しいよ問題。 個人的に思うことを書いてみました。 まず厳しいと言われているレギュレーション。 JBJJFの大会で道着チェックに実際に引っかかったものの多くはルールブックを読んでいれば防げるものが多い印象です。 逆にTwitterで言われているものは実際に試合で使えなかったものというよりはチェック係の方に次は使えないかもやレフリーにダメと言われるかも的な感じで言われたことが多いのではないでしょうか?

          道着チェック厳しいよ問題

          アジア選手権、名古屋で開催

          ついにIBJJFアジア選手権が今夏に帰ってくる。 場所は愛知武道館。 名古屋開催です。 思えばコロナ禍以前の2019年に東京武道館で開催されて以来、入国制限やらなんやらで開催が見送られてきました。 IBJJF世界選手権、通称ムンジアルには現在黒帯はIBJJF主催大会で入賞したときのみに与えられるポイントが規定値以上ないと出場することができません。 そのため海外で開催されるIBJJF主催大会に出場することが必須となっています。 アジア選手権はランク3という中規模大会ですが優

          アジア選手権、名古屋で開催

          団体優勝

          久しぶりの連投になりますがご容赦ください。 今年の全日本マスター柔術選手権大会はパラエストラが団体優勝で幕を閉じました。 中井先生、パラエストラ関係者の皆様、おめでとうございます。 実は昨年のJBJJF団体ランキングTOP10を見て僕は悲しい気持ちになってました。 その理由はそこに古巣パラエストラの名前どころか支部名もなかったからです。 ドラゴンズデンはパラエストラ川越としてかつてはパラエストラのなの元に選手にトップチーム入りを目指させ団体優勝に貢献してもらい中井先生の

          同門対決

          2月26日に横浜武道館で行われた日本ブラジリアン柔術連盟主催の全日本マスター柔術選手権。 僕は黒帯マスター4ルースター級決勝でドラゴンズデンの同門、中村くんと試合をしました。 ブラジリアン柔術では同門シェアという慣例みたいなのがあって同門の選手同士は試合をしない、みたいなのがあります。 自分は中井祐樹先生の元パラエストラで育ったきました。 パラエストラでは同門シェアなんてものはなく常に同門対決です。 そんな中で育ってきたのでその流れを汲むドラゴンズデンでも同門対決を推奨し

          同門対決

          柔術界の話題あれこれ

          昨年末ぐらいからTwitterで話題のことについてドラゴンズデン澤田真琴としてのポリシーを書いてみました。 今回は・柔術世界チャンピオンがいっぱい問題について。 自分は2004年にはじめてWorld Jiu-Jitsu IBJJF Championship、通称ムンジアルに紫帯で挑戦し黒帯では2008年から出場しました。 途中2011年と2012年は家族の病気で不出場でしたが2014年まで9回出場し、2008年と2010年のベスト8が最高成績でした。 僕が考えるブラジリア

          柔術界の話題あれこれ

          日本から世界へ

          今、サッカーはワールドカップが開催されてます。 負けると思われていたドイツ戦の勝利、勝てると思ったコスタリカ戦の敗北とまさに一喜一憂しちゃうのが面白いです。 簡単に勝てないのが世界。 ドイツに勝ってそれを忘れてしまったんじゃない? それでもスペイン戦はなんとか頑張ってもらいたいので応援してます。 サッカーの代表戦で思い出すのは2005年のコンフェデレーションズカップ。 2006年にドイツワールドカップを控えたプレ大会で日本はブラジルと対戦。 僕はちょうどそのときブラジルのマ

          日本から世界へ